目次Contents
この記事のサマリー
・「チーム友達」は、周囲の仲間を指す言葉として使われます。
・2024年、千葉雄喜さんの楽曲で広まりSNSでも大きな話題になりました。
・Jin Doggさんが仲間を指して使った言葉が起源となっています。
「チーム友達」とは、気の合う仲間や連れを表すフレーズ。2024年にラッパーの千葉雄喜さん(ちば・ゆうき、KOHH《コー》)の楽曲『チーム友達』をきっかけにSNSで広まり、Z世代を中心に浸透しました。
親友というより「チーム」のような関係性を表すこの言葉。
この記事では、言葉の意味や由来、使い方、類語との違いをわかりやすく解説します。
「チーム友達」って何? 話題に使える「チーム」の意味と背景
「チーム友達」はどういう意味で使うのでしょうか? まずは、意味や由来を解説していきます。

「チーム友達」の定義と由来
「チーム友達」とは、その名の通り友達や仲間を指すフレーズです。1対1の親友に限らず、気心の知れた「連れ」や、同じコミュニティでよく一緒にいる仲間を指して使われることもあります。
2024年の2月に、アーティストの千葉雄喜さんによってリリースされた『チーム友達』が反響を呼び、若者の間でこのフレーズが浸透していきました。
千葉雄喜さんは、元々KOHHという名前で活動をしており、日本のヒップホップを率いるカリスマとして、国内外から高く評価されていた一人。しかし、2020年に突如引退を表明し、その後しばらくの間は活動を休止していました。
彼を惜しむ声が多く上がる中、2024年に千葉雄喜という名義で『チーム友達』をリリースし、音楽活動を再開したのです。中毒性の高い曲調を持つ本楽曲は、すぐさまブレイクし、SNSで話題となりました。
「チーム友達」が注目された理由
「チーム友達」という言葉は、曲の制作に関わったメンバーの一員である、ラッパーのJin Dogg(ジン ドッグ)さんが元々使っていた言葉だそう。仲間や深い絆を意味するこの言葉に感銘を受けた千葉雄喜さんが、曲に取り入れたのだとか。
歌詞を見てみると、現代の音楽では珍しいダイレクトな表現が目を惹きます。他にも、実際に彼らが通っているお好み焼き屋さんを表現した歌詞が登場するなど、地元への愛も感じられますね。
コロナ禍をきっかけに、オンラインサービスが広く普及しました。便利になる一方で、人とのつながり方が変化したと感じる人もいるでしょう。
そんな中で、友情をポップに、ダイレクトに表現する『チーム友達』は、「仲間と一緒に楽しむ空気感」が伝わる一曲として受け止められました。仲間との連帯意識を表す歌詞やダンスが、当時の空気感と重なって心に残った、という見方もあります。
『チーム友達』はTikTokでも話題になりました。MVで披露されているダンスを、友達と一緒に踊る動画が広まり、そこから「チーム友達」という言葉を知った人も多かったようです。
中毒性のある曲調、シンプルな歌詞、印象的なダンスが重なり、SNSを中心に広く拡散していったと考えられます。
チームとグループの違いは? 意外と知らないその違い
ここで余談ですが、皆さんは「チーム」と「グループ」の違いを説明できますか? 似ているようで、違う意味を持つこの2つの言葉。せっかくなので、この機会におさらいしておきましょう。
まずチームとは、ある目的のために協力する仲間のことを指します。例えば「チームプレー」というと、個人の成績よりもチームの勝利や利益を優先させた共同プレーのこと。また「チームワーク」は、チームが共同作業をする時のチーム内の団結や連携のことを指しますよね。このように、お互いに協力するための集団を意味するのがチームです。
一方グループとは、共通する性質を持つ人々が1つにまとめられた集団を指します。グループには、必ずしも共通の目標や目的はありません。つまり、単に同じ場所にいる人々の集まりをグループ、共通の目的があり共同作業をする仲間のことをチームといいます。

会話での「チーム友達」の使い方は?
実際の会話では、どのように「チーム友達」という言葉を使うのでしょうか? いくつかの例を紹介していきますね。
「俺たち何? え? チーム友達!」
『チーム友達』の楽曲には、「俺たち何? え? チーム友達」という歌詞があります。そのフレーズが、若者の間で人気となり、日常生活の何気ないタイミングで使うことも。「俺たち何? え?」と言われたら「チーム友達!」と返すノリが、2024年ごろを中心に流行しました。
「うちらまじチーム友達」
普段から仲良くしているコミュニティで、お互いに何か協力しあったり、絆が深まるのを感じたりした時に「うちらまじチーム友達だね」と使うこともあります。単に「友達だね」というよりも、「チーム友達」とすることで、団結感や信頼の強さがより感じられるのだそう。
「#チーム友達」
「チーム友達」は会話で使うこともありますが、SNSで友達との写真や動画を投稿する時に、ハッシュタグとして使われることもありました。2024年ごろはInstagramやTikTokで、このハッシュタグを見かける機会が増えたと感じた人も多いのではないでしょうか?
「チーム友達」は実際のところ、文中に交えて使うよりも、このフレーズ単体で使うことの方が多いかもしれません。何か嬉しいことがあった時に「チーム友達! チーム友達!」と楽曲と同じリズムで、友達と歌い出したりするノリも広まりました。
「チーム友達」の類語は?
「チーム友達」以外にも、友達や仲間を表す言葉がいくつかあります。どれも完全に同じ意味ではなく、距離感や場面によってニュアンスが変わるので、使い分けの参考にしてみてください。
マブダチ
マブダチとは、親友のこと。マブは本物、真実を表していて、ダチは友達のことを意味します。この言葉は、1970年代後半頃から広まったのだそう。最近では「うちらマブだよね」と、略して使うこともあります。
いつめん
いつめんとは、「いつものメンバー」を略した言葉。例えばサークルや学校など、規模の大きいコミュニティの中で、毎回一緒に時間を過ごしたり、ごはんを食べたりする決まったメンバーのことをいいます。
身内(みうち)
家族や親族など、親しい血縁関係にある人のことを意味する言葉ですよね。ただ、会話の場面によっては血縁に限らず、「内輪の人」というニュアンスで、気心の知れた仲間を指して使われることもあります。
友達の中でも特に、気心が知れていて、付き合いが長い相手を「身内みたい」と表現するケースもあるでしょう。「身内ネタ」「身内ノリ」というのは、その仲良しコミュニティにしか分からない話やノリのことです。

「チーム友達」に関するFAQ
ここでは、「チーム友達」に関するよくある疑問と回答をまとめました。参考にしてください。
Q1.「チーム友達」って、具体的にどんな人を指すの?
A. 気心の知れた仲間や友人の集まりを指す言葉で、1対1の親友というより、連れやクルーに近い感覚です。
Q2. 誰が最初に使い始めた言葉なんですか?
A. ラッパーのJin Doggさんが周囲の仲間を指して「チーム友達」と呼んだことが起源とされています。
Q3. 流行のきっかけになった曲は何ですか?
A. 千葉雄喜(KOHH)さんが発表した楽曲『チーム友達』が、TikTokなどで注目を集めるきっかけになりました。
最後に
千葉雄喜さんの楽曲から、話題となった「チーム友達」という言葉。2024年ごろにSNSや会話の中で広まり、仲間との距離感をポップに表すフレーズとして親しまれました。みなさんも、一度『チーム友達』を聞いてみてはいかがでしょうか。
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