「Under what name?」ってどんな意味?
こんにちは。英語講師のmachiです☆
今回ご紹介するのは、中学英語で習う「~の下に」という意味でお馴染みの“under”を使ったこんなフレーズ!
「Under what name?」
“what name”だけなら、なんとなく名前を聞いているんだろうな、と予想できそうですが…… “under”がつくとどうでしょうか?
おそらくピンとこないという人も多いはず。
ヒントは、ホテルやレストランなどで使われる表現です!
さて、どんな意味でしょうか?
前回の記事>>2通りの解釈わかる?「I’m out of shape.」【連載 大人の英語塾】
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正解は?
ホテルやレストランなどの受付で、「ご予約のお名前は?」と聞かれたことってありませんか?
「Under what name?」は、まさにそんな意味合い。
ただし少しカジュアルな表現なので、もう少し丁寧にしたいときは、“please”をつけて「Under what name, please?」と言ったり、「What name is it under?」と言ったり。
答え方としては、【under+名前】の形で、予約した名前を伝えればOK!
また、“under the name of ~”で、「~という名前で」という意味になりますよ。
つまりは、「佐藤の名前で予約してあります」と言いたければ……
・「I have a reservation under Sato.」
・「The reservation is under the name of Sato.」
またはシンプルに「It’s under Sato.」と答えても良いですね!
さて、“under”のコアイメージはご存じの通り「ある基準よりも下に」というニュアンスですが、イメージ的には、上から何かが覆いかぶさっている感じです。
そして実際にはそこから派生して、「人やモノなどの影響下に」というような意味になったりもするんです。
日常会話でもさまざまな使い方をするので、ここではいくつかの代表的な使い方をご紹介!
・~のふもとに
ex. “the village under the hill”(丘のふもとにある村)
・~中で
ex. “under consideration”(検討中で)
・~を受けて
ex. “under arrest”(逮捕されて)
・~の内側に
ex. “houses under water”(冠水した家々)
・~未満で
ex. “under age”(未成年で)
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。