【女性100人に聞いた】夫婦の時間はどうやってつくる?
子育てや仕事など夫婦は多忙なもの。そんな中で皆さんはどのように夫婦の時間をつくっているのか、アンケートの回答を元に代表的な意見を紹介します。
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
家事育児の分担
協力し合って家事や育児をこなすことで、夫婦の時間がつくりやすくなるという意見が多く寄せられました。どちらかだけが無理をしてやるのではなく、分担できると理想的ですよね。
「家事の分担」(30代・東京都)
「夫婦が協力して家事をすれば、ふたりで過ごす時間も捻出できる」(30代・埼玉県)
「仕事は計画的に終わらせ、家のこともお互いが役割分担で早く終わらせる」(20代・大阪府)
「仕事や家事育児の時間を区切る」(20代・東京都)
「家事育児を、手のあいている方が当たり前にやる」(20代・福岡県)
「お互いに何でも協力し合う」(30代・長崎県)
一緒に過ごすタイミングを決める
あらかじめ一緒に過ごす時間や予定を決めているという意見もありました。時間が合いそうなときに予定を立てるよりも、「ここだけは一緒に過ごす」と先に決めている方がやりやすい場合もありそうです。
「一緒に過ごす時間を決める」(30代・兵庫県)
「ご飯を一緒に食べるなど過ごす時間を意識的に作る」(20代・千葉県)
「一緒に買い出しに行く」(30代・神奈川県)
「時間がなくても一緒に食事」(30代・宮崎県)
メリハリをつける
仕事中は仕事に集中、休日はプライベートの時間を楽しんでメリハリをつけるように意識することも大切です。
「休日は仕事をしない」(30代・静岡県)
「仕事とプライベートの区別をはっきりと付ける」(20代・山口県)
「オンとオフをしっかりわける」(30代・東京都)
「仕事は家に持ち帰らないこと」(20代・広島県)
過ごし方を意識
ふたりが同じ空間にいるときはスマホを触るのを控えたり、会話の機会を増やすなど、日常生活の中でのコミュニケーションを大切にしているという意見もありました。
「スマホを触るのはひとりのときだけ」(30代・埼玉県)
「とにかく話をする時間を設ける」(30代・東京都)
「食事と後片付けを一緒にしたり、寝る前に会話したり、なるべく一緒の時間を設けるのがいいと思います」(30代・大阪府)
「夜寝る前に少しでも会話する」(30代・福岡県)
効率よく行動する
やるべきことは効率よく済ませて、夫婦の時間を作るようにしているという意見も。家事なら時短家電を導入するなど便利なアイテムに頼ってみるのもいいかもしれません。
「子育て中で夜くらいしかゆっくりできないから、家事など日中にやることを終わらせる」(30代・神奈川県)
「出来ることは早めにてきぱきとやる」(30代・福島県)
「効率的に物事を行う」(30代・東京都)
理想の夫婦時間の過ごし方
続いて、夫婦の時間の理想的な過ごし方について、アンケートから代表的な回答を紹介します。
ゆっくりする
お出かけをするなど具体的な予定はなくても、ふたりでゆっくりしているだけでもいいと思えるのは、それだけ居心地がいいということではないでしょうか。
「ごろごろする」(30代・東京都)
「のんびりしたい」(30代・東京都)
「休日にゆっくりテレビを見ながら過ごしたい」(20代・大阪府)
「ゆっくりお散歩してお茶」(30代・長崎県)
「寝る前などに他愛もない会話をして寝たい」(30代・大阪府)
夫婦で食事
美味しいものを共有しながらゆっくり会話を楽しめたら、夫婦の時間が有意義に過ごせそうですよね。
「ふたりでゆっくり食事をして話す」(30代・東京都)
「美味しいものを食べたい」(20代・神奈川県)
「外食や買い物」(30代・福岡県)
「ドライブして、ラーメンを食べる」(30代・京都府)
「カフェ巡り」(30代・熊本県)
お酒を嗜む
お酒を楽しむのは大人ならでは過ごし方のひとつ。美味しいお酒があることで、会話がさらに弾みそうです。
「お酒を飲む」(30代・東京都)
「お酒を飲んで楽しく過ごしたい」(30代・福島県)
「晩酌」(30代・大阪府)
映画を観る
さまざまな動画サブスクリプションが展開されているので、映画を観る機会が増えた方が多いのではないでしょうか。夕食後の空き時間や休日などで手軽に時間を共有できそうです。
「ソファに座って一緒に映画を観たい 」(20代・茨城県)
「映画やドラマ」(30代・神奈川県)
「アニメや映画を観てのんびりしたい」(30代・神奈川県)
旅行
長めに時間を取れるなら旅行に行きたいという意見もありました。ふたりきりの時間をゆっくり楽しむことも大切ですよね。
「温泉旅館で過ごしたい」(30代・東京都)
「のんびり旅行」(30代・岐阜県)
「海外旅行やショッピング」(20代・兵庫県)
夫婦の時間が少ないことが原因で起きた問題も
夫婦の時間が少なかったことが原因で起きてしまったトラブルについて、エピソードを紹介します。
喧嘩になる
夫婦の時間が減ると、必然的にコミュニケーションが減って、すれ違いが起きたり喧嘩をする傾向があるようです。
「コミュニケーションをとる時間が減ったことで、スキンシップも減り様々な面で誤解も生じて喧嘩が多くなってしまった知り合いがいた」(30代・埼玉県)
「話し合う時間がとれず、大喧嘩に発展したことがある」(30代・三重県)
「相手が趣味に夢中になって、家にいながら顔を合わせないことが増えた。不満が募り、相手の趣味への理解する姿勢が保てなくなった」(30代・大阪府)
「気持ちのすれ違いが起きやすい」(20代・兵庫県)
距離ができる
温度差が生まれたりきまずくなったりと、気持ちに距離ができてしまったというエピソードも。関わる時間が減ることで夫婦の問題が起きやすいと考えて良さそうです。
「温度差を感じた」(30代・鹿児島県)
「会話がぎこちなくなる」(30代・長野県)
「意思疎通が難しくなり、相手への興味が減ってしまった」(20代・大阪府)
「すれ違い生活になり、心もすれ違うようになった」(30代・京都府)
別れる
夫婦の時間が取れない状態が続いて、離婚することになったというケースも少なくないようです。
「多忙が重なってすれ違いになり、不倫し、離婚」(30代・熊本県)
「浮気や離婚」(30代・東京都)
「話が噛み合わず、喧嘩になって離婚」(20代・東京都)
ストレスが溜まる
コミュニケーションの機会が少ないことで、ストレスが溜まりやすくなったという意見も。最も身近な人なのに会話の機会が少ないのは寂しいですよね。
「お互いに思っていることを溜め込む」(30代・東京都)
「思っていることが言えなくなり、不満が溜まる」(30代・宮崎県)
最後に
夫婦の時間が少なくなったことで、喧嘩が増えたという意見や、離婚してしまったという最悪なケースもありました。長時間ではなくても、夫婦でコミュニケーションをとる時間があることが円満な夫婦でいるために大切なことと言えそうです。遊びに出かけるようなまとまった時間は取れなくても、食事の時間を合わせたり寝る前に晩酌したり、少しでも夫婦の時間を過ごすことを意識してみるのが大切ですね。
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