“face the music”ってどんな意味?
今回も、知っていればわかるけれど知らないと会話が成立しなくなってしまう、英語特有の言い回しをご紹介。
“face the music”
とはどんな意味かわかりますか?
動詞として使われる“face”には、「~に面する」(例:The hotel faces the sea.)や、「立ち向かう」「直面する」という意味があります。
そのため“face the music”は、直訳すると「音楽に向き合う」に。でもこれではピンときませんよね。ではどんな意味になるでしょうか。
前回の記事はこちら>>英語で「Two times three」の意味は? 習ったけど… 忘れてない?
正解は…… 「潔く責任をとる」という意味!
“face the music”は「自分の行為の結果に対して進んで責任をとる」「潔く(世間の)批判を受ける」といった意味合い。海外ドラマなどでもでてくる、便利な言い回しです!
その由来には諸説あるようですが、オーケストラなどの演奏会でブーイングを受けても音楽に向き合うということから生まれたともいわれています。
【例】「It’s time to face the music.」(現実と向き合うときがきたな)
そこで今回は、動詞“face”を使った英語表現を他にもピックアップ。
・“face a person down”(人を威圧する)
・“face it out”(物事を大胆に処理する)
・“face off”(対決する、試合を始める)
・“face up to ~”(~に真正面から立ち向かう、事実を直視する)
・「Let’s face it.」(事実を正直に受け入れよう)※franklyに近い表現
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machi
小学生~社会人を対象とした英語教室を運営する英語講師。英検1級/国家資格・通訳案内士/TOEIC 900点以上
生徒のリクエストによっては、数学や化学まで教えることも。○十年前の記憶を引っ張り出し奮闘中。
ただいま周回遅れで韓ドラがブーム! 本当は仕事も家事もせず1日中韓ドラを観てぐ~たら過ごすのが理想。韓国語も習得したい。