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2022.12.11

「ございませんでした」の正しい使い方は? 意味や例文、注意点を解説

「ございませんでした」は、「無かった」と伝える際に使える敬語表現です。ビジネスシーンにおいて、「申し訳」や「相違」と組み合わせた形で多用されます。本記事では「ございませんでした」の意味や例文、使う際の注意点についてわかりやすく解説します。

「ございませんでした」の基礎知識

ございませんでしたは、「無かった」ことを伝える際に使う、敬意を込めた言い方です。ビジネスシーンで使われることが多いため、正しい使い方を覚えておきましょう。

PCでメールを受信している様子のイラスト

また、ございませんでしたは「ありませんでした」に置き換えられることもあり、使い分け方を理解することが大切です。ございませんでしたの意味や注意点を詳しく解説します。

■ございませんでしたは、無かったの敬語表現

ございませんでしたは、無かったことを伝える敬語表現として使われます。「ございません=無い」には、以下のような意味があります。

・何かが存在しないこと

・あるはずのものや期待していた事柄が存在しないこと

・予定していたものが打ち消されること

そもそも、「ございます」は、丁寧語の中でも特に丁重な言葉です。そのため、ビジネスシーンでは敬意が伝わる「ございませんでした」がよく使われています。

■「ありませんでした」との使い分け方

ございませんでしたとありませんでしたは、丁寧さの度合いが異なります。どちらも丁寧語ではありますが、ございませんでしたのほうがより丁寧です。

例えば、上司やお客様に何か尋ねられたときは、ございませんでしたを使って回答したほうが無難です。ただし、親しい相手であれば「ありませんでした」を使っても問題ないでしょう。

ビジネスシーンで無かったことと伝える際は、相手に合わせて表現を使い分けてください。

■ございませんでしたを使う際の注意点

ございませんでしたは使い方によって会話に違和感が生じやすいため、使う際には注意が必要です。例えば、「〇〇はありますか?」と聞かれたとします。〇〇を探し、結果として無かったことを伝える際に、「ございませんでした」と言うとしましょう。

この場合、現在形の質問に対して過去形で答えているため、違和感のある会話となってしまいます。時制の違和感なく回答するためには、「探してみたのですが、ございませんでした」のように補足の文章をつけた方が好ましいです。

ございませんでしたの例文2つ

ございませんでしたを使用した、主な例文を2つご紹介します。1つ目は「申し訳ございませんでした」、2つ目は「相違ございませんでした」です。どちらもビジネスシーンで多用される表現のため、使い方を覚えておきしょう。

オフィスで遅刻を誤っている男性のイラスト

「申し訳ございませんでした」と「相違ございませんでした」の意味や使い方、それぞれの使い方例をご紹介します。

1.「申し訳ございませんでした」

申し訳ございませんでしたは、名詞「申し訳」に「ございませんでした」をつけた言葉で、ミスをして迷惑をかけてしまったことを謝罪する場面で使います。

幅広い相手に使えますが、謝罪表現の中では使用頻度が高いこともあり、少々フランクに聞こえることがあると覚えておきましょう。

「申し訳ございませんでした」は以下のように使用します。

・ご迷惑をおかけしてしまい、申し訳ございませんでした。

・遅れてしまい、申し訳ございませんでした。

2.「相違ございませんでした」

相違ございませんでしたの「相違」とは、「同じではない」という意味です。「ございません」も否定形であるため、組み合わせると「同じである」という肯定の意味に変化します。

間違いがないことや、2つのものを比べて違いがないことを伝える際に使います。「相違ございませんでした」は以下のように使うので覚えておきましょう。

・記載した内容につきましては、事実と相違ございません。

・キャンペーン中につき特典がございますが、料金は相違ございません。

「申し訳ございませんでした」の類語2つ

申し訳ございませんでしたの類語は、「深くお詫び申し上げます」と「ご容赦くださいませ」です。毎回、同じ表現のみで謝罪していると、相手にくどい印象を与えかねません。

作業着を着ている男女2人が頭を下げているイラスト

そのため、ビジネスの場では謝罪表現をいくつか覚えておき、場面に合わせて使いこなすことが大切です。ここでは「申し訳ございませんでした」の類語をご紹介します。

1.「深くお詫び申し上げます」

深くお詫び申し上げますは、申し訳ございませんでしたと同じく謝罪の際に使える表現です。例えば、目上の人や取引先に対して損害を与えたことを謝るシーンで使います。

「深くお詫び申し上げます」の例文は以下を参考にしてください。

・ご迷惑をおかけしてしまったこと、深くお詫び申し上げます。

・到着が遅れてしまっていることを、深くお詫び申し上げます。

2.「ご容赦くださいませ」

ご容赦くださいませは、申し訳ございませんでしたよりも柔らかさが伝わる表現です。目上や目下の人、取引先の要望に対応できないときなどに、「こちらの願いを聞いてほしい」という意味合いで使うことが多いです。

以下に、ご容赦くださいませを使った例文をご紹介します。

・見本とデザインが異なる場合があります。ご容赦くださいませ。

・悪天候により配送予定が遅れております。ご容赦くださいませ。

ございませんでしたを使いこなそう

申し訳なさそうにしている女性のイラスト

ございませんでしたは、無かったことを伝える際に使用する敬語表現で、ビジネスシーンで多用されています。ありませんでしたよりも丁寧さが伝わる表現です。

ございませんでしたは、申し訳ございませんでした、相違ございませんでした、などのように他の言葉をつけて使われています。正しく使いこなせるように、意味や使い方を理解しておきましょう。

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