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浮気(うわき)と不倫(ふりん)の違いは?
浮気と不倫、どちらもパートナー以外の人と恋愛関係になるという点では同じですが、それぞれ定義に大きな違いがあります。
浮気は配偶者や恋人以外の人に恋愛感情を持つことを指しますが、不倫はどちらかが既婚者であり、なおかつ肉体関係がある場合に使われます。
つまり、パートナー以外に恋心を持てば浮気、既婚者がパートナー以外と肉体関係を持てば不倫、ということになりますね。
不倫がもたらす結末
不倫は、法律上では「不貞行為」となり、夫婦間の貞操義務に背く行為です。そもそも不倫は道徳観念にも反する行為なので、その結末はけして明るいものではないと、念頭に置いておきましょう。
不倫相手の家族にバレて高額な慰謝料を請求されたり、お互いの家族や親族を巻き込んで修羅場になることも。不倫を知った友人・知人から非難される可能性もありますし、結婚せずに長く不倫を続けていたら、気づけば周りはみんな結婚してママになっていた…… といったように、結婚や出産のタイミングを逃してしまうことも考えられます。
万が一、不倫相手と人生を歩んでいけることになったとしても、やはり慰謝料を請求されることはありますし、不倫相手に子どもがいる場合は長期間に渡って養育費の支払い義務が発生することもあります。
不倫相手の本気度はどれくらい? 別れた方がいい境界線
不倫関係に明るい未来なんてない。わかってはいるけれど、「もしかしたら……」と期待をしてしまいますよね。
不倫相手があなたとの将来を本気で望んでいるのなら、何かしらの行動は起こすはず。「妻とは別れる」と同じ言葉を繰り返すだけで一向に行動に移さない人や、会うたびにホテルしか行かない人、デートを平気でドタキャンしたり気まぐれに呼び出すような、こちらの気持ちや都合は一切お構いなしといった人は、残念ながらあなたのことを“遊びの相手”としか考えていないかもしれません。いつまでたっても行動に移さないのなら、別れを検討したほうがよいタイミングだといえそう。
不倫相手と穏便に別れる方法は?
不倫相手と別れることになったら、穏便にお別れしたいもの。トラブルに発展しないためにも、その方法を事前に確認しておきましょう。
◆不倫相手と穏便に別れるために必要なこと
不倫相手との別れを決意したなら、まずは「きっぱりと別れる」という強い覚悟を持つことが大切です。
古典的ですが、連絡先を全て消去してこちらからは連絡できないようにしておいたり、不倫を知っている信頼できる友人に「別れた」と宣言しておいたりと、周りを固めておくこともひとつです。
◆別れ話をするときに気をつけたいこと
別れ話では、相手を責め立てたり感情的になったりしないように気をつけたいところ。「意地でも別れてやるものか」と簡単に別れてくれなかったり、相手も感情的になってトラブルに発展してしまったりすることも考えられます。
できるだけ穏便に、波風を立てずに別れられるよう、「不倫を終わらせたい」「もう会うのをやめる」とシンプルに伝えましょう。
離婚後、不倫相手と結婚するには?
不倫相手があなたとの人生を歩む決意をし、今のパートナーと離婚を決めたら……? 離婚が成立すれば、そのあと誰とどんな人生を歩もうと自由ですが、不倫からスタートした相手との結婚は、一筋縄ではいかないのも事実です。
◆不倫相手と結婚する前に考えておきたいこと
夫婦でなくなったとはいえ、離婚後もお金のことや子供のことなど元夫・元妻となにかしら連絡を取る機会はあります。離婚理由にもよりますが、慰謝料の支払いや養育費、その他もろもろのお金の問題も付きまといます。あらかじめ想定できること、わかっていることは二人で話し合っておいて、些細なことで揉めないようにしたいですね。
◆覚悟しておくべきこと
不倫相手との結婚は、必ずしも祝福されるものではありません。離婚してからさほど期間を空けずに再婚した場合など、周囲から色々と勘ぐられたり冷たい目で見られたりすることもあるかも。また、不倫という前例があるので、相手の異性関係が心配になって、一喜一憂してしまう可能性も考えられます。
こうしたことも踏まえて、不倫相手との結婚(再婚)はとても難しいものなのだと覚悟しておきたいですね。
後悔のない選択を
不倫は、その代償がとても大きいものです。不倫関係を続けるにしても、不倫をやめるにしても、自分の将来まで視野に入れて後悔のない選択ができるといいですね。
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ライター/コラムニスト コマツマヨ
WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。