気象病は自分で対策できる!
季節の変わり目や天気の変化により、頭痛、めまい、首・肩こり、腰痛、関節痛、むくみ、耳鳴り、だるさ、気分の落ち込みなど、心身にさまざまな不調が生じる気象病。寒暖差や気圧変動が激しい春は、不調に悩まされる方が特に多くなる時季です。
「相手が天気では、どうしようもない」と考えてしまうかもしれませんが、そんなことはありません。天気を変えることはできなくても、自分の体をコントロールしていくことはできるからです。自分の不調の原因が天気だとわかれば、症状が出る前に予防したり、天気に影響されにくい体をつくっていくことは十分に可能です。
不調と天気の関係がわかるチェックリスト
不調を改善していくために、まずは自分の症状やタイプを知ることから始めてみてはいかがでしょうか。当てはまるものをチェックしてください。
◆1:こんな症状はありますか?
□頭痛持ちである
□首や肩がよくこる
□ひざや腰に痛みがある
□立ちくらみやめまいが起こりやすい
□耳鳴りがすることがある
□以前ケガしたところがときどき痛くなる
□咳が出て、止まらなくなることがある
□手や足に関節痛がある
□理由もなく憂鬱感や不安感に襲われることがある
□気持ちが落ち込み、やる気が起きない
□よくお腹がゆるくなる
□更年期障害の症状がある
◆2:チェック1の症状はどんなときに現れたり、ひどくなったりしますか?
□天気が崩れる2、3日前
□天気が崩れはじめたとき
□天気が回復してくるとき
□雨の日
□春になって暖かくなると
□梅雨になってじめじめしてくると
□冬になって寒くなると
チェック1で当てはまった症状が、チェック2のタイミングで発生していたら、あなたの不調は天気の影響を受けている可能性があります。
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リアルタイムの天気予報や、気圧情報がチェックできるアプリなど便利なツールもありますので、不調が現れるタイミングを自分で把握し、事前準備や対策をすることで乗り切っていくことが大切です。
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