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2023.05.18

出産祝いに現金とプレゼントを両方贈ってもいい? 知っておくべきマナーも解説

出産祝いは現金とプレゼント、どちらを贈ってもいいとされています。また、両方を贈るのも問題ありません。ただし、出産祝いにはマナーがあるため、その点を押さえて贈りましょう。この記事では金額の目安も紹介します。

出産祝いに現金とプレゼントを両方贈りたい!

身近な人や親しい人から、無事に赤ちゃんが生まれたと聞くと、とても幸せな気持ちになりますよね。早く相手を労い、お祝いの気持ちを伝えたいと思う人も多いでしょう。

出産祝いを贈るなら、お祝いの気持ちが伝わるようにしたいけれど、何を贈ればいいのか、金額はいくらがいいのか、戸惑うこともあると思います。

最近は、出産祝いに現金とプレゼントの両方を贈るケースも増加。両方贈るのは問題ありませんが、出産祝いを現金で贈る場合は、次のことに注意してください。

出産祝いを現金で贈っていいかは、相手による

出産祝いを現金で贈る場合、相手によっては失礼になるケースがあるため、注意が必要です。

出産祝いを現金で贈ると失礼になりやすいのは、目上の人や年上の人に対してのケース。なぜなら、出産祝いを現金で贈ることには、「これを生活の足しにしてください」という意味が含まれるという考え方があるから。そのことを考えると、目上の人や年上の人に出産祝いを現金で贈るのは、避けた方が無難かもしれません。

また、親戚や友人に出産祝いを現金で贈る場合も、相手によっては失礼にあたることも。しかし、出産祝いを現金で贈ると喜ばれることも多いため、その点の見極めは難しいですね。

一つの目安として、出産祝いを贈る相手がマナーに厳しい場合は、出産祝いを現金ではなく、プレゼントで贈る方が無難でしょう。いずれにしろ、相手に失礼のないよう、十分に注意して出産祝いを贈るようにしてくださいね。

周りに合わせて出産祝いを贈るのも一つ

出産祝いを現金で贈るのは注意が必要ですが、次のようなケースでは、現金で贈るのが望ましいとされています。

・親戚間でお祝い事の決まりがあり、出産祝いを現金やギフト券で贈る場合
・職場で出産祝いを現金やギフト券で贈るという決まりがある場合
・複数名で出産祝いを現金やギフト券などで贈る場合

上記以外にも、過去に出産祝いを現金でもらったことがあれば、その時と同じように出産祝いを贈るのが望ましいこともあります。なお、親戚間で出産祝いを贈る場合は、相手によって差が出ないよう、その点も配慮してくださいね。

赤ちゃんの靴下とチューリップ
(c)Shutterstock.com

出産祝いを贈る場合に知っておきたいマナーとは

大切なお祝い事である出産祝いだからこそ、マナーを押さえて相手に失礼のないようにしたいですね。出産祝いを贈る際、知っておきたいマナーを紹介しますので、参考にしてください。

出産祝いの金額を決める時に注意したいこと

出産祝いを贈る際、相手を喜ばせたいと思い、高額なものや金額を選びたくなるかもしれません。しかし、出産祝いの相場よりも高額になると、相手の負担になってしまうことも。

出産祝いをもらった相手は、出産内祝いをするのがマナーです。高額なものを贈ると、相手も相応の内祝いをすることになります。そのことも意識して金額を決めるようにしてください。

出産祝いの金額、贈る相手別の目安を紹介

出産祝いの金額には目安がありますが、それは贈る相手との関係性で異なります。贈る相手別の出産祝いの金額目安は次の通りです。

<家族や親戚>
・兄弟姉妹の場合は、1~5万円
・いとこや甥、姪の場合は、5千円~1万円

家族や親戚の場合は、家によって共通の決まりごとがあったり、年齢や立場、既婚か未婚かなどで出産祝いの金額が変わったりします。その点を事前に確認するようにしてください。

<友人や職場の同僚・後輩の場合>
・友人の場合は、5千円~1万円
・職場の同僚・後輩の場合は、3~5千円

職場には、出産祝いを贈る際の社内ルールや決まりごとがあるかもしれません。その場合はそちらを優先させてくださいね。

大人の親指を握る赤ちゃんの手
(c)Shutterstock.com

出産祝いを現金で贈る場合のマナー

出産祝いを現金で贈る場合、金額以外にも、さまざまなマナーがあります。次のことに注意して、出産祝いを贈るようにしてください。

・現金は新しい紙幣(新札)で贈る
・出産祝いを現金で贈る場合、「4万円」「9万円」は避ける
・現金を包むご祝儀袋は、出産祝い用を使う
・現金を郵送する場合は、現金書留を利用する

出産祝いに限らず、お祝い事は新しい紙幣を使うのがマナーです。銀行で新しい紙幣に両替してくれますので、早めに準備をしておけるといいですね。

また、出産祝いを現金で渡す場合、「死」や「苦」をイメージさせる「4万円」「9万円」は避けます。4人で1万円ずつ出しあって出産祝いを用意するという場合は、3万円を現金で贈り、残りの1万円でプレゼントを贈るといいですね。

出産祝いを包むご祝儀袋には、さまざまな種類のものがあります。水引や色など、間違えてしまうと失礼になりますので、必ず「出産祝い用」のご祝儀袋を選ぶようにしてください。

出産祝いに現金とプレゼント、両方を贈る場合

親しい人や大切な人の出産祝いに現金だけ贈るのは味気ない気がするから、プレゼントも贈りたいという人もいるでしょう。この場合、相手に気を使わせないよう、千円程度のものを選ぶことをおすすめします。

出産祝いのプレゼント、おすすめは

出産祝いに添えるプレゼントでおすすめなのは、赤ちゃんやママが気軽に使えるアイテムです。

・肌に優しいタオル類
・おくるみやブランケット
・スタイ(よだれかけ)
・ベビー服
・布絵本
・ハンドクリームなど、ママが使うケアグッズ

このようなリーズナブルで実用性のあるプレゼントは、複数あった方が助かることもあり、喜ばれる傾向にあります。ママのケアグッズは、赤ちゃんに触れることも想定し、肌に優しいものを選んでくださいね。

数字ブロックを頭の周りにおいて眠る赤ちゃん
(c)Shutterstock.com

出産祝いにはメッセージを添えて

出産祝いの現金やプレゼントを配送で贈る際、メッセージを添えてみるのはいかがでしょう? メッセージカードを添えるサービスをしているショップもありますので、ぜひ検討してみてください。

出産祝いのメッセージでは、「忌み言葉」を使わないようにします。失う、苦しい、消える、落ちるなど、ネガティブなことを連想させる言葉は避けてくださいね。

また、産後のママは何かとセンシティブになりがち。「がんばれ」「乗り越えて」などは、プレッシャーに感じるかもしれません。「男の子(女の子)でよかったね」「男の子(女の子)はいいよ」なども、性別に優劣をつけているように感じる可能性がありますので、書くのは避けましょう。

メッセージカードでは、出産を終えたことを労い、出産報告を聞いて自分がうれしかったことなどを伝えるのがいいかもしれませんね。

最後に

出産祝いは現金とプレゼントの両方を贈っても問題ありません。しかし、相手によっては、出産祝いを現金で贈ると失礼になることも。出産祝いはお祝い事ですから、マナーも含め、相手が気持ちよく出産祝いを受け取れるよう、十分に配慮したいですね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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