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2023.09.23

パートナーシップとは? キャリアアップにいかす方法をわかりやすく解説【専門家監修】

パートナーシップとは、「同じ目標や目的に向けて、お互いに信頼し合い、協力し合う関係」。ビジネスの場でもプライベートでも、パートナーシップを築けることは、キャリアを作る上でも重要ポイントとなりそうです。キャリアコーチの菊池啓子さんに、パートナーシップの築き方について伺いました。

パートナーシップとは? ビジネスにおけるパートナーシップについて

パートナーシップとは、「協力関係」「共同」「提携」の意味を持ち、欧米では、複数の個人または法人が共同で出資し、共同で事業を営む組織のこと。私たちの日常に結びつけると、「同じ目標や目的に向けて、お互いに信頼し合い、協力し合う関係」といえます。

仕事におけるパートナーシップは、自分が望むキャリアを作っていく上でとても重要な要素。これまで5万人のキャリアサポートを行ってきた、キャリアコーチの菊池啓子(きくち・ひろこ)さんに、パートナーシップを活用し、仕事やキャリアで成功する方法を伺いました。

「パートナーシップとは、同じ目標や目的に向けて、お互いに信頼し合い、協力し合う関係のこと。仕事では、上司や部下、同僚、取引先など、さまざまな人たちと関わる機会があります。それぞれの人とパートナーシップを築くことは、仕事の成果を上げるためには欠かせないものであり、キャリアを築いていくにも、重要なことです。

自分ひとりでは達成が困難なことや、解決が難しいことであっても、他の人と力を合わせることで、望む結果を得ることにつながります」(キャリコーチ・菊池さん)

多くの関係者と良い関係を築くことは、仕事を成功させ、自分のキャリアを発展させることになりますね。

パートナーシップを築くことで得られる7つのこと

パートナーシップを築くことは、個人の力を超えて大きな成果を生みだせることにつながります。

握手をする女性
(c)Adobe Stock

1:知識と経験の共有

他の人の視点や専門知識を取り入れ、知識や経験を共有するチャンスが得られることで、自分のスキルを向上させることができます。

2:協力とチャレンジ

一人では難しい課題も、他の人たちと連携し協力し合うことで、勇気を出してチャレンジをすることが可能。協力をしてお互いの強みを活かすことで難しい課題に挑戦し、より大きな成果の獲得や新しいスキルの習得、成長することにつながります。

3:サポートとモチベーション

大変な時や挫折しそうになった時、お互いを励まし支え合うことができます。また、仲間や協力者がいることで、モチベーションを継続し、安心して実力を発揮することが可能。

パートナーシップは、モチベーションとサポートの源です。

4:新たな機会の発見

異なるバックグラウンドや経験を持つ人たちとの関わりは、新たな視点やアイデアを取り入れることができます。これまで気付かなかったことや再発見などから、より創造的な課題解決ができるようになり、成長の機会が増えるでしょう。

5:自己認識と自己信頼の向上

パートナーシップを通した人間関係は、適切な自己認識と自己信頼の向上につながります。他の人との関係を大切にし、自分の強みや弱みを冷静に把握することで、自己成長に向けた自信を築くことができるからです。

6:ワークライフバランスとウェルビーイングの実現

パートナーシップがある人との関わりは、お互いにサポートをしえある状態のため、それぞれのライフワークバランスに配慮ができるようになります。サポートシステムがあることは、ストレスを軽減し、より充実した生活を築くことにつながりますよ。

7:キャリアの発展

信頼のおけるビジネスパートナーや専門家とのつきあいから、新しい知識や見識が増えていきます。また、関わる人とのご縁から、新しいキャリアのキッカケや昇進の機会につながることも。

パートナーシップを築くために意識する4つのポイント

パートナーシップは、仕事の成果を上げるためには欠かせないもの。目標や目的を共有するし、お互いの強みを活かし合い、補い合うことで、より大きな成果を上げることで、仕事にやりがいを感じ、意欲的に取り組むことができます。

パートナーシップを築くためには、自らアクションを起こすことが大事。4つのポイントを意識して行動することで、パートナーシップを築いていくことができます。

星をつける
(c)Adobe Stock

1:お互いを尊重し、信頼する

パートナーシップは、お互いを認め合う関係が前提。そのためには、まず、お互いを尊重し、信頼することが大切です。相手の意見や考えを理解し、尊重し合うことで、より深い信頼関係を築くことができます。価値観や譲れないこだわりポイントなどを共有しながら、お互いの共通点を見つけていきましょう。

2:コミュニケーションをしっかり取る

パートナーシップは、お互いの考えや気持ちが伝わることが重要です。日頃から言葉を惜しまずにコミュニケーションをこまめにとり、お互いの考えや気持ちを共有しましょう。仕事以外の「雑談」なども、人柄を理解するには有効です。

3:相手の立場に立って考える

仕事を進めていく上では、見解の相違やちょっとした行き違いもあり得ます。そんな時は、相手の立場に立って考えることは重要。自分の視点だけでなく、相手の視点からも物事を考えることで、より良い解決策を見つけることができます。

4:積極的に協力する

パートナーシップは、お互いに協力し合うことで成り立ちます。指示待ちの姿勢は信頼を得られません。積極的に協力し、行動することが大切です。相手の仕事に協力することで、信頼関係を深めることができます。

ビジネスの場をはなれた「パートナーシップ」

Oggi世代がキャリアを考えていく上では、恋愛や夫婦関係といったパートナーシップのあり方も、関心事のひとつですよね。人生100年時代といわれる時代、パートナーとの関係性が変わってきています。そのような中で、注目されているキーワードのひとつとして「シーソー・カップル」がありますよ。

ライフワークバランス
(c)Adobe Stock

これは、夫婦のどちらか一方が働いている時は、一方が休みを取るなど、夫婦の活動をシーソーに例えている考え方です。長い人生の中で、役割を交代しながら、お互いを支え合うスタイル。例えば、一時は妻が育児に専念する時期があり、その後、妻が主たる働き手としてバリバリ働き、夫が第二のキャリアに向けて勉強をしながら家事・育児の主たる担い手になる時期がある、というような感じです。

どれが正解ということではなく、それぞれのカップルで正解を創り出していく。人生100年時代を共に歩む人とは、素敵なパートナーシップを築いていきたいですね。

おわりに

仕事でもプライベートでも、関わる人とパートナーシップを築けることが、自分らしいキャリアを作っていくことにつながりますね。

TOP画像/(c) Adobe Stock

【関連リンク】

キャリアコーチ 菊池啓子(きくち・ひろこ)さん

2003年から企業研修トレーナー・人材育成コンサルタントとして活動。国家資格キャリアコンサルタント。研修登壇回数は年間100回を超え、これまでに5つの大学でキャリアデザインを教える。現在「社外上司」として多くのビジネスパーソンの悩みに寄りそい成長をサポート。趣味は出張先での御朱印集め。家族は夫と猫2匹。

Twitter:@lotus_kikuhime

ライター所属:京都メディアライン 


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