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LIFESTYLE

2023.06.17

「話が長い人」の特徴とは? 簡単に話を短くまとめるコツを紹介

「話が長い人」とは、「話の結論が分かりづらかったり、だらだらと話を続けたりしてしまう人」のこと。この記事では、話が長い人の心理や特徴、話を必要以上に長くしない方法を解説! もう「話が長い人」なんて言われたくない人は必読です!

「話が長い人」とは?

職場や友人などの中に、「この人、いちいち話が長いんだよね」と感じる人はいませんか? どんなにおもしろい話でも、ダラダラと長く話をされると、うざく感じたり、疲れたり…。

でも、話が長い人はそんなことはお構いなし。他人に嫌な思いをさせているということに気づいていないのが、話が長い人の最大の特徴です。

デスクで話す女性
(c)Shutterstock.com

話が長くなるのはなぜ?

そもそも、話が長くなるのはなぜでしょうか? その理由を挙げてみます。思い当たる節がある人は要注意ですよ。

1:寂しい

話が長い人は、寂しがり屋さんが多いです。自分のほうを見てほしい、存在を分かってほしいという気持ちが強く、ゆえに長々と話を引き延ばしてしまうのですね。

長くなるのは実際のおしゃべりばかりではありません。電話で話をしていても、LINEでメッセージをやりとりしていても、とにかく「構ってほしい」と思っているので、いつまでも話を切り上げないのです。

2:自分をよく見せたい

話が長い人の多くは、承認欲求が強い傾向にあります。必要以上に「自分を良く見せよう」と思っているので、あれもこれもと話し出し、ついつい話が長くなってしまうのです。

面倒なのが、自分に酔いやすいタイプ。自分を認めてほしい一心で話している間に、すっかり「認められている」という気分になってしまい、そんな自分に酔いしれて、いつまでも話し続けてしまう人もいるようです。

携帯をみながら盛り上がる女性たち
(c)Shutterstock.com

3:話の内容に自信がない

自分自身を口下手だと思っていて、自分の話が相手にキチンと伝わったかどうかに自信が持てない人も話が長くなりがちです。話しながら「伝わってないかも…」と不安になって、自分では細く説明をしているつもりなのですが、相手からすれば全く要領を得ないという感じになってしまうのです。

「とにかく伝えないと!」と一生懸命になればなるほど、情報が錯綜し、取り止めのない話になってしまいます。

4:意識しすぎている

自分が「伝えたい」と思うことを、「正しく伝えたい」と意識しすぎるあまり、反対に言わなくていいことまで話してしまう、という人も話が長くなります。

たとえば、待ち合わせに遅刻した理由を伝えようとする時、「電車が遅れちゃって…」と一言伝えれば十分な話を、「朝はいつもより早く起きて、歯磨きもしたんだけど…」と無駄に細かく話しているうちに話が逸れてしまって、長くなってしまうのです。

自分の思いを正確に伝えたいと強く思いすぎて、相手にどう伝わるかまで考えられなくなってしまうのでしょう。

話を簡潔にまとめるコツを紹介!

では、話を短く切り上げるには、どうすればいいのでしょうか?

1:まず、無駄な言葉を削る

話が長い人の話は「えっとぉ」「だからね」などのような、無駄な言葉が多いのが特徴です。

「えっと、昨日会議があったんですけど、で、最初は先月の結果報告から始まって、で、みんなの意見を聞いたんですけど、でもうちの部署は数字がまとめられていなかったから…」とダラダラ話していると、相手はイライラしてきます。

必要のない言葉を極力省いて、短文を並べるイメージで話してみましょう。「昨日の会議で先月の結果報告が各部署からありました。しかし、うちの部署は数字をまとめられていなかったので、きちんとした報告ができませんでした」と、言えば相手にも伝わりやすくなりますね。

2:聞かれたことだけに答える

話が長い人は、相手がひとつ質問をしたら、数倍の情報量で返します。「昨日の試合どうだった?」と尋ねられたら、「昨日ね。そうそう天気は良かったんだけど、でも暑くて結構しんどかったな。私の試合は午後一だったんだけど、その頃には気温が30度を超えててさ…」と話し始めてしまうと、相手は「この話、いつまで続くんだろう」と不安さえ覚えてしまうでしょう。

自分は話が長い傾向にあると自覚している人は、質問されたら一言で返すことを意識してみましょう。

・「昨日の試合どうだった?」
・「負けたんだけど、納得の結果だったよ」
・「強い相手だったの?」
・「ううん、体力が全然もたなくて。基礎練習をサボってたのがはっきり出ちゃった」
・「そっか〜、でもがんばったんだね」
・「ありがと。今日から朝ランの距離を増やしてるんだ」

こんなふうに、短い返答で答えていけば、一人で延々としゃべるのではなく、相手との会話が弾みますね。

お店で注文をする男女
(c)Shutterstock.com

3:結論から話す

「話が長い人」は、往々にして物事が起こった順番で話をします。

たとえば、「店舗の売上が最近落ちています。おそらく原因は通りの向かいにライバル店が出店してきたからだと思うのです。試しにライバル店に行ってみたら、売っている品物はうちとそう変わらないのですが、値段がうちより1割程度安いんですよね。なので、向こうの値段をもっとちゃんと調べて、それよりも低い価格設定にしてはどうかと思うんです」

こんなふうに話していると、「で?」と聞いているほうは、「早く結論を言ってくれよ〜」とうんざりしてしまいます。

こうならないために、話す順序を変えましょう。
1: 結論
2: 原因
3・ 具体例

何かを話す時には、この順序で話すようにします。

先ほどの例を並べ替えてみましょう。

「今週中にライバル店の販売価格を調査して、来月からうちの店の価格を下げましょう。なぜなら、ライバル店が出店してきてから売上が伸び悩んでいるからです。先日、試しに見てみたら、〇〇のシャンプーは、うちよりも1割も安い価格で販売されていました」

こんなふうに話ができると、相手をヤキモキさせずに済みますよ。

最後に

「話が長い人」だと思われないようにするためのポイントを3つ挙げました。普段から意識しておくと、いざという時に焦らずに済みます。せっかく話すのですから、話すほうにとっても、聞くほうにとっても楽しい時間になるといいですね!

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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