なぜ道路は工事ばかりしてるの?
生活している中で、「あの場所ってずっと工事してない?」って思ったことがある人もいると思います。何をしてるのか気になりますよね。
今日はそんな道路工事の一例を紹介しようと思います。いつかの雑談ネタにしてみてください。
道路工事の理由って何?
道路はいくつもの業者の方が関わり、整備・改善していきます。それぞれ同時進行で工事することはなかなかに難しく、たくさんの時間を要します。工事する理由を簡単に3つにまとめてみました。
◆新しい施設・マンションなどが建つから
この理由は、わかりやすいはず。新しい施設・マンションが建つと、設備を整えることに加え、周辺の道路も整理しなければなりません。限られた区画の中で、建物を建てるわけですから、最大限のスペースを確保するために、工夫も必要となります。
また地面の素材も、アスファルトは安価に比較的手早く施工できるが維持費がかかり、コンクリートは耐久性があるがコストと時間がかかる、などメリット・デメリットも。そして、整備には単にアスファルト・コンクリートなどで舗装するだけでなく、以下のことも考えられます。
◆インフラ整備のため
道路の下には、実はさまざまなものが埋まっています。
電気、電話線、ガス、水道、電話、インターネット、テレビ回線などあります。それぞれ施工・管理をする業者も異なり、範囲が広ければ、それなりに時間がかかります。また各インフラも日々技術も進化し、各地でアップデートが行われることもあって、1度完了した道路でも再び工事することがあります。
◆道路の老朽化を改善、亀裂を補修するため
道路は先述の通り、コンクリートやアスファルトが使われています。その中でも、公園や歩道、公道、雪が多い地域では水捌けが得意なもの、さまざまに種類があり、各々に適したものが使われています。ということはメンテナンスも大変。1つ1つ検証していけば、時間がかかることは想像できますね。
天災での亀裂、人身事故が起きないように、道路調査も実施されたり、交通量も計測したりと調べる時間もかかってしまいます。
他にも道路工事が長引いてしまう理由は素材不足も考えられますが、全てはみんなのため、もっと便利になるためです。夏や冬の厳しい環境の中で作業をしてくれている現場の皆さんと、管理をしている自治体・会社の協力があってこそ、私たちの生活が成り立っています。工事があるからとイライラせず、道路のために働く人たちへ感謝を忘れずにいたいですね。
TOP画像/(c)Shutterstock.com