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LIFESTYLE

2023.07.07

「花の日」とはいつ?意味やキリスト教・仏教との関わり、花に関連する記念日

「花の日」と呼ばれる記念日には、キリスト教の教会が由来となったものと語呂合わせのものがあります。今回は花の日の詳しい意味や由来、仏教での「花まつり」の日、語呂合わせでの花の日を解説します。さらに、花に関連するそのほかの記念日などもあわせて解説するため、ぜひ参考にしてください。

「花の日」とはいつ?基礎知識を解説

「花の日」には、アメリカのキリスト教の教会が由来となったものと、語呂合わせによって制定されたものがあります。また、仏教でも別の日に「花まつりの日」として行事をおこなっています。名前が似ているため、花まつりの日もあわせてチェックしておきましょう。

はじめに、それぞれの花の日とはいつのことなのか、由来や特徴などを解説します。

花束をつくる女性
(c)Shutterstock.com

花の日とは「6月の第2日曜日」

キリスト教の行事のひとつである花の日は、「6月の第2日曜日」です。花の日のイベントがある日付は、アメリカと日本、どちらでも変わりません。花の日におこなわれる行事は、「花の日礼拝」や「花の日曜」ともいわれています。

花の日とは、花も人も神様から与えられ、守られ、愛されていることを感謝する日です。6月の第2日曜日、日本では花の日や「こどもの日」として、ミッションスクールなどで礼拝や花の日訪問の行事をおこなっています。

アメリカのキリスト教の教会が由来

花の日は、アメリカのキリスト教の教会が由来となった記念日です。1856年、マサチューセッツ州にある教会のチャールズ・H・レナード 牧師が、6月の第2日曜日の礼拝でこども達を集め、献児式や幼児祝福式に関するこどもの日の特別礼拝をおこないました。

その後、アメリカのキリスト教の教会ではさまざまな教派でこどもの日のイベントや礼拝が実施されるようになります。ちょうど夏の花が咲き始める時期であるため、花のイベントも結びついていったようです。

仏教では「花まつり」の日がある

仏教にも、似た名称である「花まつり」の日があります。花まつりの日とは、お釈迦様の誕生をお祝いする仏教の行事です。正式名称は仏に灌(そそ)ぐという漢字の「灌仏会(かんぶつえ)」で、「降誕会(ごうたんえ)」や「仏生会(ぶっしょうえ)」などとも呼ばれます。

花まつりの様子
(c)Shutterstock.com

一般的に花まつりがおこなわれるのは、お釈迦様が生誕したといわれる4月8日です。ただし5月8日や旧暦の4月8日に実施されることもあるなど、地域などで違いがあります。

「8月7日」も花の日

花の日といえば、「8月7日」も同様に呼ばれます。この花の日は、「8(は)月7(な)日」という語呂合わせからできた記念日です。花をプレゼントするなどして、記念日を楽しむと良いでしょう。

なお、この記念日は山梨県にあった花屋によって制定されたといわれています。ただし、現在は「日本記念日協会」の認定記念日に該当するものはないようです。

花に関連するそのほかの記念日など

花に関連する記念日は、そのほかにもさまざまなものがあります。たとえば、以下のような記念日です。

・ミモザの日……3月8日
・バラの日……6月2日
・NFD花の日……12月10日

ほかにも3月27日のさくらの日、4月18日のガーベラの日、5月1日のすずらんの日、6月6日の紫陽花の日などもあります。さらには、「365日の誕生花」も定められています。

それでは、花に関連するそのほかの記念日などをチェックしましょう。

ミモザの日

ミモザの日は3月8日です。ミモザは、黄色い小さな花が多く咲くかわいらしい花で、愛や幸福の象徴とされています。

ミモザの花
(c)Shutterstock.com

ミモザの日とは、女性の人権に関する記念日です。この日は国連が定める「国際女性デー」でもあり、日本でもミモザの日を女性の生き方を考える日として広めようとしています。

また、日頃の感謝の気持ちを込めて、母親や妻などの女性に対して花束を贈る日でもあります。記念日に合わせて、花をプレゼントしてみると良いでしょう。

バラの日

バラの日は6月2日です。これは「6(ロ)月2(ズ)日」、あわせてローズと読めるという語呂合わせからきていて、「ローズの日」とも呼ばれています。バラ(ローズ)の日は、大切な人への感謝を伝えるためにバラをプレゼントする日です。

ブルガリアでは、毎年6月に「バラ祭り」が開催されています。この文化を日本でも広く知ってもらうために制定したという由来もあるようです。

NFD花の日

花の日だけではなく、「NFD花の日」という記念日もあります。NFD花の日は、NFDが設立総会をおこなった日である12月10日です。またNFDとは、「公益社団法人日本フラワーデザイナー協会」のことです。

NFD花の日やそのあたりの日には、全国のNFD会員が作品で花に対する心を表現し、社会貢献活動をおこなっています。

365日の誕生花

花と日付に関連するものとして、365日の誕生花もあります。365日の誕生花は、国や地域によってさまざまな説があるものです。誕生花ができたきっかけのひとつとして、ギリシア・ローマの人々の「花や木々には神秘的な力があり、神からのメッセージを宿している」という思想が影響したといわれています。

また、「〇月の誕生花」もあります。たとえば、5月の誕生花は感謝・しとやか・上品などの花言葉を持つ「ピンクバラ」で、6月の誕生花は純潔・威厳・無垢などの花言葉を持つ「ユリ」です。

花の日を正しく理解しよう

花屋の店頭
(c)Shutterstock.com

「花の日」に関連する記念日は、アメリカのキリスト教の教会が由来となったものと、語呂合わせによって制定されたもの、仏教の花まつりの日があります。それぞれの日付は、以下のとおりです。

・キリスト教に関連する花の日……6月の第2日曜日
・語呂合わせからできた花の日……8月7日
・仏教の花まつりの日……4月8日。地域やお寺によっては、5月8日や旧暦の4月8日に実施されることもある

花に関連する記念日は、これらのほかにも以下のような記念日があります。

・ミモザの日……3月8日
・バラの日……6月2日
・NFD花の日……12月10日

詳しい意味や由来、関連する記念日などを理解して、花の日や関連する事柄を正しく使用できるようになりましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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