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「ご相伴にあずかる」の意味・読み方を正しくマスターせよ!

「ご相伴にあずかる」は「ごしょうばんにあずかる」と読みます。
「相伴(しょうばん)」は誰かと一緒に何かをすること、特に人と一緒に飲食することという意味がありますので、「ご相伴にあずかる」は、人に付き合って一緒に飲食することや、人の好意や恩恵を受けることを表す言葉として使われています。
例を挙げると、上司が取引先との会食に招いてくれて、自分もその席で食事をしたときに「昨日は部長のご相伴にあずかりました」などと用います。
単純に「ごちそうになった」という意味だけでなく、自分も一緒に楽しませてもらった、誰かのおかげでその場に加わって良い時間を過ごしたといったニュアンスが含まれます。
♦︎「ご相伴」の「相伴」って何?
ところで、「ご相伴」の「相伴」はどんなニュアンスの言葉だと思いますか?
普段はなかなか使わない表現だけに、この機会に意味をマスターしておきましょう。
「相伴」は、「相」と「伴」に分けて考えると少しわかりやすくなります。
「伴う」は、「一緒に行動する」「付き添う」という意味なので、「相伴」をざっくり言えば「一緒に何かをすること」と表現できます。
たとえば、主役が自分ではない食事会に参加して「私も一緒にいただきます」というときには、単純に「一緒にいただきます」と伝えるよりも「ご相伴にあずかる」と表現したほうが適切なニュアンスを伝えやすいでしょう。
「便乗して食べます」という意味に近い部分もあるものの、「便乗」よりもはるかに丁寧で、相手への敬意や感謝が含まれている表現です。
【疑問】「ご相伴にあずかる」は食事以外にも使えるの?
「ご相伴にあずかる」は、もともと一緒に飲食することに関係する言葉ですが、現在では、人の好意や恩恵を受けるという意味でも使われています。
たとえば、会議やミーティングに参加した際の「先輩のおかげで、私までご相伴にあずかることができました」ならば、先輩が得た機会や恩恵に、自分もあやかることができたというニュアンスに。
つまり、必ずしも食事の場面であるとは限りません。
ただし、どんな場面でも「ご相伴にあずかる」と言えばよいわけではなく、「一緒に楽しむ」「恩恵を受ける」というニュアンスがあるシーンで用いられています。
「ご相伴にあずかる」は疑問が多い言葉… 間違えやすい注意点は

ところで「ご相伴にあずかる」は、疑問が湧きやすい言葉でもあります。
Oggi世代がよく感じがちなクエスチョンをまとめました。
♦︎疑問と注意点:「ご相伴にあずかる」の「あずかる」は「預かる」?
これは、かなり間違えやすいポイントのひとつ。
「ご相伴にあずかる」の「あずかる」は「預かる」ではありません。
正しくは「与る」で、“あることに関係する、参加する、恩恵を受ける”といった意味がある言葉です。
実務で使うときには「ご相伴にあずかる」とひらがなで書く機会が多いのですが、漢字で書くならば「ご相伴に与る」が正解です◎。
♦︎疑問と注意点:「ご相伴にあずかる」と「ごちそうになる」は違う?
「ご相伴にあずかる」と「ごちそうになる」は、どちらも食事に関係するシーンで使われる言葉ですが、ニュアンスには違いがあります。
「ごちそうになる」は、シンプルに相手に食事代を負担してもらうことを表しているのに対して、「ご相伴にあずかる」は、その場に参加させてもらうといったニュアンスも含む言葉。
たとえば、上司にランチをごちそうになった場面で「上司にランチをごちそうになった」なら“上司が支払ってくれた”という意味が中心ですが、「上司のご相伴にあずかった」ならば“上司に同行して、一緒に食事をする機会を得た”というニュアンスが加わります。
♦︎疑問と注意点:カジュアルな場では硬く聞こえやすい?
カジュアルな場面で「ご相伴にあずかる」を使えるのかも、気になるところ。
結論としては、やや硬い印象を醸すのは否めません。
たとえば、同僚から「私が招待するから、あのお店に行こうよ〜」と誘われたときに、「では、ご相伴にあずかります」と答えると、間違いではないけれどちょっと大げさな雰囲気に。
このような場面では「じゃあ、お言葉に甘えて♡」くらいのほうが自然でしょう。
言葉は、相手との距離感や場面に合っているのかも考えながら使うのが正解!
「ご相伴にあずかる」の類語・言い換え表現をチェック
文章の雰囲気に合わせて、使いやすい言い換え表現もマスターしておきましょう。
♦︎「恩恵にあずかる」
食事に限らず、誰かのおかげで利益や恩恵を受けたときに使える言い換え方。
「私もその恩恵にあずかることができました」などと用います。
「ご相伴にあずかる」よりも、一般的なビジネス表現として使いやすいでしょう。
♦︎「あやかる」
誰かのよい影響を受けたり、何かの恩恵を受けたりするときに使える言い換え表現です。
「私もその幸運にあやかりたいです」などと使います。
「ご相伴にあずかる」より柔らかい印象になるので、会話でも使いやすい表現です。
♦︎「お相伴する」
「相手と一緒に飲食する」という意味では「お相伴する」という言い方もあります。
ただし、「ご相伴にあずかる」と比べると使われる場面は限定的ですので、あくまでも食事をご一緒するときに使うのが◎。
「ご相伴にあずかる」を正しく使うためのワンポイント解説

Oggi世代が「ご相伴にあずかる」を使うときに感じがちな疑問を、Q&A形式で整理しましょう。
♦︎Q1:「ご相伴にあずかる」は敬語?
A1.へりくだって表現する言い方です。
敬語というよりも、相手の好意によって自分も飲食などの恩恵を受けたことを、へりくだって表現する言い方。
目上の人から食事に招かれたときなどに使えます。
♦︎Q2:「ご相伴に預かる」は間違い?
A2.間違いです!
漢字で書くならば「ご相伴に与る」が正しいので、「ご相伴に預かる」は間違い。
「預かる」は、「荷物を預かる」などと用いる別の意味の言葉なので注意して。
♦︎Q3:「ご相伴にあずかる」と「ごちそうになる」って同じですよね?
A3.完全に同じ意味ではありません。
「ごちそうになる」は、相手に食事を振る舞ってもらうこと、「ご相伴にあずかる」は、誰かに付き合って一緒に飲食したり、その人の厚意によって自分も恩恵を受けたりするニュアンスがあります。
そのため、完全に同じ意味ではありません。
「ご相伴にあずかる」は、誰かの厚意に“ご一緒させてもらう”言葉
「ご相伴にあずかる」には、「人と一緒に飲食する」「人の好意や恩恵を受ける」といった意味が含まれます。
実務でよく使われるのは目上の人から食事に招いてもらったシーンで、「昨日はご相伴にあずかりまして、ありがとうございました」などと用いられています。
ただし、日常生活で頻繁に使う言葉ではないのも確か。
相手に違和感なく使える場面を心得て、誰かの厚意にご一緒させていただいたシチュエーションでさらりと用いるのがスマートです◎。
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