「芸能活動20周年&30歳という節目に写真集が出せたことは、すごくうれしい!」
――今回、初写真集でもあり、「たまゆら」と「しおどき」という二作同時に写真集を発売することが決まったときはどうでしたか?
私たちのグループ・ももいろクローバーZは、これまでフォトブックやカレンダーは出させていただいているのですが、いわゆる王道の写真集は意外となかったんです。私自身が30歳を迎えて、しかも芸能活動20周年という、いろいろな意味での節目に初めての写真集を発売することができて、すごくうれしかったです。「たまゆら」は以前から訪れてみたかったベトナムで、等身大の今の私を撮り下ろしていただきました。「しおどき」は脚本家の生方美久さんによるオリジナルのストーリーを元に3人の主人公を演じ、写真家・濱田英明さんに撮り下ろしていただいた作品。まったく異なる二作の写真集をしかも同時に発売するというのが、すごく自分らしいと思いましたし、ファンの方にも喜んでいただけるのではないかなと思いました。

――ストーリー写真集「しおどき」について教えてください。
「しおどき」は、描かれたストーリーに沿って、異なる3つの物語の主人公を演じ分けて撮影したストーリー写真集です。一作は王道というか、いわゆる〝写真集〟に、もう一作は自分らしさもありつつ、何か新しい挑戦となる作品にしたいと思っていたので、今回、〝ストーリー写真集〟という形になりました。昔から自分のことを個性がない人間だと思っていたので、〝自分〟という器を誰かに味づけしてもらうことで、私らしい個性を引き出していただけるのでないか、という思いがありました。ストーリーを元に役に落とし込んでいくことで、普段自分でもあまり見たことがないような表情や気付かない感情を表現することができたのではなと思っています。
――「たまゆら」と「しおどき」のタイトルに込めた想いは?
実は、「たまゆら」というタイトルは、ベトナムで撮影を終えて帰る空港で思いついたんです。移動で待ち時間もあったのと、撮影を終えたばかりのほやほやの気持ちでタイトルを考えたかったんです。〝今〟という時間を切り取って撮っていただいたので、時間の流れと、自分の名前にかけたステキな言葉はないかなと調べていたときに見つけたのが、玉響(たまゆら)という言葉でした。瞬間やひとときという古語で、今回のテーマに合っているし、何よりとてもキレイだなと思って決めました。もう一作は、それと対をなす言葉にしたいと、色々考えていたのですが、トイレに並んでいる時に思いつきました(笑)。
汐時(しおどき)という言葉は、〝物事の終わり〟というイメージがあると思うのですが、潮の満ち引きなので瀬戸際という意味でも使うけれど、新しく物事を始めるいい意味でも使われると知って、ぴったりだと思いまして、このタイトルになりました。

――芸能生活20周年を迎えて、改めてどんな気持ちですか?
私が事務所に所属したのがちょうど20年前で、小学校4年生でした。当時は何もわからず、習い事の一環のような感覚でなんとなくこの世界に入ったんです(笑)。こうして20年もお仕事をさせていただくことができているのは、自分でも信じられない気持ちです。ももクロに所属する前は、芸能界ではない新しい別の人生を考えた瞬間もたくさんありました。そうした中で、ももクロに加入させていただいたこともそうですし、メンバーやファンの方、スタッフさんなど、いろいろな奇跡的なご縁や巡り合わせで、今こうして続けていられるのだと思うと、まずは感謝の気持ちでいっぱいです。20年を振り返ってみると、まず〝20〟という数字に自分でもびっくりしていますし、そこそこのベテランというか(笑)ももクロにいたからこそ本当にいろいろな経験をさせてもらうことができたので、この20年の中で無駄なことはひとつもなかったと思っています。
――20周年を迎えた後、新たに挑戦したいことはありますか?
グループ、そして個人としてもまだ挑戦していないことはたくさんあると思います。新しいことにも挑戦しつつ、ダンスや歌、お芝居、モデル業など今までやってきたことを、さらにもう一段階ステップアップできるようにしていきたいです。そして、何よりもどこの現場でも恥ずかしくないような人間でありたいです。

「仕事をする上で大切なことは、まずは自分自身が楽しむということ」
――自分の取扱説明書を考えてください!
「おいしいものを与えてくれたら、テンションが上がります!」です(笑)。いちばん好きな食べ物はたくさんあるけど…最近は野菜。もうひとつは、「好奇心が旺盛なので、面白かった映画でも、楽しかったことでもなんでいいので、教えてください!」かな。
――スキンケアでこだわっていることは?
年齢もあるのかもしれないのですが、ちょうど肌が揺らいでいる時期のような気がしていて…。今年に入ってから肌悩みが尽きないので、今も試行錯誤しているところです。自分の肌の状態を知ることはとても大事だと思います。美容の情報は世の中にあふれているけれど、自分には何が合っていて何が合わないかは別の話なので、最近はその日の肌の状態で、使う化粧品を変えています。あとは、今年、化粧品検定の資格を取ったので、成分までしっかり確認して使うようにしています。
――お気に入りの夏メイクは?
夏になると、カラーメイクを取り入れてみたくなります。メイクに遊びを持たせたり、時期的にもいろんなメイクを楽しみやすいので、カラーマスカラやいつもより明るめのカラーを使います。私はオレンジカラーのメイクが大好きです!
――スタイルをキープするために意識していることは?
30歳を迎えて、今までと同じ生活ではダメだと思い、お風呂上がりにストレッチをしたり、ふとした合間に肩を動かしたり、日常の中で〝ながら〟でできることを意識してケアしています。時間があるときには、ピラティスに行ったり、ランニングをすることもあります。
――お仕事をする上で大切にしていることは?
まずは自分自身が楽しむこと。私たちのお仕事は、活動を通してファンの皆さんに元気や笑顔をお届けすることなので、まずは自分たちが楽しむことが大事だと思うんです。特にライブにおいては、よりそう感じます。そして、挨拶と礼儀は大切にしたいです。どのお仕事にも言えることだと思いますが、人と一緒に仕事をしていく以上、いいものを作るためには現場の雰囲気作りも大事だと思うので、ご一緒させていただく方には失礼のないようにしたいといつも心がけています。人としての基本は、常にしっかり持っていたいと思っています。

――小さい頃から芸能界にいて、そのような感覚はどうやって培ったのでしょうか?
両親は芸能関係ではないのですが、常々厳しく言われていました。あとは、ももクロのマネージャーさんが本当に厳しくて、挨拶や礼儀に関してはしっかり指導してくれていました。同じ感覚を持っているメンバーの存在も大きいと思います。
――Oggi読者にメッセージをお願いします。
同じ30代として、30代は生活的にも身体的にもいろいろな変化がある時期なので悩みも尽きないと思います。でも、今までの経験が自分に自信を与えてくれたり、その経験から少しずつ余裕を感じられるようになる時期でもあると思います。一緒にステキな30代を楽しみましょう♡
優しく柔らかい雰囲気で、明るくて親しみやすい玉井さん。写真集では、玉井さんのヘルシーな等身大の姿から、大人な魅力まで、いろいろな〝玉井詩織〟を見ることができます。8月27日に二作同時に発売される「たまゆら」と「しおどき」に注目です!
Profile
玉井詩織
たまいしおり/1995年6月4日生まれ/神奈川県生まれ
イドルグループ・ももいろクローバーZの黄色担当で、キャッチフレーズは「ももクロの若大将」。今年5月、日本武道館にてソロコンサートを開催。8月には、「ハマの夜祭り番長襲名記念 ももクロ夏のバカ騒ぎ2025 in 横浜スタジアム」を開催して話題に。
公式Instagramアカウント(@shioritamai_official)
公式サイト
Information
玉井詩織 1st写真集 「たまゆら」

撮影:遠藤優貴/¥3,300/SDP/8月27日発売
玉井詩織 ストーリー写真集「しおどき」

撮影:濱田英明/執筆:生方美久/¥3,300/SDP/8月27日発売
玉井詩織 写真集「たまゆら」「しおどき」アカウント(@shioritamai_photobook )
撮影/NA JINKYUNG(TRON) スタイリスト/内田理菜 ヘア&メイク/竹内春華 取材&文/小山恵子
ワンピース¥49,500(THÉ PR〈アディクシー〉)、ピアス¥34,100・ブレスレット¥14,850(LOHME)、リング¥27,500(CESOI)、シューズ¥10,900(チャールズ&キース ジャパン〈チャールズ&キース〉)