好奇心旺盛で、さまざまな趣味を持っている多趣味な人。人生を楽しんでいるように見えるので、多趣味な人に憧れる人も多いのではないでしょうか? 本記事では、そうした多趣味な人について深掘りしていきましょう。
そもそも「多趣味」とは?
最初に、「多趣味」という言葉の意味をおさらいしていきます。また、「多趣味」を英語で言いたい時に使える表現も紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
意味
「多趣味」とは、「多くの方面に趣味を持っていること」。「多趣味」と言うには、各趣味に関する知識の深さや継続年数などは関係ありません。たくさん趣味を持っていれば「多趣味」と言うことができますよ。
また、多趣味な人のなかには、ハイキング+ボルダリング+サイクリングなど、同じジャンルの趣味をいくつか持っている人もいれば、サーフィン+陶芸+音楽鑑賞など、まったく異なるジャンルの趣味を持っている人もいます。
英語表現
「多趣味」には、いくつかの英語表現があります。以下に、英語表現の例を紹介しますので、海外の人とのやり取りをする時に役立ててくださいね。
・She has many hobbies.(彼女は多趣味だ)
・I am interested in a large number of things.(私は多趣味である)
・My sister has a wide range of interests.(私の妹は多趣味だ)
多趣味な人の特徴は?
あなたの周りに、多趣味な女性や多趣味な男性はいませんか? 彼らのことを思い浮かべてみると、共通点がいくつかあることに気づくはず。ここでは、多趣味な人の特徴を見ていきましょう。
1:好奇心が旺盛
さまざまなことに興味や関心を持っているのは、多趣味な人の特徴。新しいことや珍しい物事が好きで好奇心が旺盛なため、情報にも敏感な傾向が。SNSやネット、本などをチェックして、いつも面白い情報を探しています。
2:フットワークが軽い
多趣味な人は、前述の好奇心が旺盛なことに加えて、行動力があるのも共通点でしょう。気になることがあれば、「試してみたい!」という気持ちが強くはたらき、すぐに行動に移すこともしばしば。本人が「面白そう」と思えば、急なお誘いに応じることもあります。「フットワークが軽い」と言われることも多いでしょう。
3:会話の引き出しが多い
さまざまな趣味を持っているため、話題が豊富なのも多趣味な人の特徴。趣味をしていて面白かったことを話したり、普通は知らないような豆知識を教えてくれたり。引き出しが豊富なので、「話が面白い」と思われることも多いはずです。そのため、異性からモテる傾向にあるかもしれません。
4:初めてのことも器用にこなせる
初めての趣味でも、すぐにコツをつかんだりスムーズにこなせる人が多く、時には「天才肌」なんて言われることも。このように、器用なのも多趣味な人の特徴の一つといえるでしょう。しかし、なんでも器用にできる一方で、どれも中途半端に終わってしまう「器用貧乏」な面もあるようです。
5:飽きっぽい
多趣味な人のなかには、一つのことを極めるよりも、広く浅く触れるタイプの人もいます。新しいものに目がありませんが、それだけに一度経験すると満足してしまうことも。多趣味な人は、言い換えると「飽きっぽい」ともいえるかもしれません。
多趣味のメリットは?
幅広く知識があったり、さまざまな経験をしている多趣味な人。多趣味であることには、メリットがたくさんあります。多趣味になることで得られるメリットについて紹介しましょう。
1:知識が豊富になる
さまざまな趣味を持っているということは、その分だけ知識が増えるということ。学生時代とは違って、大人になると学ぶ機会が減ってしまいますよね。ですが、趣味を通して多くのことを学ぶことができます。また、好きなことをやっているので、嫌いなことをやるよりも吸収が早いというメリットもあるでしょう。
2:交友関係が広がる
趣味が多いと、いろいろな人と出会うことができますよね。もちろん一人でやる趣味もありますが、教室に通ったりサークルに参加したりするケースも多いはず。自ずと共通の趣味を持つ人と知り合い、交友関係が広がっていきます。
多趣味のデメリットは?
メリットばかりあるように見える多趣味ですが、もちろんデメリットもあります。続いては、多趣味であることのデメリットをいくつかピックアップして紹介しましょう。
1:趣味に使うお金が多くなる
趣味をするには、何かとお金がかかりますよね。例えばキャンプなら、キャンプグッズやアウトドア用の服の購入、キャンプ場までの移動費・利用費などが必要です。カメラを始めるにしても、まずはカメラを買わなければなりません。趣味の数だけ、費用がかかってしまいます。
2:中途半端に終わってしまうこともある
多趣味かつ飽きっぽい人は、新たな趣味を始めたと思えば、数か月でやめてしまうことも。長く続けられず、全ての趣味が中途半端に終わってしまうという人もいます。どれも極められず、お金も時間も無駄にしてしまい、多趣味な人自身が「多趣味をやめたい」と思うこともあるようです。
多趣味な芸能人を紹介!
好奇心にあふれ、さまざまなことに深い知識を持つ多趣味な人。最後に、多趣味な芸能人を紹介しましょう。紹介するのは、博識な方ばかり。その多趣味ぶりが、魅力につながっているのかもしれませんね。
1:タモリさん
テレビ番組『森田一義アワー 笑っていいとも!』『タモリ倶楽部』などの司会者としても知られるタモリさん。タモリさんは、多趣味な芸能人としても有名で、ジャズや鉄道、料理などさまざまな趣味を持っています。その多趣味ぶりは番組の企画でも活かされていますね。
2:所ジョージさん
タレント、シンガー・ソングライター、司会者などさまざまな顔を持つ、所ジョージさんも多趣味。車やバイク、スニーカーの収集など、多くの趣味を持ちます。所ジョージさんの事務所兼趣味の部屋である「世田谷ベース」には、所さんが集めたフィギュアや雑貨、車などがたくさん収納されているそうです。
最後に
知識や経験が豊富な多趣味な人。もちろん、趣味の数だけ費用や時間はかかるなどのデメリットもあります。そうしたデメリットを踏まえたうえで、「人生をもっと面白くしたい!」と思う方は、気になる趣味を始めてみてはいかがでしょうか? きっと毎日が充実するはずです!
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