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2022.09.10

「一人称が自分」の人の心理って?「自分の名前」で呼ぶ女性の印象も解説!

「一人称」とは、話し手をさす言葉のこと。「一人称」に「自分」を使うのはどんな人なのか、その特徴や心理を解説していきます。また、ビジネスシーンで使うべき「一人称」や、「一人称」に「自分の名前」で呼ぶ女性はありかなしかについても紹介。

「一人称」とは、話し手をさす言葉のこと。「一人称」には、「私」「僕」「俺」「自分」などがあります。そのなかでも、「一人称」に「自分」を使うのはどんな人なのでしょうか? 当記事では、「一人称」に「自分」を使う人の特徴や心理、人に与える印象などを紹介します。

「一人称」が「自分」の人の特徴とは?

「一人称」に「自分」を使っている人は、なんとなく硬派だったり、堂々とした人が多いイメージがありますよね。ここでは、「一人称」が「自分」の人の特徴をいくつか紹介します。

1:硬派で体育会系

「一人称」に「自分」を使う人は、硬派で真面目な傾向にあります。曲がったことが嫌いで、「自分」の軸をしっかりと持っているイメージもありますね。また、体育会系出身であることも特徴の一つ。上下関係や規則が厳しい環境で育ち、「僕」や「俺」などの「一人称」は使うことがなかったよう。この習慣が抜けず、大人になっても「自分」を使っている人が多いようです。

ネクタイを持ち胸を張るスーツ姿の男性
(c)Shutterstock.com

2:自分に自信がある

「一人称」に「自分」を使っている人は、自信に溢れていることも特徴。「自分はこう思う」「自分ならこうする」など、「自分」の意見を堂々と主張するタイプが多いですね。こうした人は、「いつも自分の考えをしっかり持っていてかっこいい」と思われる反面、「こだわりが強い」「頑固」というイメージを持たれてしまうこともあります。

3:フラットな性格

男性の「一人称」には、「僕」「俺」もありますが、あえて「自分」を使うことで、相手と対等に接したいと思っていることも。「僕」は、やや「自分」を下に見せる印象があり、「俺」は上から目線な印象があります。そのため、「僕」でもなく「俺」でもなく、中立的な「自分」を使うことで、フラットな関係を大切にしたいと考えているようです。

「一人称」が「自分」の人の心理とは?

「一人称」に「自分」を使ってしまうのには、どんな気持ちが隠されているのでしょうか。「一人称」が「自分」の人の心理を見ていきましょう。

1:自信がなく、自分を強く見せたい

「一人称」に「自分」を使う人の特徴で「自信がある」を挙げましたが、逆に自信がない人も「自分」を使うことがあります。内気で小心者の人や、寡黙な人などが、「自分」を強く見せたいがために、強気な印象を与える「自分」を使っているのです。「自分」を使うことで、堂々としていて自信に満ちあふれた「自分」を演出しているのかもしれません。

2:自分の意見を主張したい

「一人称」に「自分」を使うのは、「自分」の意見や考えをしっかりと言いたいという気持ちの表れであることも。「自分」の信念や意思をしっかりと持っているタイプに多いですね。真面目で実直な印象を与えることもありますが、「押し付けがましい」「柔軟性がない」と思われることもあるでしょう。

3:他の「一人称」に抵抗がある

学生時代、体育会系で育ってきた人は、大人になっても「一人称」に「自分」を使っていることがあります。習慣が抜けないという理由もありますが、いまさら「僕」や「俺」を使うのはなんとなく恥ずかしいと思っていることも。他の「一人称」を使うことに抵抗があるため、結果的に「自分」を使ってしまうようです。

4:男気がある自分を演出したい

ビルの外観
(c)Shutterstock.com

「一人称」に「自分」を使うのは男性が多いですよね。ですが、たまに女性でも「自分」を使う人がいます。「一人称」に「自分」を使っている人は、「硬派」「強い」「頼りになる」というイメージがあるため、「男気のある自分を演出したい」「姉御肌な女性に見られたい」という心理が隠されていることもあるようです。

「一人称・自分」が人に与える印象とは?

「一人称」に「自分」を使う人は、硬派で真面目な印象や、堂々とした印象を与えます。そのほか、あまり発言しない人であれば、ペラペラ喋らず思慮深い人という印象も与えるでしょう。しかし、人によっては「強気で怖い」「融通がきかなそう」などと思ったり、そもそも「一人称に自分を使う人は、気取っている感じがして嫌い」という人もいます。

ビジネスで使うべき「一人称」は?

ここまで見てきたように、「一人称・自分」は、ポジティブな印象を持つ人もいれば、ネガティブな印象を持つ人もいます。そのため、ビジネスシーンでは「わたくし」を使った方が無難です。「わたくし」は、誠実できちんとした印象を与えることができます。

特に、面接などのかしこまったシーンでは、「わたくし」を使いましょう。ただし、会社の同僚と話すときや、飲み会などのくだけた場面では、「わたくし」は硬すぎて、とっつきにくい印象に。そのため、あまりにフォーマルな場面でなければ、「わたし」を使ってもOKでしょう。また、メールでは「私」を使うのが一般的です。「自分」の所属している組織や会社の「一人称」は「当方」「弊社」「当社」を使います。

笑顔のキャリアウーマン
(c)Shutterstock.com

「一人称」が「自分の名前」はあり? なし?

「一人称」に「自分の名前」を使う女性は多いですよね。幼い頃からの癖が抜けず、大人になっても「自分」のことを名前で呼んでしまうのでしょう。「一人称」で「自分の名前」を使う女性は、幼くて可愛いといった印象があります。しかし、10代であればまだ「可愛い」という印象ですが、社会人になっても「自分の名前」を使っていると、「年相応ではない幼稚な人」と思われることも少なくありません。

また、恋愛においても、「わがままそう」「承認欲求が強そう」など、良くないイメージを男性から持たれてしまうことも。大人になったら「自分の名前」は使わず、「私」を使う方が無難かもしれませんね。

最後に

「一人称」に「自分」を使う人の特徴や、心理、周囲に与える印象などを詳しく紹介しました。「一人称」に「自分」を使うと、「真面目で頼りになりそう」とポジティブな印象を与えることもあれば、「押し付けがましい」とネガティブな印象を与えてしまうことも。また、「自分」を名前で呼ぶ女性は、「もういい大人なのに、イタい…」と思われてしまいます。

いずれにせよ、社会人になったら「私」を使う方がいいかもしれません。良い第一印象を持ってもらえるよう、年齢やシーンに合わせた適切な「一人称」を使っていきましょう。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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