文筆家・能町みね子さんの「相撲愛」

文筆家・能町みね子さん
のうまち・みねこ/1979年生まれ。相撲の見どころや注目力士などについて、テレビや雑誌で多数解説。週刊誌の連載をまとめた『正直申し上げて』(文春文庫)ほか、新刊『ショッピン・イン・アオモリ』(東奥日報社)が発売中。
ファン歴30年! 力士の成長を少年漫画のように見守っています
中学1年のころ、観戦に行った親が中継に映るかも!? とテレビで見たのを機に、大相撲に興味を持つように。さらに1年後、相撲雑誌を買ったら中学を卒業してすぐ入門した、つまり自分とほとんど同じような年齢の新弟子たちが150人ほど写真付きで紹介されていて、「この中から横綱が誕生するかも!? 彼らの人生から目を離すわけにはいかない」とスイッチが入りました。
なんでもない中学生だった体がどんどん大きくなって、強くなって、四股名をもらって一人前になって… その成長の過程をすべて見られるのが面白いんです。偉大な師匠に追いつこうと奮闘していたり、ライバルと切磋琢磨したり、それぞれに背負っているストーリーや葛藤があって。
個人的にいちばん注目しているのは幕下上位、十両昇進がかかっている若手力士たちの取組。十両になれば月給が100万円以上に跳ね上がるといったシビアな面も含め、生々しく熾烈な戦いが繰り広げられていて、アツいです!
観戦に行ったらグッズは買うし、カプセルトイは毎回新しいラインナップが出ているので、思わず回してしまいます。入門時から現在に至るまでの顔が順繰りにプリントされている若元春の成長マステ(笑)は、会場の「大相撲クレーンゲーム」でゲットしました。

若元春のマスキングテープ。

「呼び出しさん」もアクスタに!

座布団は巡業でゲット。

白熊のヘアピンはカプセルトイで!

霧馬山(現:霧島)のサイン&手形!
【観戦タイムスケジュール】初心者の友達と国技館に観戦に行くなら…
9:00 国技館到着・力士になりたてホヤホヤの若手を見守る
10:00 国技館内を探索
11:00 土産店や〝親方売店〟で買い物
13:00 関取たちの入り待ち
14:00〜 お弁当やお酒を楽しみながら宴会気分で観戦
午前中は髪がまだ短くて髷も結えない10代の取組を見て、お母さん気分を味わうところから(笑)。国技館内の売店では元力士だった親方たちがレジを打っていたりして、テンションが上がります。力士たちが国技館入りする長い通路はまるでランウェイ! できればベテランファンと一緒に行って案内してもらうと楽しみが倍増します。
能町みね子さんの推し力士♡
安青錦(あおにしき)
もともと師匠・安美錦のファン。飄々としているのに、ふと冗談を言うユーモアのある一面も、師匠の面影を感じてたまらない。
藤ノ川(ふじのかわ)
所属部屋・伊勢ノ海に代々伝わる四股名「藤ノ川」を今年6月に襲名。そんな伝統を背負っているところがイイ。
若隆元・若元春・若隆景(わかたかもと・わかもとはる・わかたかかげ)
人のよい長男に、相撲嫌いだったけどセンスはピカイチな次男、小柄でストイックな三男と、三者三様で漫画のよう。
※五十音順
2025年Oggi12月号「読んだら即、楽しめる! 推しが見つかる! 大相撲の楽しみ方」より
イラスト/くにともゆかり 構成/酒井亜希子・渋谷遥夏(スタッフ・オン)
再構成/Oggi.jp
Oggi編集部
「Oggi」は1992年(平成4年)8月、「グローバルキャリアのライフスタイル・ファッション誌」として小学館より創刊。現在は、ファッション・美容からビジネス&ライフスタイルテーマまで、ワーキングウーマンの役に立つあらゆるトピックを扱う。ファッションのテイストはシンプルなアイテムをベースにした、仕事の場にふさわしい知性と品格のあるスタイルが提案が得意。WEBメディアでも、アラサー世代のキャリアアップや仕事での自己実現、おしゃれ、美容、知識、健康、結婚と幅広いテーマを取材し、「今日(=Oggi)」をよりおしゃれに美しく輝くための、リアルで質の高いコンテンツを発信中。
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