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2026.01.06

ダブルスタンダードな人を攻略!「基準がブレる」相手とのトラブルと対処法

「ダブルスタンダードな人」は、人間関係でじわりとストレスになる存在です。自分は甘く、他人には厳しい。あるいは、人によって態度を変える…。職場・友人関係・恋愛のどの場面でも現れるからこそ、振り回されないための知識と対処法が必要ですよね。ダブルスタンダードな人の特徴や心理的背景、ありがちなトラブルから上手な距離の取り方をチェックしておきましょう。

並木まき

ダブルスタンダードとは?|意味・定義

ダブルスタンダード(Double Standard)とは、“仲間内と部外者、国内向けと外国向けなどのように、対象によって異なった価値判断の基準を使い分けること。二重基準”(出典:デジタル大辞泉/小学館)です。

つまり、状況や相手によって基準やルールを変えること。
一貫性がなく、“自分に都合よく基準を変える”態度を指します。
なお「ダブルスタンダード」の類語は「二枚舌・偽り・嘘・使い分け」(同出典)であることから、悪い意味で使われるケースがほとんどです。

職場では、同じミスでも人によって怒り方が違ったり立場によって意見がコロコロ変わったりと、“基準”に不公平感があるケースも目立ちます。

ダブルスタンダードな人の特徴でわかる職場のトラブル

指摘をする女性

ダブルスタンダードな人は、一見すると「気分屋」にも映ります。
彼らの特徴から、職場で起こりやすいトラブルをまとめました。

♦︎特徴1:自分には甘く、他人には厳しい

もっとも典型的な特徴です。
遅刻は自分なら「仕方ないよね」、他人なら「社会人としてどうなの?」と批判するなど、判断の基準に一貫性がありません。

>>どんなトラブルを招く?

社内でルールを突然に“自分都合”で変更して、周囲が振り回されるなど。

♦︎特徴2:気に入っている相手とそうではない相手で態度が変わる

上司や気になる異性など自分が得をする相手には優しい一方で「自分にメリットがない」と思う相手には、雑な扱いをしがちです。

>>どんなトラブルを招く?

Aさんには穏やかなのにBさんには高圧的で、チームの雰囲気が悪化するなど。

♦︎特徴3:感情で判断をして、論理的な説明ができない

物事への判断基準はそもそも“気分”で動いているので、とても“曖昧”。
論理的な説明を求めると、逆ギレするケースもあります。

>>どんなトラブルを招く?

自分の相談はすぐに聞いてほしいが、相手の相談には「忙しい」と拒否するなど。

♦︎特徴4:自分の非を認めない

「自分は悪くない」という認知バイアスが極端に強く、ダブルスタンダードを指摘されると怒りやすい面もあります。
周りから「間違っている」と指摘をされることを、必要以上に嫌います。

>>どんなトラブルを招く?

自分の早退は正当化するのに、他人の定時上がりを一方的に責めるなど。

♦︎特徴5:責任の所在を変えがち

うまくいったら“自分のおかげ”で、失敗したら“相手のせい”というパターンもよく見られます。
責任感に欠ける振る舞いも多く、都合が悪くなると逃げの姿勢に走りがち…。

>>どんなトラブルを招く?

普段は細かく指示を出してくるのに、取引先とトラブルになると急に連絡が途絶えるなど。

ダブルスタンダードが起きる心理的な背景

(c)Adobe Stock

基準を変える行動には、自尊心や対人不安、環境によるクセなどの根深い心理が隠れている場合も少なくありません。
行動の裏側を理解できると、相手の言動に振り回されにくくなります。

♦︎背景1:自己防衛本能が強い

失敗を認めるのは自尊心が傷つくことだと認識しているため、自分の都合の良いように基準を変えて、常に自分を守ろうとする傾向が強く出ます。
意識的に基準を変える場合もあれば、無意識に自己防衛心が働いて、結果的にダブルスタンダードになっているパターンも…。

♦︎背景2:承認欲求が過剰

自分が優位に見られたい欲求が強い人ほど、相手によって態度を変え、優位性を確保しようとします。
認められることだけが目的になってしまっているかのように、矛盾点にもお構いなしな言動が目立ちやすいのです。

♦︎背景3:対等な関係構築が苦手

常に上下関係で物事を捉えるクセがあると、周りと平等な基準を保てません。
強気で出たり論破しようとしたり。理屈に矛盾があっても気にせず、自分が上に立てるようなコミュニケーションを好みます。

【実践】ダブルスタンダードな相手とうまく付き合うには?

(c)Adobe Stock

相手の基準が揺らぐからこそ、こちらは“揺らがないスタンス”を持つことが大切です。
感情的な衝突を避けながら、無理なく関わりを続けるための実践的な方法を解説します。

♦︎方法1:感情的な反応をしない

相手は、感情で基準を動かしてくるタイプですから同じ土俵に立つと振り回されてしまいます。
こちらは落ち着いて「事実ベース」で冷静に話すのが鉄則。
イラっとしてもひと呼吸おいて、感情を出さないよう意識してみて◎。

♦︎方法2:曖昧な言い回しを避けて具体的に尋ねる

ダブルスタンダードな相手に「どうしたらいいですか?」と抽象的に意見を求めてしまうと、そのときによって意見がバラバラになりがちで、コミュニケーションのコストがかさみます。
そのため、できるだけ「AとB、どちらの基準に沿えばいいですか?」と具体的に聞くほうが、ダブルスタンダードな意見を聞かずに済みやすいでしょう。

♦︎方法3:必要以上に頼らない

相手が先輩や上司だと、つい頼りたくなるものですが、ダブルスタンダードな人には必要以上に頼らない、つまり関わりを減らすことも大切です。
関わりを多くもつほど相手の都合よく基準を変えられる材料にもなりかねないため、距離感はややクールでOK◎。

ダブルスタンダードな人には“巻き込まれない仕組み”を

ダブルスタンダードな人は自覚がなく、自分がコロコロと基準を変えていること自体に気づいていない場合もあります。
そのため相手が変わるのは難しく、トラブルを避けるには「巻き込まれない仕組み」がポイントに。
無自覚な相手に振り回されないよう、自分の大切な時間とエネルギーを守っていきましょう。

TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき

ライター、時短美容家、メンタル心理カウンセラー。企業研修や新人研修に講師として数多く携わっている。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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