皆様、こんにちは。
『一般社団法人 女性のための快適住まいづくり研究会』代表の小島ひろ美です。前回のコラムでは“地震被害の少ない物件と地震に強い地盤”についてのお話をさせていただきました。
今回は「最近、『女性向けのマンション』が増えているけど、どのようなところが女性向けなの?」とお考えの方に“マンションを購入した女性が使ってみて快適と答えている設備”についてのお話をさせていただきます。
マンション購入検討時に知っておきたい知識1:女性目線のマンションならではの設備
女性目線のマンションの特徴として、パウダールームが設けられた水回り、洋服がたくさん収納できるウォークインクローゼット、浴室内のカビの発生を抑制し清潔に保つ浴室暖房換気乾燥機、浄水器が備え付けられたキッチンなどが挙げられます。
他にもシューズインクロークや食器棚、リネン庫を備えた物件もあり、女性には収納の多いマンションは嬉しいと思います。
バスルームが充実しているのも女性目線物件の特徴。追いだきや勢いの良いシャワーはもちろん、ミストサウナやテレビがついていたり、マイクロバブルによる温浴が楽しめるものもあります。
マンション購入検討時に知っておきたい知識2:便利な設備いろいろ、しかしオプションに注意!
造作食器棚や食器洗浄機などの女性目線の設備が用意されているマンションのモデルルームは、見た目もよく見え、たいへん魅力的ですが。ここで注意しなければならないポイントがあります。
それは、「OP」と表示されている場合です。OPとは、つまり別料金のオプションのこと。標準装備かオプションかをしっかり確認しておかなければ、行き違いが発生してしまうケースもあるので、注意してください。
マンション購入検討時に知っておきたい知識3:女性にとって大切なセキュリティ・管理のチェックは抜かりなく!
女性の一人暮らしにとって、マンションの構造や設備と同じぐらい重要なポイントが管理とセキュリティです。最近は女性が巻き込まれる凶悪な事件が増えていますから、安心して生活していくためにもセキュリティシステムが整っていて、管理会社や警備会社がしっかりとしているマンションを選びたいものです。
管理会社とは、マンションの区分所有者全員でつくる管理組合から委託されて、マンションの管理を行う会社のことです。昼間、仕事をしている女性にとって管理人が平日の昼間だけでなく、土曜又は日曜か早朝や夜も週に1、2回は勤務してくれると安心です。
管理会社は経験や実績が多い会社や、事業主である不動産会社のグループ会社が良いでしょう。1階エントランスのダブルオートロックや玄関扉の防犯センサー、複製が難しいディンプルキー、エントランスの宅配BOX、玄関のダブルロックなども防犯対策として大切です。
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初出:しごとなでしこ
小島ひろ美 一般社団法人 女性のための快適住まいづくり研究会 代表
1957年福岡県生まれ。関西学院大学商学部卒 ライフスタイル・コーディネーター、宅地建物取引士、相続診断士 。26歳の時にマンション購入で苦労した経験をいかし、“女性がマンション購入の夢を実現できる世の中にしたいと”と1991年に研究会を設立。以降、「女性のためのかしこいマンション購入術講座」で、今までに8万人以上の女性たちに750回以上の講演を行いながら、25年間に渡り女性のマンション購入を応援し、第一線で活躍中。著書「シングル女性の(特)マンション選び」(講談社)、「元気になる!幸せマンション購入術」(アスコム)、他多数。
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