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偉そうに見える人の典型的な7つの言動
まず、偉そうにばっかり言う人の典型的な言動をまとめていきましょう。
1. 何かにつけて「普通はさ」「常識的に考えて」と口にする
2. 相手の話を最後まで聞かないで結論を出したがる
3. アドバイスが多い
4. 共感が少ない or 示さない
5. 自分の経験だけが正解だと思っている口ぶり
6. 反論されると不機嫌になる
7. 反対意見を論破しようとする
こういった共通点があるものの、本人には偉そうにしている自覚がないパターンも多々。
むしろ「教えてあげている」「後輩を導いてあげている」といった親切心が潜んでいる場合もあるので厄介なのです。
偉そうになる心理を知って対処法を考える

偉そうに話す人が、どんな心理なのかを知っておくと対処法を考えるヒントにできます。
代表的な心理を整理します。
♦︎心理:自信よりも不安が強い
本当に心に余裕があれば、声を荒らげたり偉そうになる必要はありません。
つまり偉そうに話す裏には、自分が認められたい気持ちや軽く見られたくない焦りなどの“不安”が隠れているケースが多々。
相手を下に置き、自分の立ち位置を守ろうとしている心理が働いています。
♦︎心理:正論だけが価値だと考えている
偉そうな人の多くは、正解を出すことや間違いを指摘することを“価値”だと捉えている傾向もあります。
物事や意見に対して、すぐに優劣をつけたがるのも特徴です。
そのため会話は情報交換ではなく、まるで“査定”のような様相になりやすく、誰かの発言の粗探しをして揚げ足を取るような指摘も好みます。
正論を口にすることが自分の価値だと強く感じている人ほど、間違いを指摘することに快感を覚えがちです。
♦︎心理:相手を支配するのが勝ちだと思っている
「そうなのですね」とクッション言葉を使えば穏やかに終わる会話にまで「それは違いますよね」「だからダメなんだよね」などと、相手を否定して支配しようとする言葉が口をつきやすい傾向も。
コミュニケーション能力が不足しているようにも見えるものの、単純に目の前の相手と対等に関わることが苦手なケースも目立ちます。
常に上下関係を意識して相手を支配するのが「勝ち」、つまり人間関係では他者を支配するべきだという価値観も影響しがちです。これまで上限関係による評価を受けてきた環境にいた人ほど、無意識にこういった価値観がつくられやすいのです。
「偉そうに話す人」に狙われやすいタイプ

実は「偉そうに話す人」には、相手によって態度を変えるタイプも珍しくありません。
いつも偉そうにばっかり言う人から「この相手には、言いやすい」と思われれば、狙われやすいのも事実。
ターゲットにされやすいタイプを整理しましょう。
♦︎どんな話題でも、話を最後まで聞いてしまう
人の話を最後までちゃんと聞くのは長所であることに間違いありませんが、どんな話題にも途中で遮らずに相づちを打ってしまうと、都合よく誤認されやすいリスクが潜みます。
特に本当は納得をしていないのに、あたかも納得しているかのような顔で聞いてしまうと、相手は「受け入れてくれた」「言いたいことが伝わった」と誤解しやすいので要注意。
そのうちに、命令口調や指示口調でアレコレと関わってくるリスクが高まります。
♦︎反論を一切しない
衝突を避けるのは、ビジネスパーソンの美徳のひとつ。けれど、必要なときにまで衝突を避けてしまえば、立場の差を生むきっかけにもなりえます。
衝突は面倒ですし、言い合いをしても良い結果にならない場合もあるのは確か。しかし偉そうな人に対しても反論を一切しないままだと、都合よく誤解されるリスクが高まっていきます。
反論しないことと同意をすることは、まったくの別物。でも、きちんと言葉にしない限り、偉そうな人には伝わらないのです。
♦︎空気を悪くしたくない思いが強い
場の空気を守ることは、ビジネスパーソンとして必要な心得です。
けれど、我慢をしてまで言いたいことを飲み込むのはNG!
言い返したいのに言い返さないままにしてしまう人は場の調整役でもある一方で、相手に好き放題言わせるだけの関係が続いてしまいます。
表面上は穏やかな場が保てたとしても、関係がどんどん歪んでいきます。
「偉そうにばっかり言う人」との賢い接し方【3つのセオリー】

偉そうに話す人への接し方には、正解があります!
職場や取引先にいる、偉そうな人への賢い接し方をチェックしておきましょう。
♦︎張り合わないけれど、受け入れすぎない
相手の話を論破しようとすれば、同じ土俵に立ってしまいます。
ですので、少し柔らかい言葉を使いつつも相手の意見には同調しない意思を明確に伝えるのが正解。
「そういう考え方もありますね。私はこう思っています」と、相手の言い分をいったん受け入れたように聞こえるクッション言葉を入れつつ、線引きができると良いでしょう。
感情的にならず、淡々と伝えると◎。
♦︎会話の主導権を譲りすぎない
会話の主導権を譲りすぎてしまうと、延々と相手の独壇場に入ってしまいます。
たとえば、報告をしたいだけなのにそこに意見ばかりを挟み込んでくる先輩に対しては「今はまず、ご意見を伺うというよりも、こちらがお伝えしておくべきことを先に全部お伝えします」などと、目的をはっきりと伝えてしまうのも方法です。
♦︎割り切りの姿勢も大切
相手を変えるのは、至難の業。ですので相手を変えようとせずに「この人はこういう人」と割り切る姿勢も求められます。
偉そうに言う人は、自分が偉そうだと気づくまでは変わりませんから、こちら側が距離や時間、話題を調整して自己防衛を心がけましょう。
偉そうな話し方は弱さや自信のなさの裏返し
偉そうにばっかり言う人は、強いからそうしているのではなく、むしろ不安や承認欲求、余裕のなさが表面化しているにすぎません。
相手の話し方に威圧感を覚えたとしても、そこで劣等感を抱く必要はナシ。
もちろん、正面から受け止める必要もありません。
対等に話せない相手やこちらを尊重してくれない相手とは無理に深く付き合う必要はありませんから、大人の対応で余裕をもって接していきましょう◎。
TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき
ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。



