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2023.07.30

里帰りする?しない? 改めて考える、里帰り出産のメリット・デメリット

里帰り出産のメリット・デメリットや、里帰り出産時でも旦那と円満でいるコツを、ライター・コマツマヨがお伝えします。

コマツマヨ

里帰り出産とは?

里帰り出産とは、出産前に奥さんが実家に一時的に戻り、出産後しばらくの間過ごすことを指します。産後の体力的にも精神的にも辛い時期を、家族のサポートを借りて暮らすことができます。奥さんの実家が現在の住まいと近くない場合、里帰り出産の期間中は基本的には旦那さんとは離れて暮らすことになります。

里帰り出産のメリット

◆家族のサポートを受けられる

里帰り出産の一番のメリットは、家族のサポートを受けることができる点。二人暮らしの場合、旦那さんが仕事に行っている間に何かあっても、すぐに連絡がつかなかったり遠方ですぐ帰ってこられない場合など一人で対処しなければいけないことも考えられます。里帰り出産なら常に家族がいる状態なので、万が一の場合も安心です。

◆精神的に安定する

初めての出産は精神的に不安定になりがち。特に産後は、慣れない育児に睡眠不足や疲労が重なって、ストレスが極限まで溜まってしまう人がほとんどです。

そんななか、慣れ親しんだ環境で過ごすことで精神的に安定し、リラックスして赤ちゃんのお世話ができますし、経験者である母親をはじめ頼れる存在が近くにいてくれるだけでとても心強いと感じるでしょう。

◆栄養豊富な食事を食べられる

産後は一日中赤ちゃんにつきっきりになり、食事の時間はおろか食べることさえおろそかになってしまうことも。また、赤ちゃんのお世話に追われて、食事を作るにまで頭が回らなくなることも考えられます。

里帰り出産をすると、赤ちゃんのお世話以外は両親に甘えることができるので、栄養豊富な食事を食べられて母子共に健康でいられます。

ご飯を食べる女性
(c)Shutterstock.com

里帰り出産のデメリット

◆親と育児方針でぶつかる

家族のサポートが受けられる一方、親からのアドバイスにイライラしてしまうことも。特に、経験者である母親とぶつかるケースは非常に多く、ストレスが溜まって自宅に戻る予定を早めた…… という人も少なくありません。親は良かれと思ってアドバイスをしているだけに、「迷惑だ」「やめてほしい」と強く言えないことがさらにストレスとなるようです。

◆育児の大変さが伝わらない

ママと赤ちゃんが落ち着くまでの数週間〜数ヶ月、旦那さんとは離れて暮らすことになります。赤ちゃんが生まれてからの、精神的にも肉体的にも最も大変な時期を旦那さんと一緒に過ごさないことや、育児に苦労している姿を実際に見る機会が少ないことで、育児の大変さが伝わりにくいことも。自宅に帰ってから、旦那さんの協力を得るまでに一苦労しそう。

◆自宅に戻ってからの生活が大変

これまで家族のサポートを受けながら、比較的楽に育児をしていたのが、自宅に戻ってからは何もかも自分でやらなければなりません。育児に加え家事も加わるので今まで以上に負担を感じることも。少しのことで旦那さんにイライラしたりぶつかったりしやすくなる可能性もあります。

里帰り出産時、旦那は寂しい? 冷める? 正直な気持ちは?

奥さんが里帰り出産中、旦那さんは比較的のびのびと過ごす人が多いようです。これまで妊娠中の奥さんを気遣って気を張っていたり、同僚や友人の誘いを断って帰宅を早めたりしていたのが、数週間から数ヶ月一人暮らしになるので羽を伸ばせると考える人も多いようですね。奥さんも旦那さんも、子どもが産まれるまでの少しの息抜き時間だと思って自由な時間を満喫するのは良いかもしれません。

ただし一部では、奥さんが家にいないことをいいことにダラダラした生活を送ったり、掃除などの家事をおろそかにしたり、考えたくはないですが浮気などハメを外そうとする人も。これは個人の性格によりますが、こうした心配がないとは言い切れません。

旦那さんが里帰り先に来る頻度はどう決める?

◆仕事が休みの週末

里帰り中の奥さんの元を旦那さんが訪れる頻度は、仕事の都合や奥さんの実家までの距離によってさまざまですが、一般的には仕事が休みの週末に訪れることが多いようです。

◆遠方や早めの里帰りの場合は妊婦検診に合わせて

奥さんの実家が遠方の場合や早めに里帰りをした場合、旦那さんが毎週末訪れるのは金銭的にも時間的にも難しいですよね。1ヶ月〜出産が近づくと2週間に一回、10ヶ月をすぎると1週間に一回になるので、妊婦健診のタイミングに合わせて奥さんの実家を訪れてみるのもいいかも。

◆毎晩会いに行く

奥さんの実家との関係が円滑で、住まいや仕事場からも近い場合、毎日仕事後に奥さんの実家を訪れるという人もいます。奥さんの実家で晩御飯やお風呂までいただいてしまって、自宅では寝るだけという人も。

妊婦の妻と旦那
(c)Shutterstock.com

里帰り出産時でも旦那と円満でいるコツ

◆連絡を頻繁にとる

定期的な電話やビデオ通話で頻繁に連絡をとっておくことが円満でいるコツ。妊娠中や産後は奥さんは精神的にナーバスになりがちですし、離れて暮らすことを不安に感じている場合も。この時期の不満や夫婦関係の亀裂はあとあとまで影響することもあるので、いつもよりも意識してコミュニケーションをとりたいですね。

◆互いの立場を理解する

旦那さんの仕事の都合で連絡がつきにくい、会いに来る頻度が少ないなどさまざまなケースが考えられます。一人暮らしで自由に暮らせるとはいえ、今までと違う生活は旦那さんも慣れないもの。互いの立場を理解し、相手を尊重したり思いやったりすることが大切です。

◆帰宅後の生活について話し合っておく

里帰り中の旦那さんの来る頻度や帰ってからの生活については、できるだけ事前に話し合っておきたいもの。いざ里帰り出産で実家に帰ったものの、旦那さんがなかなか会いに来ないといったことになれば、寂しさと心配で精神的に不安になりますし、家族にも心配をかけてしまいます。

また、赤ちゃんが生まれてからは落ち着いて話し合う時間が取れないことも考えられるので、赤ちゃんが生まれる前に家事や赤ちゃんのお世話の分担など、具体的な計画を立てておきましょう。

* * *

慣れ親しんだ実家に里帰りとはいっても、普段とは違う生活に戸惑ったり、旦那さんと離れて暮らすことに不安や寂しさを感じることもあります。いずれにしても、赤ちゃんができると赤ちゃんのお世話につきっきりになってしまうので、里帰り中や帰宅後の生活まで夫婦で事前に話し合っておくと安心です。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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ライター/コラムニスト コマツマヨ

WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。


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