些細なことでも、ついネガティブに考えてしまったり、周りを優先して疲れてしまったりしていませんか? 悩みについて悶々と考えたり、周りに合わせてしまったりしていると、ストレスもたまってしまいます。そこで今回は、「気楽に生きる」方法やコツを紹介。息苦しさを感じている人は、ぜひチェックしてみてください。
「気楽に生きる」のが苦手な人の特徴とは?
仕事や恋愛のことで深く考えてしまい、不安を抱えていませんか? 「気楽に生きる」のが苦手な人の特徴をいくつか紹介しましょう。
1:ネガティブ思考
「気楽に生きる」のが苦手な人は、些細なことであってもネガティブに考えてしまいがち。ミスや失敗をしてしまうと「こんな簡単なこともできないなんて自分はできない人だ」「次もうまくいくはずがない」などと思ってしまうことも。また、彼氏からの返事がすぐに来ないだけで、「嫌われたに違いない」と、必要以上にマイナスに考えてしまうこともあります。
2:周りに気を遣いすぎる
周りの目を気にして、みんなに良い顔をしてしまうのも「気楽に生きる」のが苦手な人の特徴。相手にどう思われるかを気にしてしまい、頼まれごとを断れなかったり、「自分が我慢すれば」と、自分の意見を抑えてしまったりすることも。自分軸で生きるのが苦手で、知らぬ間にどんどんストレスをためてしまいます。
3:完璧主義
完璧にこだわってしまう人も、「気楽に生きる」のが苦手。「ミスはしていけない」と感じていることが多く、どんな些細な仕事であっても、間違いがないか気になってしまうのです。自分にも厳しいタイプで、いつも100%の仕事を目指しています。息抜きをするのが苦手ともいえるでしょう。
「気楽に生きる人」の特徴とは?
「気楽に生きる人」は、くよくよ悩むこともなく、人生を楽しく生きています。では、のんびりと「気楽に生きる人」にはどのような傾向があるのでしょうか? いくつか特徴を見ていきましょう。
1:くよくよ悩まない
「気楽に生きる人」は、過ぎたことや考えてもどうにもならないことに対して、いつまでもくよくよ悩みません。たとえ失敗したとしても、落ち込むばかりではなく、「挽回するには?」「反省として生かすには?」と、建設的に考える傾向があります。気持ちを切り替えるのが上手ともいえますね。
2:自分に正直に生きている
相手にどう思われるかより、自分がどう感じるかを重視しているのも「気楽に生きる人」の特徴。自分の心の声に素直で、自分を偽ることもありません。そのため、自分がやりたくないことに対しては「NO」とはっきり言うことができます。人間関係でのストレスがたまることもあまりないでしょう。
3:肩の力が抜けている
必死に取り組んでいるわけじゃないのに、いつも物事がうまくいっている人は周りにいませんか? 「気楽に生きる人」は、常に全力投球というわけではなく、良い意味でゆるさがあります。抜くところは抜き、ここぞという時にはしっかりと力を入れることができるのです。リラックスして取り組めるので、力を発揮しやすいのかもしれませんね。
「気楽に生きる」方法やコツとは?
「気楽に生きる」と、ストレスは減り、物事がうまくいくことも多いもの。ここでは、精神的に楽にさせてくれる方法やコツを紹介します。すぐに実践できるものばかりですので、ぜひ試してみてくださいね。
1:自分の気持ちに素直になってみる
「気楽に生きる」には、自分の心の声を聞き、それに沿って行動してみることが大切です。何か判断する時には、一度立ち止まり「自分はどう思うか?」「これを本当にやりたいのか?」を自分に聞いてみましょう。まずは自分の本音に気づくことが第一歩。これを繰り返していると、徐々に自分軸を持てるようになるはずです。
2:嫌われてもいいと開き直る
例えば、「飲み会の誘いを断ったら嫌われるんじゃないか」といったことを考えていませんか? このように、周り目を気にして生きていると、苦しくなるだけ。また、「こうしたら、嫌われるんじゃないか」といった考えは、思い込みである場合も多いです。いっそ、「嫌われてもいい!」と開き直ってみると、グッと生きやすくなるかもしれません。
3:自分にも周りにも期待しない
「気楽に生きる人」は、自分に対しても周囲に対しても、あまり期待していません。「自分ならこれだけの成果を残せるはず」「失敗なんてしないはず」などと自分にプレッシャーをかけることもないため、適度に力が抜けています。
また、「なんでこんなこともできないの?」と周囲に期待することもなく、イライラすることも少ないのです。期待することをやめると、リラックスして生きられるでしょう。
4:悩みや不安を人に話してみる
「気楽に生きられない人」は、一人で考えたり、悩んでしまいがち。そんな時は、自分の悩みや不安に思っていることを、信頼できる友人や家族、彼氏に話してみてはいかがでしょう。一人で悩んでいてもらちが明かなかったことが、一瞬で解決策が見つかることも少なくありません。また、話すことで気持ちがスッキリする効果もありますよ。
5:お気に入りの言葉をメモして、読み返す
「気楽に生きる」コツを教えてくれる名言やことわざ、映画のフレーズなどをメモしておき、落ち込んだ時にそれを読み返してみるのもおすすめ。そのほかにも、友人や家族、彼氏からの一言やアドバイスでももちろんOK。悩みすぎてネガティブになっている時、不安が消えない時などに見返してみると、勇気をもらえて、気持ちも落ち着くはずです。
「気楽に生きる」の英語表現とは?
「気楽に生きる」を英語にすると「live without worries」。もし友人などに、「気楽にいこうよ」と励ましたい時には、「Take it easy」「Relax」「Loosen up」などのフレーズが使えます。また、「Don’t take it too seriously(あまり深刻になりすぎないで)」も同じようなニュアンスで使えるでしょう。
最後に
「気楽に生きる」のが苦手な人は、真面目で頑張り屋さんなことも多いです。しかし、それを続けていると、生きるのが苦しくなっていきます。気が張り詰めていて疲れたな… と感じた時には、少しでも肩の力を抜けるよう、今回紹介した「気楽に生きる」方法・コツを参考にしてみてくださいね。
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