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LIFESTYLE

2025.01.19

「平日夜は夫婦そろって家で暇」理由から導く有意義な時間の設け方

平日の夜に夫婦で家にいる時間を有意義に過ごすなら、日常の忙しさから解放されつつふたりの絆を深められる時間にしていきましょう♡ 平日の夜に夫婦で「暇」と感じてしまう理由や、その対処法を解説します。

並木まき

平日夜に家で夫婦で過ごす時間を「暇」だと感じる理由

会話のない男女
(c)Adobe Stock

平日の夜は、仕事を終えて帰宅してから夫婦で過ごすパターンが一般的です。せっかく夫婦で一緒にいるのに「暇」と感じてしまう理由を見ていきましょう。

♦︎ルーティン化された生活を送っている

毎日似たようなスケジュールで動いていて特別な予定がない生活がダラダラと続いてしまうと、夫婦で一緒にいても刺激を感じなくなって家で過ごす時間を持て余しがちに。
たとえば「仕事→帰宅→夕食→入浴→スマホやテレビ→寝る」という流れが定着しているなど、毎日同じような過ごし方をしている夫婦にありがちなパターンです。

♦︎コミュニケーションが少ない

同じ空間に一緒にはいるものの会話が少なくそれぞれがスマホやテレビを見て過ごしているパターンの夫婦は、単調な時間がダラダラと過ぎていくことから一緒にいる時間が退屈に感じやすいもの。
また、お互いが家にいても別々の部屋で過ごすことが多い夫婦も会話がない時間が多いために退屈だと感じやすいでしょう。

♦︎一方または双方に疲れが溜まっている

夫婦の一方または双方に疲れが溜まっていると何かをする気力がわかず、家にいる時間はひたすらぼーっとして過ごしがちです。
仕事や家事で疲れきっている場合には、意識的に休む時間を設けることが大切。しかし「休むこと」への意識が向いていないパートナーはただぼーっとして過ごしているように見えるので「この人のせいで、いつも暇」などとパートナーに不満を募らせる場合も…。

♦︎夫婦以外の人との交流がない

新婚時代は、ふたりだけの世界でも刺激にあふれているので退屈さや暇は感じません。しかし結婚してそれなりの期間が経過しているのに、夫婦以外の人との交流が極端に少ない場合には暇な時間が増えていきます。
友人や知人と予定を合わせる機会が少ないと仕事が終わってからの時間は夫婦だけで過ごすことになるため、他者からの刺激や学びの機会も得にくく生活が単調に感じがちです。

♦︎外出しない

夫婦での外出をほとんどしないケースでは、家にいる時間が多すぎて退屈さを感じる理由にもなります。
外食やデートに限らず買い出しや散歩といった簡単な外出すらもしない夫婦だと、いつも同じ空間にふたりでいる時間が極端に長くなるので、刺激がなく単調な日々に飽きやすいでしょう。

平日の夜を夫婦で有意義に過ごすポイント

食事をする男女
(c)Adobe Stock

平日の夜に夫婦で過ごす時間をもっと有意義にするなら、習慣を変えていきましょう。
取り組みやすいポイントを解説します。

♦︎一緒に料理をする

日々の料理を夫婦で楽しむ時間にできるよう、工夫をしてみましょう。
夫が野菜を切って妻が調味料を用意するなど、共同作業で進めると絆が深まります。
もしも料理が苦手なら、ピザやタコス、パスタなどの簡単なメニューから夫婦で挑戦する方法も◎。また料理上手な夫婦なら「イタリアンナイト」や「おうちで寿司パーティー」などテーマを決めると、ちょっとしたイベント気分を楽しめます。

♦︎夫婦でボードゲームやカードゲームを楽しむ

今の時代はゲームと聞けばスマホですが、あえてアナログなゲームに夫婦でチャレンジしてみませんか?
オセロやチェス、トランプやUNOなど子どもの頃に一度は遊んだオーソドックスなゲームでもいいですし、最近のトレンドをチェックして取り寄せてみても楽しいでしょう。
「負けたほうがお風呂の掃除をする」などの罰ゲームも設定すると、熱が入って面白いかもしれません。

♦︎テーマを決めて深い話をする

その日のテーマをひとつ決めて、夫婦でとことん深い話をする時間にするのも有意義な過ごし方。テーマは経済や政治などから選んでもいいですし、もっとカジュアルに「もしも〜だったら?」といった仮定の話から相手の価値観を深掘りする話し合いも面白いでしょう。

夫婦で暇を持て余すリスク

マンネリカップル
(c)Adobe Stock

夫婦で暇を持てあます日々が続くと、思わぬリスクも潜みます。典型的なパターンを3つ解説します。

♦︎会話やコミュニケーションがどんどん減っていく

暇な時間が増えているのに何もしないままだと、お互いに話すこともどんどん減ってしまい、次第に距離感を感じるようになる場合があります。
また同じ空間にいるのに、暇だからとスマホやテレビに頼りすぎると、せっかく夫婦で一緒にいるにもかかわらず孤独感を抱き始めることも…。

♦︎マンネリによる倦怠期を迎える

同じような夜の過ごし方が続くと日々の生活に変化がなくなり、退屈さを感じるようになります。お互いがその状況に満足をしていれば問題ありませんが、どちらか一方または双方に「何か刺激が欲しい」という思いが強くなると、結婚生活そのものへの不満が溜まる可能性があります。

♦︎関係が冷めやすくなる

暇な時間がずっと続いていくと相手との生活に対して無関心に近い状態になり、パートナーに興味を持つきっかけも薄れてきます。
相手が何を考えているのか、何を望んでいるのかなども気にならなくなってくると同時に夫婦間で心の距離が広がり、やがて関係性が冷めていくケースも少なくありません。

平日の夜に夫婦で暇を解消したいなら習慣に変化を

「暇をしている」と感じるかどうかは、主観的なものです。その時間を無駄だと思うか、それともリラックスの時間として大切にするかは夫婦次第です。
もしも暇を解消したいのであれば、家で過ごす時間の習慣を変化させましょう。いつも単独行動が多い夫婦なら、ふたりで何かに取り組む時間を増やすだけでも暇を持て余しにくくなるでしょう。

TOP画像/(c)Adobe Stock

並木まき

並木まき

ライター、時短美容家、メンタルヘルスカウンセラー。シドニー育ちの東京都出身。28歳から市川市議会議員を2期務め政治家を引退。数多くの人生相談に携わった経験や20代から見てきた魑魅魍魎(ちみもうりょう)な人間模様を活かし、Webメディアなどに執筆。

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