【100人にアンケート】電話をするのが嫌いと感じる?
※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。
「電話をするのが嫌いと感じる?」の設問では、53.3%の方が「はい」、46.7%の方が「いいえ」と約半数の方が電話が嫌いだと感じていると回答。
好きな人との電話なら楽しくても、仕事関係の電話や親しくない人との電話は、苦手に感じているというケースもあるのではないでしょうか。次の質問で、電話が嫌いだと感じる具体的な理由についての意見を紹介します。
電話をするのが嫌いな理由
話すのが苦手
電話に限らず、話すことが苦手という意見が多く寄せられました。話下手な方は、電話だと言葉が続かなくなったり、話すことが億劫と感じたりすることがあるよう。電話は話をすることに特化したツールなので、特に苦手に感じてしまうのかもしれません。
「言葉が続かない」(30代・北海道)
「口下手だから」(30代・東京都)
「そもそも人と話すことが嫌い」(30代・愛知県)
「嫌いというか苦手。必要事項以外話す内容がわからない」(30代・愛知県)
「話すのが嫌いだから」(20代・東京都)
「喋るのが億劫」(30代・山形県)
「話題に途切れたらきまずいから」(20代・佐賀県)
「何を話して良いか分からなくなる」(30代・埼玉県)
お互いに時間を奪う
自分のタイミングで確認できるLINEやメールと違って、電話は突然かかってくることが多いもの。状況を問わず対応しなければならないことも、電話を嫌いと感じてしまう理由のひとつとして挙げられました。
「お互いの時間を縛るから」(30代・千葉県)
「すぐの電話ならいいけど、長電話は面倒くさい」(30代・京都府)
「電話するタイミングをあわせないといけない」(20代・広島県)
「時間がかかる。伝えたかったことが伝えられないことがある」(30代・広島県)
「時間を拘束される」(30代・千葉県)
顔が見えなくて感情が読みづらい
コミュニケーションを取る中で、表情から読み取れることは多くあります。その点、電話では声色のみで気持ちを汲み取ることになるので、感情がわかりづらく不安を感じるという意見もありました。
「電話だと感情が伝わりにくい」(30代・熊本県)
「相手の表情が見えないのでわかりづらい。聞き取るのが下手」(20代・東京都)
「顔が見えなくて、様子や表情が分からず気を遣う。切り時が分からない」(20代・東京都)
「顔が見えないと話しづらい」(30代・長野県)
「相手の表情が見えない」(30代・福岡県)
「顔色が分からないので反応が分からず怖い」(30代・大分県)
電話は緊張する
突然電話がくるとなにかあったのかと緊張してしまったり、会話だけで成立させることにプレッシャーを感じたりと、落ち着いて話すことができなくなることってありますよね。
「緊張してしまう」(30代・新潟県)
「沈黙が気まずくて話さなきゃって焦る」(30代・千葉県)
「電話だと緊張する」(30代・京都府)
「対面で話すより緊張する」(30代・大阪府)
考えて返答したい
電話は、LINEやメールと違って推敲できないため誤解や勘違いが生じることも。電話で話をするとすぐに返答しないとならないように感じてしまうかもしれませんが、決断が必要な内容の場合は、少し考えてから折り返し連絡をしてもいいかもしれません。
「じっくり考えて返答したい」(20代・千葉県)
「電話で話すと聞き間違いや勘違いが発生しやすい。メールの方がお互いのペースで推敲しながらやりとりができるため、正確さを重視するなら電話よりメール」(20代・東京都)
電話のタイミングが苦手
相手の都合が空いているか心配な場合は、事前に「○時ごろ電話します」などメッセージを送っておくのもいいかもしれません。
「相手の都合で拘束される」(20代・福岡県)
「相手の状況がわからないので迷惑な時間じゃないか気になる」(30代・滋賀県)
「忙しい時にかけてしまっていないか心配になる」(30代・東京都)
「切るタイミングが難しい」(20代・兵庫県)
電話は聞き取りづらい
電話だとどうしても聞き取りづらいと感じることが多くなりがち。お互いに静かな場所で落ち着いて話すなど、電話する状況も考える必要があります。
「活舌が悪いから」(30代・千葉県)
「友達や好きな人ならいいけど、それ以外の電話は面倒だったり聞き取りにくかったりで苦手」(30代・北海道)
そもそも話すことが苦手だから電話も嫌いと感じている方や、電話は緊張してしまうといった方のほか、「電話して良いタイミングなのかわからない」と、相手への気遣いから苦手と感じている方も多くいることがわかりました。
電話が嫌いで苦手意識があっても、仕事などで使わなければならないという方も少なくないはず。次の設問で、電話嫌いを克服する方法について寄せられた意見を紹介します。
電話嫌いを克服する方法
電話することに慣れる
好きな人や友だち、家族など知らない人と話すよりはリラックスして話ができる身近な相手と電話をして慣れるというのもおすすめの方法。
「回数を重ねて、電話になれること」(30代・青森県)
「普段から電話をかけるようにする」(20代・東京都)
「親しい人とたくさん電話して慣れる」(30代・新潟県)
「電話する前に会話の内容を何パターンか想定してメモをしておくと、テンパらずに慣れやすい」(30代・東京都)
「好きな人との電話を、少ない頻度で短い時間からはじめてみる」(20代・東京都)
シミュレーションや準備をする
話す内容や伝えたいことを整理しておくことで、電話中に「何を話したらいいかわからない」ということにはなりにくいはず。特に、仕事の電話をする場面では、事前に準備ができていると焦らずにスムーズな通話がしやすくなります。
「電話での話す内容について、事前に要件を確認し見通しをつけておく。他愛のない会話の場合、次の予定などを伝え、電話を切りやすくしておく」(30代・富山県)
「電話をする時間を事前に決めておく。話す時間をおおまかに決めておく」(30代・熊本県)
「仕事で電話する場合は、予め伝えたいことをまとめる。話題になりそうなことを想定してそれに答えられるよう準備してからかける」(30代・東京都)
「電話する前に会話の内容を何パターンか想定して、メモをしておくとテンパらずに慣れやすい」(30代・東京都)
気軽に電話をかける
すぐに連絡できるのが電話の特徴でもあるので、相手の都合を気にしすぎず、必要なことなら気軽に電話してしまうといった気持ちでいるのもいいかもしれません。
「時間を決めてかけるのが面倒だから、あえて時間を決めない」(30代・新潟県)
「自分がしたいと思ったタイミングを大切にする」(20代・広島県)
「デートの日程や行く場所など会話した方が早いことを電話で決める」(20代・東京都)
相手の話を聞く
電話で話すことが苦手なら、聞き役に徹するという意見もありました。相手が話上手なら、話を聞いている中で学べることがあるかもしれません。
「相手の話を聞いてればいいのでは?」(30代・北海道)
「聞き慣れる」(20代・東京都)
テレビ電話にする
声だけのやりとりが苦手なら、テレビ通話にして対面で話しているような気持ちで電話に慣れるという方法もあります。
「スピーカーやテレビ電話にして出来るだけ対面の会話と近づける」(20代・愛知県)
「普段の会話と変わらないようにテレビ電話にする」(30代・神奈川県)
楽しんで話す
楽しく電話ができれば、苦手意識が薄れて克服できるかもしれません。電話でのコミュニケーションも前向きに楽しむ気持ちをもつと、話が弾むのではないでしょうか。
「話そうと楽しむ」(20代・東京都)
最後に
電話が嫌いと感じている理由には、そもそもコミュニケーションをとることが苦手だからというケースや、緊張してしまうからなど自分自身が感じている理由が多数。一方でそれ以外にも、相手の都合がわからないことやお互いに時間を拘束されてしまうなど、電話する相手への気遣いで苦手意識がある方も少なくありませんでした。
仕事上で電話が必要な場合は、話すことを事前に整理したり準備をすることで落ち着いて話がしやすくなります。
また、電話で話した方が早いことは電話を使うなど、状況に応じてツールの使いわけをしてみるのもいいかもしれません。
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