【目次】
・貯金ができない人の特徴とは?
・お金を貯める3つのコツ
・すぐにはじめたいおすすめの貯金方法
・みんなが実践している貯金の仕方を覗き見
貯金ができない人の特徴とは?
給料が入ったらすぐに使う
トータル・ファイナンシャル・アドバイザーである石川福美さんによると、お金が貯まる人と貯まらない人の差は以下の違いだそう。
お金が貯まらない人の考え方… 給料が入ったら使う
「お給料が入ったら、まず使う! 残ったおカネを貯金に回そうと考える方。この考え方では、よっぽどおカネがかからない趣味の方、物欲のない方しか貯まりません…」(石川さん)
お金が貯まる人の考え方… 給料が入ったら貯蓄口座に分ける
「お給料が入ったら、まずは先に必要額を貯蓄口座に分けてしまいます。企業の財形貯蓄制度などは、お給料から天引きされるので、最初からなかったものとして貯蓄に回すことができます。そして残ったおカネをしっかり支出項目ごとに予算を決め、やりくりをしていくのです」(石川さん)
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衝動買いしがち
貯金できない人は「衝動買いしやすい」という傾向があるでしょう。
買う予定でなかったものでも「ほしい!」と思うとその気持ちが抑えられず、ついつい買ってしまうのです。「その場の感情に支配されている自分」と向き合うことが苦手なのかもしれません。
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お金を貯める3つのコツ
コツ1. 貯金額の目標を設定をする
石川さんは、目標の貯金額をまずは設定するといいといいます。
「大切なのは先に貯蓄額に『目標設定』をすることです。いつまでに、いくら貯めたいのかを決める。その上で、毎月の支出額をコントロールしていくことが必要です」(石川さん)
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コツ2. 銀行口座を分ける
銀行口座を分けることも、お金が貯まりやすくなるためのコツ。
・給与が振り込まれる口座(生活費の支払いなど)
・貯金用の口座
上記のように分けると「使用してもいいお金」「貯金用のお金」の区別が考えなくてもできるようになるはずです。
コツ3. 1ヶ月の支出をあらかじめ仕分けておく
1ヶ月に使える金額をあらかじめ決めておくと、確実に貯金可能です。
たとえば給料が入ったら交通費や日用品代などの支出を予想し仕分け、そこから日々使用していき、残りのお金は貯金に回すなど。
ただし支出用に仕分けたお金が無くなってしまうと、貯金するはずだった残りのお金を使ったり、今までの貯金に手をつけたりすることになります。食費やレジャー費、衣服費など項目別にしっかり支出を予想し、越えないように注意が必要です。
1ヶ月分の予想が難しい人は、1週間ごとに分けるのも◎。「1日○○円までしか使用しない」と決めておくのもいいかもしれません。
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すぐにはじめたいおすすめの貯金方法
給料を先取りして貯金する
貯金ができる人は「お給料が入ったら、毎月決まった額を別口座へ!」「つみたて定期預金で自動的に毎月定額を定期預金へ」と〝貯まる仕組み〟をあらかじめつくっています。
彼女たちは手元に残ったお金をやりくりしながらお買い物や趣味を楽しみ、かつ貯金も行っているというわけ。
「給料が入ったらまず貯金!」こういった習慣をつけることで、自然と毎月お金が貯まっていくはずです。
ボーナスがある月は貯金に回す額を増やす
ボーナスなど収入が増える月は、貯金に回す金額も増やしましょう。
たとえばボーナス月は先取り貯金の額の最低3倍を貯蓄へ回すなど。残りは楽しむことやご褒美に使い、ストレスなく貯金していきましょう。
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自動積立貯金を活用する
ライター・コラムニストであるコマツマヨさんは、銀行の自動積立貯金サービスがおすすめだといいます。
「銀行の自動積立を利用すれば、毎月決まった日決まった額を自分の口座から自動で貯金をしてくれるという便利なサービス。口座にお金さえ入っていればあとは何もしないでOK。寝ていてもお金が貯まっていく、まさにズボラさんにぴったりの貯金方法です」(コマツさん)
お金を引き出してしまう心配がある人に向けた設定もできるよう。
「いつでも引き出せるタイプのもありますが、引き出してしまう不安がある人は、満期にならないと引き出せない定期預金タイプを選んでもいいかも。まずは2〜3万程度の少ない額から始めてみて」(コマツさん)
「つみたてNISA」などの制度を活用する
長期的な目線で資産を増やしていきたいという人には「つみたてNISA」などの資産運用もおすすめです。
「あくまでも投資なので運用の仕方や市場次第では元本を下回る可能性もありますが、10〜20年という長期で資産を形成するので株価の下落などの影響を受けにくいこと、利益は非課税であることや、つみたてNISAの銘柄は比較的安定した銘柄が多いことなどメリットも。今すぐではなく、少し先の将来のために貯金をしたいという人にオススメです」(コマツさん)
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みんなが実践している貯金の仕方を覗き見
無理せずに貯まる「小銭貯金」
「おすすめは50円玉貯金。以前、1000円貯金をやったときは負担が大きすぎて続かず…。50円玉はなくてもそれほど困らないし、生活をおびやかさないのでちょうどいい!」(兵庫県・36歳/公務員)
「金額や期間を細かく決めず、小銭が増えて財布が重いと感じたら貯金箱に入れている。ゆる~いルールなので劇的には貯まらないけれど(笑)、一年間で3万円貯まりました」(群馬県・28歳/美容師)
「500円玉貯金で年間30万円貯めている。最初は面倒に感じるときもあったけれど、慣れてしまえば大丈夫。もう5年続けていて、一年ごとに銀行口座に預けています」(香川県・31歳/コンサルタント)
「夜、財布の小銭を全部出す。500円玉があると結構貯まるし、翌日財布が軽くなってスッキリ♪ 貯金箱に1枚ずつ入れていると『半分残そうかな…』などと迷ってしまうので、箱にザザッと入れるのがコツ」(富山県・28歳/営業)
余った小銭を貯金に回す「小銭貯金」。これなら無理なくはじめられますね。
自炊で浮いた食費を貯金に回す
「洋服代を切り詰めるとストレスがたまるので、貯金したいときは食費を抑える! 私はランチ代を浮かせるため週4日はお弁当を持参。土日につくり置き&冷凍しておけば、忙しい平日でもラクちん♪」(福岡県・30歳/秘書・受付)
「毎朝凝ったお弁当をつくる時間がないので、職場に持って行くのはおにぎり&スープジャーに入れたお味噌汁だけ。これなら無理せず続きます。浮いたお金は貯金しつつ、たまに大好きなコスメを購入♥」(京都府・25歳/一般事務)
「夕飯を自炊したら、1回500円の〝ごほうび貯金〟をしている。これを始めてから外食が減り、無理せず貯金できています。貯金箱がいっぱいになったら貯蓄用の口座に入金して、またイチからスタート!」(滋賀県・32歳/専門職)
「平日は外食が多くなりがちだけれど、週末は必ず自炊。テレビや雑誌でおいしそうな料理を見つけたら、マネしてつくって家族や彼氏にふるまっています。料理の腕を磨きつつ、貯金もできて一石二鳥!」(福島県・28歳/派遣社員)
外食が続くと意外と大きな出費になりますよね。自炊で浮いたお金を貯金に回す。女性にとっては一番手っ取り早く貯金ができる方法なのかもしれません。