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あなたの身の回りに、「ガサツ」な女性はいますか? はたまた自分自身が友人や恋人から「ガサツ」だと言われて、ショックだった… なんてこともあるかもしれません。一般的にあまりよくないイメージがありますが、具体的にどんな性格のことを指すのでしょうか。今回は、「ガサツ」な女性の特徴やよく見られる行動、性格の直し方などを紹介していきます。
そもそも「ガサツ」とは?
【がさつ】
[形動][文][ナリ]細かいところまで気が回らず、言葉や動作が荒っぽくて落ち着きのないさま。「―な男」「―な文章」
<「小学館 デジタル大辞泉」より>
「ガサツ」とは、「言葉や動作が荒っぽく、落ち着きのないさま」を表します。細かいところにまで気が回らず、ざっくりと物事を考えたり、仕事や時間の管理が大雑把なこともあるようです。
「ガサツ」は、辞書に漢字表記がなく、通常はひらがなで表記されます。もとは「ガサガサ」という擬音語の「ガサ」に、動詞の「つく」が付き、「ガサツ」という言葉が生まれました。荒々しい物音が転じて、落ち着きのない行動や性格に対して使われるようになったようです。
「ガサツ」と呼ばれる女性の特徴【見た目】
「ガサツ」はあまり良い意味ではないため、人からそう見られていないか気になる方もいるはず。一体どんな人が「ガサツ」だと思われてしまうのでしょうか。まずは見た目の特徴からチェックしていきましょう。
肌や髪のお手入れが適当
肌や髪は人の印象を大きく左右します。ツヤツヤな髪やきれいな肌は清潔な印象を与えますが、そんな肌と髪がきちんとお手入れされていないと、どことなく疲れているように見えたり、恋愛がご無沙汰に見えてしまう可能性も。肌がカサカサでもお構いなしだったり、寝癖がついたまま外出している人は要注意です。
基本ノーメイク
「ガサツ」な女性は、ノーメイクであることも。仕事場や出掛け先で化粧をしなくても、あまり人の目が気になりません。マスクをする、キャップをかぶるなど、ノーメイクがバレにくい技を身につけていたり、その結果、ますますノーメイクで過ごす日が多くなることもあるようです。家の中はともかく、仕事や面接のときなど、メイクをするのがマナーとされる場では化粧をしないと「ガサツ」な女性だと思われてしまうでしょう。
洋服にしわが寄っている
そんなところまで見られていないだろうと思っても、案外人は細かいところに目がいくもの。例えば、シャツやスカートにしわが寄っていたり、バッグを開けっぱなしの状態で歩いていたりすると、「この人、ちょっとガサツなところがあるな」と思われてしまいます。きちんと自己管理ができていない印象を与えてしまうこともあるので、気をつけたいポイントです。
「ガサツ」と呼ばれる女性の特徴【行動】
見た目に関して、当てはまるものはありましたか? 続いて、「ガサツ」な女性によくある行動を見ていきましょう。
整理整頓が苦手
常に身の回りが散らかっていることも「ガサツ」な女性の特徴。仕事場ではデスク周りにものが多かったり、ファイルや資料が積み重なっていて探すのも一苦労、なんてこともよくあります。また、家の中でも服を脱ぎっぱなしにする、クローゼットにものが入りきらないことも日常茶飯事。自分にとっては当たり前の状態なので、指摘されるまで気づかないこともあるようです。
めんどくさがり屋
化粧をしたり、外出することがめんどうだと思ってしまうのは「ガサツ」な女性によくあること。慣れない場所に出かけたり、新しいことにチャレンジすることが苦手で、なかなか行動に移さないので、周りの人からは怠惰だと思われてしまうことも。
一度自宅のソファに座ると動きたくなくなることから、テーブル周りにものが集まってしまうこともあるようです。身だしなみに気を配らなかったり、ものが散らかりやすいのも、めんどくさがりな性格が原因といえるかもしれません。
時間にルーズ
「ガサツ」な人は、行動に移すまでに時間がかかるので、遅刻することも多いでしょう。時間に遅れてもあまり気にする様子もなく、平気な顔をしていることも珍しくありません。このことから、あまり自己管理ができない人、相手への配慮に欠けるとして不信感を抱かれてしまうこともあるでしょう。時間にルーズだと信用を失ってしまうため、最低限約束は守るようにしたいものです。
「ガサツ」な性格の直し方とは?
あまりに「ガサツ」だと、異性や仕事相手から引かれてしまうこともあるかもしれません。「ガサツ」な性格を改善するにはどうしたら良いのでしょうか。おすすめの方法を紹介します。
身だしなみに気を配る
相手からの印象を良くしたいなら、身だしなみを良くするのが一番の近道。こまめに髪を切りに行ったり、トリートメントをしてツヤ感を出したり、きちんと感の出るシャツやパンツを選んでみると見た目の印象が変わります。
また、ある程度の年齢になったら、自分が好きだからという理由以外にも、自分の体型や顔立ちに合っているか、年齢やTPOに合っているかという視点を持つと、物の選び方も変わります。身だしなみに品が感じられると、「ガサツ」だと思われることもなくなっていくでしょう。
丁寧な仕草や振る舞いを心がける
見た目の印象とともに大切なのが、丁寧な仕草や振る舞いです。座るときにドスン! と音を立てて座ったり、バッグや小物を乱暴に扱ったり、日常の些細な行動が雑だと、「ガサツ」だと思われてしまいやすいです。カップやカトラリーを優しく置いたり、静かに椅子に腰掛けるなどの丁寧な仕草に女性らしさは宿るもの。仕草や態度が柔らかくなることで、気になる男性もドキッとするかもしれません。
声の大きさに気をつける
「ガサツ」な女性は、話し声や笑い声が大きい傾向も。職場やレストランなどで周りの状況を気にすることなく大声で話したり、笑ったりしていると良くない印象を持たれてしまう可能性があります。その場の状況に合わせて声の大きさを調整したり、笑うときには口元に手を当てるなどを意識してみましょう。
身だしなみや仕草、言動を意識して印象美人に!
「ガサツ」な女性の特徴に、当てはまるものはありましたか? ちょっとした仕草や言動など、自分では意外と気づかないことも多いもの。ファッションやメイク、ちょっとした仕草を変えるだけでも効果はあるので、ぜひ試してみてください。接していて気持ちの良い印象美人に近づけるよう意識しましょう。
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