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2024.01.04

「一か八か」とはどういう意味?言葉の由来は賭博?例文や類義語・対義語もご紹介

一か八かは、運を天にまかせて大胆な行動に出るときに使う言葉です。賭博用語が言葉の由来とされ、その中でも諸説があります。本記事では一か八かの意味や語源、例文をご紹介します。類義語や対義語も解説するため、参考にしてください。

一か八かとは?

一か八かは、「いちかばちか」と読みます。結果の予想がつかないことを、運を天にまかせてやってみるという意味です。江戸時代の、賭博用語が言葉の由来とされています。

サイコロのイラスト

(C)Adobe Stock

勝負ごとや、後先がわからないことに取り組むときなどに使われる言葉です。ここでは、一か八かの由来や、なぜ1と8という数字なのかについて解説します。

■言葉の由来は賭博用語

一か八かという言葉は、江戸時代の賭博用語が由来とされています。説は2つあり、ひとつは「丁か半か」という用語からきているという説です。

「丁か半か」はサイコロをつかった丁半賭博で使う言葉であり、偶数を丁(ちょう)、奇数を半(はん)と呼びます。丁半賭博は、ツボに2つのサイコロを入れて降り、出した数の和が丁か半かを予想して賭ける賭博です。

この丁と半という漢字の上の部分にあたる「一」と「八」をとって、「一か八か」が生まれたとされています。

■一か罰かとも書く?

もうひとつは、賭博用語の「一か罰か」が一か八かに転じたという説です。「一か罰か」は、さいころの目に一が出るか、それ以外の目が出て罰となるかという意味です。

この説によれば、八は「罰」ということになります。この説であれば、八は「はち」ではなく「ばち」と読む理由を説明できるでしょう。また、罰は罰当たり(ばちあたり)など、「ばち」と読む場合もあります。

一(いち)か八(ばち)か
結果はどうなろうと、運を天に任せてやってみること。のるかそるか。「よし、—勝負してみよう」[補説]ばくちの用語で、「一か罰か」でさいころの目に一が出るかしくじるかの意とか、「丁か半か」の「丁」「半」の字の上部を取ったものとかいう。
『デジタル大辞泉』(小学館)より引用

一か八かの例文

一か八かを理解するには、例文が参考になります。ここでは、いくつかの例文をみていきましょう。

・彼は自分の全財産を投じ、一か八かの気分で会社を辞めて独立起業した

・一か八かの気分で競争率の高い企業にエントリーしたが、幸運にも内定が決まってホッとしている

・一か八かで出した企画案が、意外にも採用されて驚いている

・最初から無理と決めていては何もできない。まずは、一か八か行動を起こすことが大切だ

・とりあえず一か八か勝負してみよう。ダメだったら、また別の方法を考えればいい

一か八かの類義語

一か八かには、次のような類義語があります。

・清水の舞台から飛び降りる(きよみずのぶたいからとびおりる)
・のるかそるか

清水寺

(C)Adobe Stock

どちらの言葉も、「思い切って勝負に出る」「決断をする」という意味で一か八かと似ていますが、使うシーンは異なります。一か八かと合わせて覚えておけば、表現の幅が広がるでしょう。

ここでは、一か八かの類義語を2つご紹介します。

「清水の舞台から飛び降りる」

「清水の舞台から飛び降りる」とは、大きな決断をするときに使う言葉です。清水とは、京都にある音羽山清水寺のことを指します。

清水の舞台は清水寺の本堂の一部であり、前面に崖にせり出すように造られています。何度も戦乱などで焼失し、現在の舞台は1633年に建立されました。

清水寺のご本尊は「十一面千手観世音菩薩」で、人々を苦難から救うという信仰の対象となっていました。江戸時代には願掛けで清水の舞台から飛び降りる人が絶えず、その人数は234人であるという記録もあります。

清水の舞台は高さが約13メートルあり、4階建てのビルに匹敵します。その舞台から飛び降りることは、相当な覚悟をもたなければできません。そのため、思い切って大きな決断をすることを「清水の舞台から飛び降りる」と表現するようになりました。

大きな覚悟で物事に取り組むときに使われる言葉で、一か八かと共通しています。

(例文)

・彼は清水の舞台から飛び降りるような気持ちで、家の購入を決めた

・大勢の観衆を前にしたスピーチは、清水の舞台から飛び降りるような気分だ

「のるかそるか」

「のるかそるか」とは、成否を天にまかせ、思い切って物事を行うことという意味です。一か八かと、ほぼ同じ意味で使われます。漢字では「伸るか反るか」と書き、「乗るか逸るか」と書くのは間違いです。

(例文)

・A社は社運を賭け、のるかそるかで海外進出を決めた

・彼はキャリアアップを図るため、のるかそるかの勝負で転職することに決めた

一か八かの対義語

一か八かには、次のような対義語もあります。

・石橋を叩いて渡る(いしばしをたたいてわたる)
・念には念を入れる(ねんにはねんをいれる)

石橋を棒で叩いて渡る人のイラスト

(C)Adobe Stock

どちらも、物事は注意しながら用心深く行うという意味のことわざで、運を天にまかせて大胆に行動するという意味の「一か八か」とは対照的な言葉です。

それぞれの意味や例文をみていきましょう。

「石橋を叩いて渡る」

「石橋を叩いて渡る」は、頑丈な石の橋をさらに叩いて確認しながら渡ることに例えて、どんなに安全そうにみえることでも用心深く行うという意味のことわざです。

一か八かは運を天にまかせて行動しますが、「石橋を叩いて渡る」は対照的に、運まかせにせずに慎重に行うことを表しています。

(例文)

・彼は石橋を叩いて渡るような性格で、ギャンブルにはまったく興味を示さない

・何事も石橋を叩いて渡るように行動すれば、大きな失敗は避けられるはずだ

「念には念を入れる」

「念には念を入れる」は、注意の上にも注意を重ね、さらに確認して少しの手落ちもないことを例えた言葉です。

運や勢いにまかせるのではなく、細かいところまで十分に注意して慎重に物事に取り組むという意味で「一か八か」の対義語となります。

(例文)

・取引先に提出する重要な書類なので、念には念を入れてチェックしてほしい

・念には念を入れて行動したおかげで、大きなトラブルもなく成功できた

一か八かの意味を正しく理解しよう

「一か八か」とは、結果はどうあれ、運を天にまかせることを指す言葉です。賭博用語が由来の言葉で、「一か罰か」など諸説があります。

類義語には「清水の舞台から飛び降りる」や「のるかそるか」があり、対義語には「石橋を叩いて渡る」や「念には念を入れる」があげられます。これらも一緒に覚えれば、「一か八か」の理解が深まるでしょう。

メイン・アイキャッチ画像:(C)Adobe Stock

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