「It’s a hard color.」の意味は?
英語には、一つの言葉で複数の意味を持つ単語がたくさんあります。
そこで今回は、“hard”という単語の意味や使い方についてお届け!
日本語でも「最近、仕事がハードなんだよね」なんて言いますが、“hard”にはどのような意味があるのでしょうか?
まずはタイトルの英文から。
「It’s a hard color.」
色が“hard”とはどのような意味になるかわかりますか?
前回の記事はこちら>>知らないと危険!?「Short and sweet.」の意味は? 短くて甘い… じゃない!?【連載 大人の英語塾】
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正解は?
「It’s a hard color.」で「それはどぎつい色だ」という意味。
かたいという意味でお馴染みの“hard”ですが、「(色や輪郭などが)きつすぎる」という意味合いもあるのです!
さて、“hard”の代表的な意味や使い方をチェックしていきましょう!
【1】硬い・固い
ex. 「Please boil my egg hard.」(卵は固ゆでにしてください)
【2】難しい、困難な
ex. 「It’s hard to understand.」(理解しづらい)
【3】確実な
ex. 「That’s hard evidence.」(それは動かぬ証拠だ)
【4】無表情な、厳しい
ex. 「He is hard on me.」(彼は私につらく当たる)
【5】熱心な、勤勉な
ex. 「He’s a hard worker.」(彼は勤勉家だ)
その他にも「鋭い」や「水が硬質な」、また「アルコール度が高い」という意味まであります。
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ところで、“hard skills”という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
“hard skills”とは、専門知識や技術など特定の訓練や過去の仕事で習得したスキルのこと。対する“soft skills”は、コミュニケーション能力やリーダーシップなど、個人の性格や考え方によるところのスキルのことを言います。
従来は転職活動などでは“hard skills”を持つ人が有利とされてきましたが、最近の傾向として“soft skills”も重視されているようですね。
machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。