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2024.02.21

不倫現場に遭遇! そのときに取るべき行動・とってはいけない行動

パートナーの不倫現場に遭遇してしまった…。そんなドラマみたいな話あるわけない、とは思うものの、可能性はゼロではありませんよね。もし当事者になってしまった場合はどうすればいいのでしょうか。不倫の現場に遭遇してしまったときの対処法についてお伝えします。カップル問題に詳しいライター・コマツマヨが詳しく解説します。

コマツマヨ

不倫現場を目撃したら? やっておきたい対処法

(c)Shutterstock.com

レストランで、近所で、職場の近くで…ひょんなことから夫や妻の不倫デート現場に出くわしてしまったら…何をしたらよいのでしょうか? いえ、何もしない方がいいのでしょうか?

まずは冷静になる

人間、突拍子もない出来事に遭遇すると、冷静ではいられなくなります。それがパートナーの不倫現場ならなおのこと。冷静になれというのは無理な話かもしれませんが、それでもまずは冷静になりましょう。突然のことでパニックになると、思ってもみない行動に出てしまうかもしれませんし、あなた自身が事故に遭ってしまうかも。あとで不利になっても困るので、まずはその場の状況を冷静に判断するようにしましょう。

証拠を押さえる

浮気の現場に遭遇したからといって、証拠がなければパートナーを問いただすこともできません。もし離婚や裁判に発展した場合、証拠が役に立ちますので、どのように使うかは後で考えるとして、まずは証拠を残しておきましょう。パートナーと不倫相手が一緒にいるところ、ホテルに入る様子などを写真に収めたり、スマホのスクショ、不倫現場の様子を日時と共にメモに記しておくことも有効です。

第三者を呼ぶ

不倫現場を目撃してしまったら、できることなら信頼できる知人や身内を呼びましょう。パートナーの不倫現場を目撃したショックで思いもよらない行動をとってしまうかもしれませんし、反対に不倫を知られたパートナーや不倫相手が逆上して、危険な行動に出ることも考えられます。第三者の目から見た冷静な判断を仰いだり、もしものときは仲裁に入ってもらえるようにしましょう。

話し合いをするなら後日に

話し合いは後日に。不倫現場を目撃した当日は怒りや悲しみで頭がいっぱいで、とても話し合いなんてできる状態ではないでしょう。そのような状態では、正しい判断ができず、あとになって後悔することも。

日にちを空けると、パートナーが不倫の証拠を隠滅したり不倫相手と口裏を合わせる可能性もありますが、しっかりと証拠を押さえておけば心配ありません。

できればその日は別々に過ごす

不倫現場を目撃した後、同じ家に帰って過ごすのは辛いでしょう。顔を合わせると、相手を責め立てたり泣き叫んでしまったりと、冷静でいられないはずですので、1日ないし数日は、別々で過ごす方が良いかもしれません。

不倫現場に遭遇しても絶対にやってはいけないこと

落ち込むカップル
(c)Shutterstock.com

不倫現場に遭遇しても、感情的になってはいけません。ここでは絶対にやってはいけないことをまとめました。

やってはいけないこと
  1. 暴力を振るう
  2. 脅す
  3. 命に関わる行動

暴力を振るう

不倫現場を目撃し、パートナーや不倫相手を殴ってやりたい気持ちになるのは当然です。が、相手がいくら不倫をしようが、殴ってしまえばこちらが暴行罪を犯したことになってしまいます。髪を引っ張ったりものを投げたりという行為も暴行にあたりますし、相手が怪我をすれば傷害罪です。こちらの立場が悪くなってしまうこともあるので、暴力には決して頼らないようにしましょう。

脅す

パートナーと不倫相手に対し、脅すような言動は控えましょう。命を脅かすような言葉や、「周囲に言いふらしてやる」「写真を拡散してやる」といった言葉は恐喝罪に当たり、暴力と同じく、こちらが不利になることも考えられます。

命に関わる行動

パートナーや不倫相手に命に関わるような危害を加える、もしくは自分の命に関わるような行動は絶対にやめましょう。不倫の事実を知ったショックで何もかも嫌になり、とんでもない行動に出てしまうこともありますが、相手を傷つけると自分が犯罪者になってしまいますし、自分に危害を加えても何も解決しません。

慰謝料を請求するために知っておきたいこと

パートナーが不倫をしていたことがわかっても、「不貞行為」に該当しなければ慰謝料を請求することは難しいといえます。例えば、性行為の現場を目撃したり、ホテルに2人で入っている現場を目撃したなど、肉体関係の有無があるかどうかが基準となります。

反対に、食事やデート程度では不倫に該当せず、慰謝料を請求することは難しいでしょう。

不倫現場を目撃したら、証拠とともに弁護士に相談を

不倫現場に遭遇したら、専門家に相談するのが安心です。もちろん、2人で相談して今後のことを決めるのもいいですが、弁護士が入ることで、話し合いのときの精神的な負担を軽減できます。今後、離婚をするにしても再構築を図るにしても、法的なアドバイスももらえますし、正当な慰謝料を請求する事ができ、不倫相手との交渉も行ってもらえます。

できれば経験したくない、不倫現場の遭遇。ですが、万が一こうした状況に陥った場合には、感情的にならず、自分のためになる行動を取りたいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

ライター/コラムニスト コマツマヨ

WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。

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