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2024.04.10

理想の上司に求めるものは何?【100人に聞いた】上司にしたい芸能人ランキングも

仕事をしていくにあたって大切になってくる上司の存在。理想の上司は?と聞かれてもなかなかパッと浮かばない人も多くいるようです。今回は、みなさんが上司に求めるものや理想の上司の特徴を紹介。また、みなさんが選ぶ上司にぴったりな芸能人も調査してきました。

【質問】「理想の上司」はいる?

円グラフ

※アンケート20〜39歳の日本全国の女性を対象にOggi編集部が質問。調査設問数10問、調査回収人数110名(未回答含む)。

20〜30代の女性100人に「理想の上司」はいる? と質問したところ、はい… 29.8%/いいえ… 70.2%という結果に。

はいと回答した人は全体の約3割。理想の上司はいないけれど、きちんと業務をこなせているので問題ないと感じている人も多いのかもしれません。

では、実際にみなさんが求める理想の上司像とはどんなものなのでしょうか。

理想の上司に求めるものって?

ハートを持つ女性
(c)Shutterstock.com

上司が部下に理想を持つように、部下としても理想の上司像があって当然のこと。ここでは、部下が求める理想の上司の要素を4つピックアップします。

人として尊敬できる

尊敬できる人というのは、誰に対しても誠実です。周囲への思いやりの精神が強ければ、誰からも慕われる存在に。

人は、自分の好きな人や尊敬できる人の意見は受け入れやすく、心にも響きやすいと言われています。仕事だからと割り切って業務をしている人も多いと思いますが、尊敬できる人と一緒に業務を進める方が業務が捗り、結果も出やすくなるのかもしれません。

決断力がある

決断力は上司の立場で特に大切な要素。難しい選択を迫られても、瞬時に決断をしなければならない場面もあるでしょう。そんなときでもおろおろせず、ビシッと引っ張ってくれる姿に、部下は頼もしさを感じます。

自身のプライドを捨て、場合によっては諦める決断をするのも大人の対応。

また、意見が割れた際にも、自身がなぜこちらを選んだのか明確な理由を伝え、最終的な決断としてチームをまとめてくれる姿も素敵です。

仕事への熱意がある

ポジティブで、自分が掲げた目標に向かって努力できる上司はまさに理想の上司。部下の結果だけ求めて、自分は成果を出さない上司では説得力がありません。

ただし、常にひとりで張り切り過ぎていると、うざい上司だと思われてしまうかもしれません。気合を入れるところと冷静さを保つところを弁え、バランスを持ち合わせることが大切でしょう。

教育能力がある

部下一人ひとりが、どんな性格なのか、どんなことが得意なのかをきちんと理解している管理能力の高さも重要。

それぞれに合った教育方法や業務内容などを見分けることができるので、仕事の効率も良く、部下の達成感が高いのもメリットでしょう。

あなたの周りにいる理想の上司の特徴

嘆き悲しむ女性と、慰める女性
(c)Shutterstock.com

理想象がわかったところで、次はみなさんの周りにいる理想の上司の特徴も挙げてもらいました。求めるものと一部似ている部分もありますが、ちょっとずつ内容が違うのも面白い結果となっています。

仕事ができる

仕事ができる上司は、指示が的確で説明上手。規則や仕事を説明するとき、なぜそれをする必要があるのか、どういった結果に結び付くのかをしっかりと説明することができます。

事前にしっかりと説明をしているので、部下の反発を防ぐことができ、円満に業務を進めることができるのでしょう。

「仕事ができる。注意の仕方が怒るような感じではない」(30代・愛知県)
「若手に裁量を与える一方で、責任はきっちり取ってくれる」(20代・東京都)
「働きやすい環境を作ってくれる」(30代・東京都)
「自身の意見や主張を持ちつつ、部下の意見、時代の変化への対応も踏まえて、全体を俯瞰し良いところを採用、改善しようとしてくださる」(30代・北海道)

サポート上手

部下の話にもしっかり耳を傾け、問題解決に向けて真摯に向き合ってくれる上司は、まさに理想的。面倒見の良さが部下からの支持に繋がると言っても過言ではありません。

困った時はサポートに入り、部下が自身の力で問題解決できるように導いてくれるフォローの上手さも魅力的に映ります。

「こちらが困っていることにすぐに反応してくれる。不機嫌なことがない」(20代・大阪府)
「干渉しすぎず、困った時はサポートしてくれる適度な距離感」(20代・京都府)
「失敗した時にその原因と対処法を丁寧に教えてくれる」(20代・大阪府)
「優しくサポートしてくれる」(20代・東京都)

話を聞いてくれる

話も聞かずに目先のミスだけを見て、感情的に叱ってくる上司も中にはいるかもしれませんが、それでは部下は育ちません。部下の言い分や気持ちをしっかり聞き入れてくれる上司には、ついていきたくなるものです。

また、話しかけやすい雰囲気がある上司だと困った時にも頼りやすく、安心して相談できそうです。

「まずは人の話を聞く。その上で上司の意見を言ってくれるので、忠告も耳に痛い話もすっと聞ける」(30代・福岡県)
「話を聞いてくれてちゃんと実行しようとしてくれる上司」(30代・熊本県)
「話を聞いて共感してくれる。ちゃんと怒るところは怒ってくれる。信頼してくれる。相談しやすい」(30代・東京都)
「話しやすい、話しかけやすい、小さな相談や悩みを隙間時間に聞いてくださる」(30代・群馬県)

周りをよく見ている

視野が広い上司は全体的に目が行き届いているので、部下に進捗を聞かなくてもの大体の業務管理ができているはず。また、業務管理ができていれば事前に危機予測もでき、大きなミスを防ぐこともできるでしょう。

また、視野が広いとひとつの考えに固執せず、発想力や分析力が高い傾向もあるので、仕事ができる人間としても評価されやすいのです。

「周りを見て動ける人」(20代・長野県)
「相手に興味を示しよく観察している。言うべきことは良いことも悪いこともちゃんと言う」(30代・沖縄県)
「柔軟な対応、憧れと親しみのバランス」(20代・栃木県)
「面倒見がよい」(30代・鹿児島県)

落ち着いている

仕事中に緊急事態が起きた場合、職場が慌ただしい雰囲気になりパニックになることも。そんなときでも冷静さを忘れずに、何が正解なのかを正しく見極めてくれる大人な対応をしてくれると、信頼感につながります。

人間なので気分に浮き沈みがあるのは仕方ありませんが、仕事中はきっちり割り切るのが社会人としてのルールです。

「何が起こっても慌てず、適切に対処できる人」(20代・北海道)
「気分にムラがなくいつも同じ対応をしてくれる」(30代・神奈川県)
「豊富な知識を持っていてどんな場面でも冷静に対応できる。人あたりがいい」(20代・千葉県)

思いやりがある

「落ち込んでいたら声を掛けてくれて話を聞いてくれた」「体調が悪いけど我慢していたら普段と違う様子に気付いてくれた」など、上司の優しさに救われたという方も多くいます。

思いやりを持って大切に育ててくれる上司のもとで働く部下は、忠誠心が強く深く信頼して一生懸命仕事に打ち込める傾向にあるのだとか。

「相手の立場に立って考えられる」(30代・大阪府)
「部下を平等ではなく公平に扱うことができる人」(30代・東京都)
「とても優しくて気がきく」(30代・埼玉県)
「気遣いが素晴らしい」(20代・埼玉県)

発表! この人が上司だったらいいなと思う芸能人は?

顎に手を当てている女性
(c)Shutterstock.com

上司に対する理想は人それぞれ違うと思いますが、芸能人だったら誰だろう… と考えたときにどんな人物が理想の上司として該当するのでしょうか?

具体的なイメージが欲しい方向けに、アンケートで支持が高かった6人を紹介します。

天海祐希さん

元宝塚歌劇団月組で大活躍したトップスター。後に女優として現在も活躍されています。

凛とした強い女性のイメージが強く、弁護士や教師などの上司役にも好感を持てるという人も多いはず。同性として憧れを抱く女性も多いようです。

ムロツヨシさん

映画、ドラマ、舞台とさまざまな分野で活動する俳優である他、演出家としても活躍されています。

明るくユーモアのセンスもありながら、トーク番組で見せる仕事熱心なギャップに、まるで理想の上司!と惹かれるファンも多いのではないでしょうか。

阿部 寛さん

ファッション誌で人気モデルとして活躍した後に、映画出演が決まり俳優デビュー。その後、さまざまな役を演じるようになり、多くのドラマで活躍されています。

責任を持って部下を大切にする、育てあげる上司としての役も多く、なじみがあります。信頼できる上司としての印象が強いようです。

タモリさん

日本を代表する司会者。老若男女問わずファンが多く、博識でありながらも気取らず穏やかな人間性が人気です。

「どんな相手とも良い人間関係を作れそう」「感情的にならず黙ったまま見守ってくれる素敵な上司の印象が強い」との意見も出ていました。

高橋一生さん

俳優として数多くのテレビドラマや映画に出演し、今流行りの塩顔イケメンとして女性ファンから圧倒的な支持を受けています。

ドラマでは敏腕営業マン役として活躍したこともあるため、仕事ができる上司としてのイメージが強く、上位にランクインしたのでしょう。

大泉 洋さん

出身地である北海道でタレントとして活躍したのち、俳優としてさまざまなドラマや映画、バラエティ番組をはじめ、声優としても活躍されています。

ドラマや映画などの上司役で見せる頼もしい姿と、バラエティ番組で見せる親近感ある姿が、「こんな上司なら仕事が楽しくなりそう」と思わせてくれるのでしょう。

視野の広さと行動力、親しみやすさも大切

理想の上司の定義は人それぞれ。ですが、ただ優しくて甘やかしてくれる上司=良い上司ではありません。

快適に仕事ができるように、視野を広く持ち部下の変化に気付いてくれるか問題を解決できる行動力を持っているかが大事。

そして今は、一昔前の熱血バリバリ親分肌の上司よりも、親しみやすさがあるコミュニケーション能力が高い上司が理想とされているようです。

ミスをしても怒ることはせずに、理解させる・諭すように学ばせることが、部下にとっても次へのステップに繋がるのでしょう。

まずは、自分の今の立ち振る舞いを客観視してみることが必要。そして足りていない部分があれば、積極的に取り入れて自分を磨いていくと、理想の上司に近付けるはずです。

TOP画像・アイキャッチ/(c)Shutterstock.com

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