働くアラサー女子にとって、気になる事柄のひとつ「貯金」。将来のためにできるだけ貯めておきたいけれど、思うように増えない… なんて人も多いのでは?
そこで今回はOggi読者の貯金方法を徹底調査。頑張りすぎず、賢く貯めるマル秘テクを教えてもらいました!
無理しすぎず実践できる貯金テク
ちりも積もれば… 無理せず貯まる「小銭貯金」
・コーヒー店で一杯目のレシートを持って行くと二杯目が100円程度で飲めるサービス。一日に何度もお茶するときに便利!(愛知県・35歳/一般事務)
・おすすめは50 円玉貯金。以前、1000円貯金をやったときは負担が大きすぎて続かず…。50円玉はなくてもそれほど困らないし、生活をおびやかさないのでちょうどいい!(兵庫県・36歳/公務員)
・金額や期間を細かく決めず、小銭が増えて財布が重いと感じたら貯金箱に入れている。ゆる~いルールなので劇的には貯まらないけれど(笑)、一年間で3万円貯まりました。(群馬県・28歳/美容師)
・食べたいアイスやスイーツをガマンして、食べたつもりでその金額を貯金箱に入れる〝つもり貯金〟をしている。お金も貯まってやせられる、ダブルでうれしい作戦です(笑)。(宮崎県・28歳/サービス業)
・インスタグラムで知った〝365日貯金〟。1~365の数字を表にして、毎日好きな数字の金額を貯金&その数字を塗りつぶすだけ。一年で66,795円貯まるらしいので、コツコツ頑張っています。(神奈川県・25歳/現場監督)
・500円玉貯金で年間30万円貯めている。最初は面倒に感じるときもあったけれど、慣れてしまえば大丈夫。もう5年続けていて、一年ごとに銀行口座に預けています。(香川県・31歳/コンサルタント)
・夜、財布の小銭を全部出す。500円玉があると結構貯まるし、翌日財布が軽くなってスッキリ♪ 貯金箱に一枚ずつ入れていると「半分残そうかな…」などと迷ってしまうので、箱にザザッと入れるのがコツ。(富山県・28歳/営業)
・一万円札をできる限りくずさない! ちょっと意識するだけで使いすぎを防げます。(佐賀県・29歳/医療事務)
貯め上手さんは「銀行預金」を賢く活用!
・給料から天引きで財形貯蓄。お金が手元にあるとつい使ってしまうけれど、財形貯蓄は知らないうちに貯まっていくので非常にラクです。たまにくる銀行からのハガキを見て貯蓄額にビックリ!(神奈川県・31歳/公務員)
・給料の振込先を指定できるので、ボーナスだけは違う銀行に。あえて職場や自宅から遠い場所にある銀行を選んだので、お金をめったに引き出さない=どんどん貯まります。(宮城県・29歳/講師)
・数千円の定期預金をいくつかの口座でやっている。残高が足りないときは積立がお休みになるだけで、口座が凍結されることはないので安心です。面倒くさがりにピッタリ(笑)。(群馬県・33歳/販売)
・毎月、給料の20%を貯金するのがマイルール。○万円と金額を決めてしまうと、収入が減ったときにキツイ…。%なら負担が変わらないので、無理なく貯金を続けられます。(埼玉県・32歳/一般事務)
・やっぱり〝先取り貯金〟が一番! 給料が入ったら先取りで貯蓄用の口座に移し、残りで生活。長期的な貯蓄のほか、旅費や車検、冠婚葬祭費も貯めています。続けるコツは「貯金したお金は最初から無かった」と考え、忘れること(笑)。(千葉県・32歳/経理事務)
・貯金がわりにワンコインの投資信託。気づけば1~2万円増えている!(京都府・28歳/秘書・受付)
貯金を成功させるには「お金の使い方」を見直すべし!
・お釣りが新札だったら使わずに貯める。キレイだから使うのがもったいなくて結構貯まります。(静岡県・28歳/経理事務)
・持っていると使ってしまうので財布にお金を入れない! 家と職場の往復だけなら千円など、その日の予定に合わせて金額を決めています。(大阪府・31歳/公務員)
・現金は必要最低限しか持たず、基本的にすべてクレジットカードで支払う。これなら家計簿をつけられないズボラな私でも、Web明細を見れば支出が一目瞭然!(埼玉県・31歳/一般事務)
・自分で決めた週2日の〝買い物デイ〟以外は買い物をしない。欲しいものがあっても次の〝買い物デイ〟が来るまでガマン…。衝動買いや、お菓子や飲み物の〝ついで買い〟もなくなりました。(三重県・28歳/フリーランス)
・家計簿アプリで収支を管理している。根が面倒くさがりなので買ったものを記録するのが億劫になり、ムダな買い物が減る…という意外な効果がありました(笑)。(愛知県・29歳/企画)
・会社の行き帰りにコンビニで飲み物やガムを買ってしまうので、その際はQUOカードを使う。月初めにカードを一枚買い、その金額内でおさまるように買い物をします。(北海道・28歳/一般事務)
・欲しいものができてもすぐに買わず、ノートに書いて月末まで待つ。月末、お金に余裕があれば買うのですが、そのころには「もういいや」と熱が冷めていることが多い(笑)。(大阪府・32歳/弁護士)
・〝0円の日〟をつくる。一日を終えて「今日、財布を開いてない。素敵!」と自分に満足できます。ただし翌日、油断して使いすぎることがあるので注意(笑)。(京都府・28歳/保育園管理栄養士)
・やたらと出席せず気の進まない飲み会はパスする。一回分で3,000円浮く!(東京都・28歳/一般事務)
浮いた食費を貯金にまわせる!「自炊派」が多数
・洋服代を切り詰めるとストレスがたまるので、貯金したいときは食費を抑える! 私はランチ代を浮かせるため週4日はお弁当を持参。土日につくり置き&冷凍しておけば、忙しい平日でもラクちん♪(福岡県・30歳/秘書・受付)
・毎朝凝ったお弁当をつくる時間がないので、職場に持って行くのはおにぎり&スープジャーに入れたお味噌汁だけ。これなら無理せず続きます。浮いたお金は貯金しつつ、たまに大好きなコスメを購入♥(京都府・25歳/一般事務)
・夕飯を自炊したら、一回500円の〝ごほうび貯金〟をしている。これを始めてから外食が減り、無理せず貯金できています。貯金箱がいっぱいになったら貯蓄用の口座に入金して、またイチからスタート!(滋賀県・32歳/専門職)
・友達の間で定番になりつつあるのが〝おうち女子会〟。鍋やホットプレートでワイワイ料理をするのが楽しいし、節約にもなるので週1ペースで開催しています(笑)。(埼玉県・28歳/フリーランス)
・平日は外食が多くなりがちだけれど、週末は必ず自炊。テレビや雑誌でおいしそうな料理を見つけたら、マネしてつくって家族や彼氏にふるまっています。料理の腕を磨きつつ、貯金もできて一石二鳥!(福島県・28歳/派遣社員)
ムダを省いてその分を貯金に! 私の「プチ節約術」
・少しでも外出するとお金を使ってしまうので、家から一歩も出ないオフの日をつくる。(北海道・29歳/営業)
・外出時、時間があれば歩いて帰り、交通費を浮かせている。普段、あまり運動しないので一石二鳥!(愛知県・28歳/一般事務)
・ケータイを格安スマホに乗り換えた。月々の料金が5千円ほど安くなったので、その分を貯金しています。(東京都・31歳/派遣社員)
・ポイントカードでポイントを貯め、買い物の支払いに使う。メインで使うカードは分散させず、ひとつにしぼるとポイントが貯まりやすい!(栃木県・28歳/営業)
・自販機で飲み物を買わない。職場にはマイボトルを持参したり、買い置きの紅茶を飲んだりしています。節約ばかりだとしんどいので(笑)、紅茶はちょっぴり高価で香りの良いものを選び、リッチな気分に♥(福岡県・36歳/企画)
・スーパーで買い物カートを使わず、カゴを持つ。カートがあると商品をどんどん入れてしまうけれど、カゴだと「これは重いし必要ないかも」と買うものを厳選できる!(長崎県・29歳/会計士)
・どんなに気に入ったデザインでもサイズが合わないと着なくなるので、洋服を買うときは欠かさず試着をする。これを始めてから衝動買いが減り、貯金額も増えました♪(東京都・29歳/公務員)
・割引商品でも定価で買ったつもりで割引分を貯金!(青森県・29歳/営業)
無理しない貯金テクみんなの結論
1位:小銭を貯める
2位:自炊して食費を浮かせる
3位:定期預金をする
4位:飲み物代を節約する
5位:財布に余分なお金を入れない
1位は気軽に貯められる「小銭貯金」。賢い節約術もランクイン
まず貯金方法で多かったのは1位「小銭貯金」、3位「定期預金」。「小銭貯金」は少額からできるので無理がない、「定期預金」は毎月自動的に積み立てしてくれるのでラク、と人気を集めていました。そして節約術は2位「自炊」、4位「飲み物代を省く」。具体的には昼食をお弁当にする、飲み物はマイボトルを持ち歩く、などの回答が。そしてお金の使い方では5位に「財布に余分なお金を入れない」がランクインしており、「やってみたらムダ使いが減った」という声が多数。多くの人が貯金を続けるため、あれこれ工夫していることがよくわかる結果になりました!
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2017年Oggi5月号「Oggi Salone」より
イラスト/小迎裕美子 構成/遠藤まゆみ