こんなイディオムも!? “nose”の意味や使い方
日本語でも「鼻が高い」や「鼻が利く」といった慣用句がありますね。
同じように、英語で“nose”といえば「鼻」という意味でお馴染みですが、実は単に身体の部位としての鼻を指すだけでなく、イディオムとしてさまざまな使われ方をするのです!
以前の記事でご紹介した“keep one’s nose clean”という表現もそのひとつ。どのような意味になるかは、こちらの記事でチェックしてみてくださいね!
さて、今回は“have a good nose”というフレーズの意味を考えてみましょう!
次のように使います。
「She has a good nose for gossip.」
どのような意味かわかりますか?
前回の記事はこちら>>「Time will tell.」の意味は? なるほど、聞いて納得…!【連載 大人の英語塾】
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正解は?
敏感で何か物事を見つけ出すことに優れていることを「鼻が利く」と言いますが、英語ではそれを“have a good nose”というのですね。
つまり、「She has a good nose for gossip.」は「彼女は噂話を嗅ぎ分ける勘がある」というような意味合い。
その他、口出し、おせっかいの象徴として使われることもあるんですよ!
ex. 「Don’t put your nose into my affair.」(私のことには口出ししないでで)
※“put (,stick, push, poke) one’s nose into ~”で「~に首を突っ込む」という意味
さらには、「警察の手先やスパイ」というようなニュアンスで使われることも!
身体の部位にまつわるイディオムにはユニークなものがたくさんありますね。また別の機会にご紹介したいと思います。
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TOP画像/(c)Adobe Stock
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。