この花は何の食材? ねっとり食感の食べ物
食べ物を食べるからには、健康や美容にも気を遣っておきたいところ。効果的に栄養を取り入れて積極的に摂っていきたいですね。
今回ピックアップするのは、豊富な栄養をもつアノ食材をピックアップして紹介します。
この花は何の野菜か知っていますか?
正解は、「アボカド」の花です!
正解は、アボカドの花でした!
アボカドは、クスノキ科の食べ物。農林水産省によると、「果実的野菜」と分類される食材です。
年中スーパーで見かけますが、そのほとんどが輸入品(主にメキシコ)。3〜6月頃が旬とされています。
一方国産のアボカドは10〜1月が旬で、ネットショップを中心に流通。和歌山県、静岡県、宮崎県、愛媛県で生産されています。
◆アボカドの歴史
アボカドは、中南米(メキシコ南部、熱帯コロンビア、エクアドル)が原産地と考えられています。7000年前から食べられていたとされ、16世紀に入るとアメリカに伝来。
日本には大正時代(1912〜1926)に伝えられましたが普及はせず、最近になって一般家庭で食べられるようになったそう。
◆アボカドの栄養
アボカドの栄養はギネスも認める、栄養豊富な食べ物。「森のバター」と称されるのは、バターのように栄養価が高く、果肉が約20%が脂肪分だから。脂肪とはいっても、アボカドに含まれるのは、身体の中で酸化されにくく、悪玉コレステロールを減らしてくれるオレイン酸など。腸内環境を改善に導くほか、高血圧や動脈硬化を予防してくれる効果も期待できます。
そのほかに、たんぱく質、ビタミンE、食物繊維、カリウムなども含まれています。
・たんぱく質… 筋肉や臓器をつくり、免疫機能を維持
・ビタミンE… 血行を促進、卵巣の働きを助ける
・食物繊維… 腸内環境を良くし、免疫力アップ、便秘解消に役立つ
・カリウム… 血圧を下げる、むくみ解消、便秘に働きかける
◆アボカドの選び方
美味しいアボカドの選び方はこちら!
・握ってみて、固すぎず、やわらかすぎないハリがあるもの
・皮は緑色と黒色が混ざったような中間色
・ヘタと皮の間に1〜2mmほどの隙間があるもの
・ヘタがやわらかすぎない
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アボカドの花から栄養・選び方まで紹介しました。アボカドはサラダや和え物、薄切りにしてわさび醤油で食べるとトロを食べているような味わいになったり、ディップソースにも使えたりします。アボカドバーガーも人気ですね。美味しく調理して栄養を摂取しましょう!