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FASHION

2023.06.18

カーディガンとは|季節・色別コーデまでおすすめ厳選【スタイリストが解説】

肌寒いときにサッとはおったり、コーディネートに色を差して華やかさを増してくれるカーディガン。その特徴やニットとの違い、色ごと・季節ごとのおすすめコーディネートなどをご紹介します。

カーディガンとは

カーディガンとは

温度調整やコーディネートのアクセントとしても活躍するカーディガン(Cardigan)。ベーシックなジャスト丈からトレンドのクロップド丈、端境期に出番の多いロング丈など、デザインもさまざまです。

ニット素材だけでなく、最近ではシアー素材の透けるカーディガンも登場。そこで今回は、定番でありながら進化を続けるカーディガンの特徴や着こなしのポイントを、スタイリスト・城長さくらさんに教えていただきます。

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言葉の定義について

「カーディガンは、前開きのトップスのこと。元々は前開きのニット製品のことでしたが、最近ではカットソー素材やシアー素材などのものも多く見られます」(スタイリスト・城長さくらさん 以下「」同)

カーディガンの由来

「カーディガン誕生のきっかけは戦争だったようです。クリミア戦争が勃発したとき、負傷した兵士たちをニットで防寒する必要がありました。しかし、怪我をしている人に服を着せるのはとても大変。そこで、イギリスのカーディガン伯爵が、ニットの前を切って兵士たちに着せたのが始まりだと言われています(*諸説あり)。それが徐々に普及していき、ファッションアイテムとして定着していったのだそうです。ですから、カーディガンというのは、伯爵の名前が由来なんですね」

デザインの特徴

「定番のデザインは、クルーネックやVネック。クルーネックタイプは、はおりとしてだけでなく、ボタンをすべて留めればトップス感覚でも着られます。春夏シーズンは薄手のロングカーディガンも人気。冷房対策や紫外線対策に使うこともあります。この秋冬は、ツイード素材のカーディガンや、カーディガンとジャケットの間のようなタイプが多く登場しそうです」

ニットとの違いは?

「ニットはカーディガンと同じように毛糸で編まれたトップスのことですが、前が開いておらず、頭から被るタイプ。同じ素材のトップスでも、前開きのものがカーディガン、上から被るものがニットと呼ばれることが多いです」

定番レイヤードをクロップド丈ニットでアクティブに更新!

【2023年最新】カーディガンを着こなすためのポイント

今ではワードローブの定番になったカーディガン。その今年らしい着こなしについて見ていきましょう。

POINT1|カラーカーディガンを肩巻きor腰巻きに

カーディガンの腰巻きコーデ
「引き続きトレンドなのが、カーディガンの肩巻き。カラーものを取り入れると、パッと目を引くコーディネートが完成します。春夏シーズンは、ロングスカートや太めのデニムをはいたときにカーディガンを腰巻きすると、コーディネートにメリハリが生まれます」

“ebure”きれいめTなら、パンツスタイルも品よく着地!

POINT2|カーディガンをショートトップス風に着るのもおすすめ

カーディガンをショートトップス風に
「レイヤードしがちなカーディガンですが、クルーネックタイプなら一枚でも着られます。フロントにボタンが付いているので、一枚で着ても寂しく見えません。コンパクトなものを選べば、トレンドのショートトップス風になって、最旬バランスを叶えてくれますよ」

トラッドに今っぽい空気感を加味するバレルパンツ

POINT3|素材で今っぽさを出すのも手

素材感のあるカーディガン
「今季の秋冬展示会でもカーディガンをよく見かけました。ラメニットやツイード風、ボア、ブークレーといったトレンドの素材でカーディガンを取り入れてみるのもいいですね。素材を変えるだけで雰囲気がガラリと変わるので、最新スタイルを楽しめます」

ゆるっと羽織る「ざっくりカーディガン」なら秋冬コーデを更新できる! 着こなし4

【色ごとの着こなし】カーディガンのおすすめコーデを厳選

コーディネートに色を取り入れたいときにもカーディガンが大活躍! きれい色からベーシックカラーまで、色別の着こなしをお届けします。

赤|コンパクトなカーディガンをトップス感覚で着こなして

赤カーディガンコーデ
ほんのり肌が透けて色香が漂うニットカーデ。体のラインになじむので、タックの入ったワイドパンツで立体感をトッピング。鮮やかな赤カーディガンやサンダルを合わせることで、真面目なグレースーツの感度をアップ。

ニットカーデ×タックワイドパンツの絶妙バランスコーデ

グリーン|いつものジャケパンをきれい色カーデで爽やかに

グリーンカーディガン

オーバーサイズのジャケットにグリーンのカーディガンをざっくり巻いて。それだけで、シンプルながらパッと目を引く華やかな通勤スタイルが完成。

きれいめシンプル派の2023春のお手本コーデ

黒|定番黒カーデはクロップド丈に更新

黒カーディガンコーデ

ニットワンピにサッとはおるカーディガンも、クロップド丈を選べば重心が上がりスタイルアップが叶います。優しげな白ワンピも黒カーデを合わせれば程よく辛口に!

定番・黒カーディガンは、新鮮バランスが作れる「クロップド丈」に更新を!

白|カーデをゆったりはおってリラクシーな雰囲気に

白ニットコーデ

タンクトップ×裾絞りパンツのスポーティが着こなしも、まろやかな白カーデをプラスすればきれいめに着こなせる。ゆったりサイズを選んで、大人のリラックス感を堪能。

スニーカーには「ゆったりフォルムのパンツ」で大人のリラックス感を♡

【季節ごとの着こなし】カーディガンのおすすめコーデを厳選

ざっくりはおったり腰巻きしたり。季節に合わせたカーディガンの着こなしを見てみましょう。

春|白×白をグレーカーデで優しく引き締めて

カーディガン春コーデ

白T×白パンツという春らしい装い。グレーのカーディガンをサッとはおれば、輪郭が際立ちコーディネートにメリハリが生まれる。

クロップドパンツに代わる王道といえばタックパンツです!

夏|白カーデの腰巻きでニュアンス配色に軽やかさを

カーディガン夏コーデ

泡色Tシャツに濃色フレアスカートを合わせたニュアンス配色。落ち着いた雰囲気を楽しみつつ、腰巻きカーデで白を投入。少ない面積でも白を入れることで、夏らしく軽快に!

3つの「きれいめ要素」で、Tシャツが大人っぽくキマる!

秋|淡色カーデで作る濃淡ブルーのグラデーション

カーディガン秋コーデ

淡ブルーニットのアンサンブルに濃ブルーのタックパンツを合わせたグラデーションスタイル。シルバーのボリュームネックレスをプラシして切れ味よく。

秋にブルーグラデを着こなすなら、小物の色は優しげに♡

冬|グリーンのツインニットでカジュアルコーデをブラッシュアップ

カーディガン冬コーデ

ふんわりとしたモヘア素材のニット&ミドル丈カーデが今日の主役。きれい色を投入し、カジュアルDAYも気分を上げて!

爽やかなグリーンを纏って、軽やかな気分のウィークエンドスタイル♡

主役にも脇役にもなる使い勝手のよさも魅力

はおりとしてはもちろん、ボタンをすべて留めてトップスのように着たり、肩がけや腰巻きのように小物感覚で使うこともできるカーディガン。1枚でいろいろな着こなしができるので、コーディネートの幅がグッと広がるアイテムです。

城長さくら

監修者:スタイリスト 城長さくら

スタイリスト・望月律子氏に師事し、独立。シンプルなアイテムを色やシルエットの組み合わせでおしゃれに味つけするスタイリングで人気上昇中! 現在は『Oggi』などの女性誌や広告、カタログなどで活躍の場を広げている。Instagram(@shiroosa)では日々のスタイリングを公開中。おしゃれのヒントが詰まった投稿はどれも見逃せない。

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Oggi12月号で商品のブランド名に間違いがありました。114ページに掲載している赤のタートルニットのブランド名は、正しくは、エンリカになります。お詫びして訂正致します。
【消費税の価格表記について】 記事内の価格は基本的に総額(税込)表記です。2021年4月以前の記事に関しては税抜表記の場合もあります。

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