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2023.01.14

26歳の平均貯金額はどのくらい? 平均年収や上手に貯金する方法までを解説

厚生労働省の調査によると、20代の平均貯金額は約180万円という結果となっています。26歳になり、そろそろ貯金を始めたいけれど、どうやって貯めていけばいいのか分からないという方も多いのではないでしょうか? 今回は、26歳の平均貯金額や貯金の方法について紹介します。

26歳の平均貯金額は?

同世代がどのくらい貯金しているのかについては、かなり気になるポイント。ここでは、20代の平均貯金額や平均年収について紹介します。26歳もその中に含まれますので、一つの目安にしてください。

平均貯金額

厚生労働省が実施している「国民生活基礎調査(2019)」によると、実家暮らしではない20代世帯の平均貯金額は179万8000円となっています。

この数値を見て、現時点でそんなに貯金するのは厳しいと思われた方もいらっしゃると思いますが、全てのデータが反映されているものが平均値ですので、多数の人がこの金額を貯金しているというわけではありません。

貯金額が平均より少ないからといって悲観的になりすぎる必要はありませんが、貯金をしなくても大丈夫というわけではありません。同調査による20代の平均貯金額の中央値をとると、中央にくるのは大体100万円であるとされています。

つまり、「貯金をしていない人もいるにはいるが、20代のうちの多くが100万円程度の貯金をしている」ということです。しかし、同じ20代といっても、20歳・26歳・29歳では年収や生活スタイルも異なります。そのため、20代の一般的な貯金額は、大体50万円から100万円と考えておくとよいでしょう。

以上のことを踏まえた上で、自分のペースでこつこつ貯金していきましょう。

平均年収から考える貯金額

では、26歳の平均年収はどのくらいでしょうか?

国税庁によって行われた「民間給与実態統計調査(2020)」によると、20代の平均年収は20歳から24歳で約260万円、25歳から29歳で約362万円という結果になっています。つまり、26歳の平均年収は約362万円。なお、こちらは税金や社会保険料などが控除される前の金額です。

例えば、手取り額が年収の約8割であると仮定した場合、20歳から24歳で約208万円、25歳から29歳で約290万円の手取りということになりますね。月ごとの手取りは、ボーナスを考慮しないとすれば前者が約17万円、後者が24万円ということになり、26歳の平均的な手取りは24万円ということが言えます。

平均
(c)Shutterstock.com

また、金融広報中央委員会が行っている「家計の金融行動に関する世論調査(2019)」によると、20代の年間手取り額からの貯蓄割合の平均は、約13パーセントとなっています。そのため、26歳の方も含まれる、25歳から29歳の手取り額の平均から考えると、約37万7000円が一般的な年間貯金額といえるでしょう。

以上のことを踏まえて考えると、月に大体3万円程度を貯金するのが一つの目安として挙げられます。しかし、貯金を始めたばかりという方なら、まずは月に1万円程度貯金するというところからスタートするのもおすすめです。

貯金するタイミングは?

20代といえば、ライフステージの転換点。26歳にもなれば、いろいろな人生展開があるものです。ゆえに、思わぬ出費がかさむことも。ここでは、貯金を始めるべきタイミングについて紹介します。

豚の貯金箱の上に時計をおく
(c)Shutterstock.com

1:一人暮らしを考えている時

一人暮らしを始める際には、家賃だけでなく敷金や礼金、仲介手数料や火災保険料など、まとまった資金が必要となります。これらに加えて、引っ越し費用や必要な生活用品の購入費用など、一人暮らしにかかる初期費用は平均40万円から50万円ほど。

工夫次第ではもう少し費用を抑えることもできますが、目安として上記の金額を見積もっておいた方がよいでしょう。初期費用だけでなく、快適な新生活を維持するためにも、今から貯金を始めておくことが大切です。

2:結婚や出産を考えている時

結納から新婚旅行までにかかる結婚費用の平均は、約393万4000円です。ご祝儀や両家からの援助金のみでこの金額をカバーするのはかなり厳しいと予想されるため、新郎新婦の負担する額も大きくなるでしょう。

女性の薬指に指輪をはめる男性
(c)Shutterstock.com

また、出産に関しては出産育児一時金や検診費の助成などの保障が充実していますが、里帰り出産をする場合にかかる交通費や、マタニティ・ベビー用品の購入費用などで、まとまった資金が必要となります。そのため、あらかじめ貯金をして備えておくと、安心して生活することができるでしょう。

貯金ができない原因は?

では、貯金ができない原因には何があるのでしょうか? ここでは、貯金ができないありがちな例について紹介します。

1:家計を把握できていない

現在の手取り額で、月に自由に使うことができる費用や、支出できる家賃・光熱費・食費などの生活費を把握していないというのは、貯金をする上で最大の問題点です。そのため、家計簿アプリをダウンロードするなどして、お金の出入りを定期的に確認する必要があります。

また、家計簿をつけるのがなかなか継続しないという方は、無理に全てを記録するのではなく、支出のみを簡単に記録するなどして、自分に合った続けやすい方法を探ってみましょう。

2:無駄な出費が多い

折りたたみ傘を持ち歩かず、毎回コンビニでビニール傘を購入したり、毎日コーヒーやサンドイッチなどを購入している方はいませんか? たったの数百円と思われるかもしれませんが、月単位・年単位で計算すると、かなりの出費になります。

必要な物はバッグの中に入れておいたり、昼食を家から持参したりするなど、日々の生活について少し意識するだけで無駄な出費を大幅に減らすことができ、貯金が貯まるきっかけにもなるでしょう。

上手な貯金のコツは?

貯金をするには、お給料をもらったら先に積み立てる金額を避けて、残った金額で生活をすると確実に貯まっていきます。自動積立などをして、生活口座と貯蓄口座を分けておきましょう。

同時に日々の出費に対して意識をしていくことも必要です。特に、数百円程度の少ない出費に関しては、無頓着になりがち。少し大変ですが、こまめに家計簿をつけて管理しておくと、細かい出費を防ぐことができるでしょう。

また、無理な目標を定めてしまうのもよくありません。継続することが重要ですので、月に何万円も貯金しようと思うのではなく、まずはできるところから始めてみましょう。

まとめ

今回は、26歳の平均貯金額や貯金を考えるべきタイミング、上手な貯金の仕方について紹介しました。あらゆる場面で必要となるお金。ご自身の将来設計に合わせて、26歳になる前からこつこつと貯金を始めていきましょう。

執筆/京都メディアライン

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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池田 啓子

監修/株式会社SMILELIFE project 池田啓子さん

生命保険や金融商品の販売をせずに、「フィーオンリー」のFPサービスを通じて、お客様の立場に立ったライフプランニング相談業務を行っています。


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