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2022.09.18

不倫がつらいのはなぜ? 辛さ・苦しさを軽減する方法は? 婚外恋愛についても解説

報われない恋を自ら選択したとはいえ、やはり不倫は辛いもの。それでもなぜみんな不倫をするのでしょうか。不倫とわかって付き合っているのに、なぜ辛く悲しくなってしまうのでしょうか。今回は、結婚している人の不倫率や離婚率、不倫の辛さやその対処法についてお伝えしたいと思います。夫婦問題に詳しいライター・コマツマヨが詳しく解説。

コマツマヨ

なぜ不倫はつらいのか

自分以外の人と家庭を持っているという事実や付き合っていることを堂々と人に言えないこと、会いたい時に自由に会えないことなど、不倫は恋愛の楽しさを制限しなくてはらならないものです。遊びの一環として不倫をしているならまだしも、不倫なのに本気になってしまったら、これほど辛いものはありませんよね。

不倫はつらいとわかっているのになぜする?

不倫は辛いもの。わかっているのに、なぜ不倫をしてしまうのでしょうか。多くの人は、相手が既婚者であるとわかっていても好きな気持ちを止められなかったというケースが多いでしょう。好きになった人が既婚者で、気づいた頃には後戻りできなかったという場合もあるかもしれません。

また、既婚者側の気持ちとしては、夫婦関係がうまくいっていない時に出会い恋愛の楽しさを思い出したり、誰かに必要とされることの喜びを感じたりしたからという理由もありそうです。

窓辺で落ち込む女性
(c)Shutterstock.com

既婚者の浮気率・不倫率

浮気や不倫には明確な定義や線引きがありません。また、浮気や不倫は犯罪ではないので、統計としてのデータがないのが事実です。

そこで、令和2年の司法統計を参考に、「異性関係」を理由に離婚を申し立てた数を調べてみました。

夫が離婚を申し立てた総数15500件に対し、「異性関係」が理由の申し立ては2132件。割合にすると13%。一方、妻が離婚を申し立てた総数43469件に対し、「異性関係」が理由の申し立ては6505件。割合にすると15%となります。あくまでも「異性関係」が理由なので、夫が申し立てたからと言って必ずしも妻が不倫をしたわけではなく、夫が自分の不倫相手と一緒になりたいために離婚を申し立てたということも考えられます。

正確な数字を出すことはできませんが、離婚に至っているだけでも夫婦共に全体の10%以上が異性関係、つまり結婚しているのに男女関係で揉めて離婚に至ったと見ることができますね。

浮気と不倫の違い

浮気の不倫の決定的な違いはなんでしょうか。それぞれの定義から考えてみます。

◆浮気の定義は?

先述のように、浮気や不倫には明確な定義はありません。しかし、あえて認識するとすれば、「浮気」は文字通り気持ちがうわついたら、つまり肉体関係の有無に関わらず男女として好意を持てば浮気といえます。浮気は結婚している夫婦に限らず、交際している男女でも当てはまります。相手に好意を持つという定義も曖昧で、パートナーが好意を抱いただけで浮気だと思うならそれは浮気に入りますし、肉体関係を持っていないなら浮気に当てはまらないと思うのならそれは浮気にはなりません。あくまでも好き合っている2人の間で浮気と認識するかどうかがポイントです。

法的には、婚姻関係を結んでいる男女が配偶者以外の人と肉体関係を持った場合を不貞行為と見なすようですが、不倫が肉体関係だけでないとすると線引きは非常に曖昧です。

◆不倫の定義は?

一方不倫は、婚姻関係のある男女どちらかが他の異性と肉体関係を持った場合に当てはまります。離婚や慰謝料が発生する場合の判断材料として、不倫かどうかの線引きが必要になります。

ベンチで落ち込む男性
(c)Shutterstock.com

不倫がつらいとき、どうする?

筆者はあくまでも不倫は反対です。不倫は当事者だけの問題でなく、その家族までも悲しませてしまう場合があるからです。ただ、知らない間に不倫をしてしまっていた場合や、ダメだとわかっていてもなかなかケリをつけられないということもあるのが事実。不倫で心がつらくなった時、どうすればいいのでしょうか。

◆相手に期待しすぎない

不倫をしていてつらくなるのは、相手に期待してしまうからです。奥さんより自分を優先してくれたら……、休日を2人の時間に使ってくれたら……、電話した時にいつでも出てくれたら……、とついつい高みを望んでしまうものですが、あくまでも不倫相手なのでそうした望みは叶うことは難しいもの。思うようにいかないので辛くなるのです。

辛いのが嫌なら別れてしまうべきですが、別れられないのなら「自分はあくまでも不倫相手である」と認識し、期待しすぎないことです。

◆今後のことを2人で話し合う

「いつまでこんな状態が続くのだろう……」と、先が見えない恋に辛さを感じることもあります。モヤモヤして辛いなら、いっそのこと彼に今後のことを話し合おうと言ってみてください。これがただの不倫でなく本気の恋なら(それならそもそも不倫していないとは思いますが)、奥さんと別れてあなたと生きていく決断をするはずですし、あなたからの申し出を機に離婚に踏み出すはず。

でも、「子どものことが……」「親の介護で……」「今はちょっとタイミングが……」などとデフォルトのように言い訳をするならあなたとの将来を本気で考えていないということ。ケリをつけて不倫ではない素敵な恋愛を探すキッカケとするのも良いでしょう。

◆趣味を持つ、1人の時間を充実させる

不倫だけでなく、恋愛で辛い思いをしている人の中には、彼中心の生活になっていて自分を大切にしていない人も多いものです。1人で過ごす時間を充実させられていないので、1人でいることが辛くなり、彼に依存してしまいます。彼がいないと耐えられなくなり、メンタルが不安定になってしまうのです。

趣味を持ったり、1人で過ごす時間を充実させる何かを見つけたりと、彼といない時間も寂しくらないように工夫してみましょう。

ソファで落ち込む女性
(c)Shutterstock.com

婚外恋愛とは?

「婚外恋愛」という言葉を耳にしたことはありませんか? 結婚しているけれど、恋愛は外でするという意味で、いってしまえば不倫です。ではなぜ婚外恋愛などと言われるのかといえば、「不倫」というこれまでのマイナスイメージのワードをなんとかきれいに言ってみた、テレビドラマでこうした言葉が使われたなど、いくつか理由があるようです。

「不倫」と言えば聞こえが悪いですが、「婚外恋愛」といえば「結婚しているけれど訳あって配偶者以外と本気の恋愛をしている……」といったようななんとなく美しい印象に聞こえるような気もします。婚外恋愛という言葉を使う人たちは、自分の行っている不貞行為をなんとか美談にしたいと思っているのかもしれませんね。

* * *

不倫している間は不倫の辛さもスパイスになるでしょう。しかし、現実問題、不倫相手の配偶者に訴えられでもしたら、多額の慰謝料を払わなければならなかったり、キャリアや仕事での立場が危うくなったりすることも。不倫をするならその辺りをしっかりと考えておきたいですね。

参考:第19表 婚姻関係事件数―申立ての動機別 司法統計 裁判所

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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ライター/コラムニスト コマツマヨ

WEBサイトライティングをメインに、インタビュー、コラムニスト、WEBディレクション、都内広報誌編集、文章セミナー講師など幅広く活動。


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