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【女性100人に聞いた】あなたに「忘れらない人」はいますか?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
20~30代の女性100人に「忘れられない人」はいる? と質問したところ、はい… 39.2%/いいえ… 60.8%との結果となりました。
今回のアンケートでは、全体の6割ほどが「いいえ」と回答。「忘れられない人」はいない派が多いようでした。巷では「女性の恋愛は上書き保存なので、未練は残さない」という話も耳にしますが、どのような恋愛心理なのでしょうか。
「忘れられない人」とはどんな人?
では実際に、どんな相手とどのような恋愛をしていたのか見ていきましょう。まずは「忘れられない人」とどのような関係性だったのかをチェック。
学生時代の恋愛
学生時代の恋愛は、特別で忘れられないもの。恋愛の進め方やデートの仕方など初めて経験することが多く、印象に残っていることが多いのではないでしょうか。
「学生時代の同級生」(30代・北海道)
「大学の時の彼氏」(30代・東京都)
「中学時代の先輩」(30代・兵庫県)
「中学生の時に好きだった人」(20代・茨城県)
「高校生の時に付き合っていた元彼」(20代・鹿児島県)
学校の先生
一般的にタブーとされる禁断の恋に盛り上がってしまい「今でもあのドキドキが忘れられない」という意見もあげられていました。当時は同世代の男性を少し子供っぽいと感じて、大人の男性の魅力に憧れていたのかもしれませんね。
「部活の先生」(20代・東京都)
「昔の学校の教師」(20代・鹿児島県)
「高校の時の社会の先生」(30代・青森県)
初恋の人
大人になった今でも、初恋相手を覚えている人もいるのではないでしょうか。仮に付き合うことができなかったとしても、恋をした時の胸のときめきはなかなか忘れられませんよね。同窓会で出会えるチャンスなどを期待してみるのも◎!
「初恋の人」(30代・千葉県)
「中学生のときの初恋の人」(30代・神奈川県)
「初恋の人」(30代・愛知県)
「初恋の人。家が近所の幼馴染で、中学に入ってから好きだったと気がついたけど、その時にはバスケ部のキャプテンだった可愛い女の子と付き合っていてショックだった」(30代・東京都)
初めての彼氏
初めてのデートをしたり、手を繋いでキスをするなど、多くの初めてを経験した彼氏はいつまでも忘れることができませんよね。女性同士で恋バナをするときにも、初彼の話は鉄板です!
「初めて付き合った人」(30代・北海道)
「初彼であり唯一の元カレ。結婚に対する意識の違い(私がまだ幼かったから考えられなかった)によりすれ違いが生じて別れてしまったが、私に新たな物事の見方をたくさん教えてくれた」(30代・埼玉県)
元彼・元夫
長い期間付き合っていたパートナーは忘れることが出来ない相手のひとり。一緒にいた時間が長ければ長いほど思い出も多く、ふとした時に懐かしくなってしまうことも。ただし、思い出が美化されているだけの可能性もあるので要注意です。
「元彼」(20代・大阪府)
「長く付き合った人(喧嘩別れとかではない人)」(30代・大阪府)
「前の夫」(30代・宮崎県)
「7年同棲しプロポーズされて断った彼氏」(30代・東京都)
「一緒に暮らした元彼」(30代・福井県)
職場の人
業務でわからないことがあったときに、近くでサポートしてくれた職場の上司や同僚との恋愛を「忘れられぬ恋」として選んだ方もチラホラ。会社によっては、社内恋愛が禁止されているので、思いを伝えられずに終わってしまった未練もあるのでは。
「20代のときに遊んでくれていた上司」(30代・秋田県)
「新社会人の時、私の教育係だった上司」(30代・福岡県)
「前の職場の人で辞める時に連絡先を渡した。しかし連絡が来なくて諦められず、第三者に連絡を取りたいことを伝えてもらったが、彼女がいると言われ振られた人」(30代・北海道)
「忘れられない理由」についても聞いた
過去に好きになった人を振り返った時、記憶が鮮明に残っている人が「忘れられない人」。ここでは、なぜその人を忘れることができないのか、その理由について紹介していきます。
初めての思い出だった
初めて人を好きになった経験や感情は特別なもの。慣れないながらも「相手に好かれるためには何ができるか」「こうしてあげたら喜ぶのではないか」など、相手を思って自分なりに一生懸命考えてアプローチした記憶も。
「高校生の時、初めて恋をした」(20代・香川県)
「初めてのことばかりだったので、わたしの人生のいい経験」(30代・長野県)
「初めて好きになった人だから」(30代・神奈川県)
「初めて本気で好きになった人」(20代・三重県)
「色々と初めて体験した相手だから」(30代・愛知県)
長い時間を過ごしたから
好きだった気持ちが強かったり、好きな期間が長いと思い出として強く残ってしまうのも当然のこと。今でも忘れられない人は『恋の傷は恋で癒やす』という言葉もあるように、新たな恋で昔の恋を忘れるのが一番ではないでしょうか。
「一緒に過ごした時間が長かったから」(20代・愛知県)
「家族同然の存在だったから」(30代・福井県)
「同棲した期間が長く思い出の場所が多いため、その場所に行くと思い出すから」(30代・東京都)
「いろんなところに出かけみんなで楽しい思い出がある」(30代・愛知県)
「きれいな思い出だから」(30代・神奈川県)
「一緒にいて楽だったし、ずっと一緒にいたいと思えた人だったから」(30代・静岡県)
今までで一番好きだったから
ある特定の恋を忘れることができずに思い続けてしまい、そのせいで次の恋愛に進むことができず、気持ちにブレーキをかけてしまうことも。頭では理解できていても、心が追いついていかないのが実際のところ。
「その人以上に好きだと思う人が今いないから」(20代・茨城県)
「今までで1番好きだったから」(20代・鹿児島県)
「本気で恋をしたから」(30代・千葉県)
「大好きだったから。振り向いてほしかったから」(30代・埼玉県)
好みのタイプだったから
「優しい」「頭がいい」「かっこいい」好みのタイプは人それぞれですが、タイプの人がそのまま現れたかのような経験をした場合は、なかなか忘れることが難しい場合も。
「かっこよかったから」(30代・千葉県)
「顔がもろタイプでイケメンだった」(30代・東京都)
「かなり見た目がタイプだった。性格も合っていた」(30代・千葉県)
「理想的な人だったため」(30代・千葉県)
実らなかった恋だったから
思い続けても叶わぬことがある、恋。最終的にはつらい思いをしても、片想い中のワクワクやドキドキは恋愛特有のもの。そういった少しの苦い思い出がふと頭をよぎるのかもしれませんね。
「叶わない恋だったから」(30代・北海道)
「小さい頃から一緒にいた人で、しかも実らなかった恋だから。綺麗な思い出のまま記憶にあるから」(30代・東京都)
「片思いの時期が長かった。その後に実ったけど、自分の後輩と結婚してしまったから」(30代・兵庫県)
「片思い」(20代・兵庫県)
「高校生の時に告白したけどフラれてしまったから」(30代・青森県)
今も気持ちが残っているから
好きになった時点で相手にパートナーがいたり、年齢が離れすぎていたりなど、何らかの事情で両思いになるには障害があった場合、“絶対に手に入らない”という未練が残ります。そのせいで、何年経ってもずっと忘れられない… という人も。
「好きなまま離れたから」(20代・和歌山県)
「好きなので」(30代・秋田県)
「自分の気持ちが不完全燃焼だから」(30代・千葉県)
「今も連絡をとっているから」(30代・秋田県)
「忘れられない人」を引きずらないためには?
ひとりで悩んで気持ちを引きずっていても、気持ちは晴れません。そんな時、みなさんはどのような方法で「忘れられない恋」から立ち直ったのでしょうか。アンケート結果の意見を参考に、対処方法を考えてみましょう。
友だちとの時間を大切にする
恋愛が上手くいかない時は、後悔や自分を責めてしまう状況が増えてしまいます。そんな時は、ひとりで抱え込まずに信頼できる友達に話を聞いてもらうなど、一緒に楽しい時間を過ごしてモヤモヤを忘れると◎。自分の気持ちに共感してもらえると、安心感も生まれます。
「友人などに話し続けるうちにどうでもよくなった」(20代・愛知県)
「友人に色々な人を紹介され、次に好きになりそうな人が見つかった」(30代・東京都)
「友人や家族と過ごす時間を増やす」(20代・長野県)
「友達と遊びまくって楽しい思い出で上書きした」(30代・東京都)
「友達にたくさん話を聞いてもらう。カラオケでストレス発散」(30代・東京都)
時に身を任せる
無理に楽しもうとしなくていいし、無理矢理忘れることもありません。やる気が出ず何も手につかないときは、家でゴロゴロしたりぼーっとする時間を過ごしてリラックス。日が経つごとに悲しい気持ちは思い出に変わっていくので、時が過ぎるのを待つのもひとつの方法です。
「何をしても無理だった。ただ時間が過ぎてくれて、それで立ち直れたと思う」(30代・東京都)
「立ち直るというか時間の経過です」(30代・東京都)
「時間が解決しました」(20代・東京都)
「普通に毎日を送る」(30代・山形県)
「何も考えず泣いたりぼんやりして過ごしました」(30代・宮城県)
とことん落ち込んでみる
我慢は禁物! 元彼への想いを心で整理できるまで、気が済むまで思い切り泣いて心をすっきりさせてみましょう。泣くことで副交感神経が刺激されリラックスした状態になれたり、ストレスが軽減されます。なので、泣く=悪いことではないのです。思っていることを全てノートに書き出して気持ちを整理してみるのも効果的。
「ひたすら落ち込んで悲しむ」(30代・長野県)
「泣いて泣いて涙と共に気持ちも流しました」(30代・愛知県)
「失恋ソングを聞いて今後を考える」(30代・埼玉県)
「好きな気持ちは否定せず、気が済むまで好きでいて、自然に忘れられるのを待つ」30代・長野県)
自分ひとりで楽しめる時間を作る
今まで恋人といた時間が長かった分、ひとりの時間を満喫できる趣味や習い事を始めてみるのも◎。新しいことにチャレンジすると、今までとは違う一歩を踏み出す、新しい風が心に吹いて気持ちがいいですよね。英会話や料理教室、スポーツジムなど習い事を始めることで、新たな出会いにも期待ができるでしょう。
「趣味に走る。漫画を大量に読む」(30代・栃木県)
「趣味に没頭」(20代・千葉県)
「新しいことに興味をもった」(30代・島根県)
「そのことを忘れるようにしたり、自分にお金と時間を使うようにした」(20代・東京都)
「夢中になれるものを見つける」(30代・東京都)
「他に楽しめるものを見つけた」(20代・静岡県)
「美味しいものを食べたり一人の時間を満喫する」(20代・滋賀県)
仕事やバイトに打ち込む
恋がうまくいかなくなると、日常生活でやる気がなくなってしまうことも。そんな時こそ依頼された仕事や目の前に溜まっている仕事を丁寧にこなして、考える時間がない環境を作るのもGOOD。今までと同じ仕事でも違う見え方ができ、頑張りを認めてもらえるきっかけに。
「仕事をしまくる」(20代・茨城県)
「仕事に打ち込む」(30代・北海道)
「バイトや勉強に打ち込んで忘れる」(20代・千葉県)
「予定を入れて相手のことを思い出したり考えないようにする」(30代・大阪府)
新しい恋をする
失恋後にすぐに新しい恋を探すなんて恋愛体質じゃないかと思われるかもしれませんが、結局恋愛の傷を癒やせるのは恋愛という意見も。すぐに彼氏を作ろうというわけではなく、くよくよしている時間があるならば、他の出会いに目を向けてポジティブに生きるのもアリですね。
「次の恋に出会う」(20代・山梨県)
「新しい好きな人を作る」(20代・京都府)
「新しい彼氏ができて立ち直りました」(30代・宮城県)
「他に好きな人ができるまで立ち直れない」(20代・長野県)
「新しく好きな人を見つける」(30代・福岡県)
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最後に
あなたの心に「忘れられない人」がいるのは、今まで真っすぐ恋愛に向き合ってきた証拠。好きな人がどうしても忘れられない場合は、自分に合った方法で引きずらないための対処方法を考えてみましょう。今回の恋愛が上手くいかなかったとしても、そこで学んだことを大切に、次の恋愛に活かせるといいですね。
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