いろんなコンドミニアムをチェックしつつ、購入選択ポイントのプライオリティを決める!
私たち働く夫婦がコンドミニアムを購入したときの話の続き。
ハワイにコンドミニアム購入実録1
ハワイにコンドミニアム購入実録2
ハワイにコンドミニアム購入実録3
コンドミニアムの内覧を始めた当初は、やはりハワイらしく、海の目の前の物件を探していました。が、途中から海にこだわらなくてもいいかなとマインドチェンジ。
なぜかというと、海を目前にする物件は西陽が異常に強いんですね。あ、もちろんダントツに高価であるということも大きい理由ではありましたが、それ以上に、西陽問題は大問題かと。
オーシャンフロントのホテルのお部屋で過ごしているときはピンときませんでしたが、毎日ずっと強い西陽にさらされているのが自分の持ち家となると、やはり家具やお部屋に飾った絵が日焼けするのが気になりだして…しかもめちゃくちゃ室内の温度が暑くなり、あまりの暑さにカーテンを閉めたくなる日も多々。
また、海とコンドのお部屋の間に道路が走っているパターンが多く、そうなると、テラスが真っ黒に汚れやすく、また塩害も大変で、かなりメンテナンスに気を使うことが発覚したのです。だから、ハワイ在住者の中では、絶対にオーシャンフロントは選ばないという人も数多くいて…話を聞くにつれ、オーシャンフロントにはこだわらないことに。
また、いま流行中であるピカピカの鏡張りがクールなタワーマンションの多くがそうなのですが、テラスがない、または極端にテラスが小さいお部屋は、残念ながら新築コンドのデフォルトです。でもそのチョイスはまったくありません。
だって窓を全開にしてラナイ(テラス)でゆっくり和むのがハワイの醍醐味。密集している場所にある東京の自宅ではできないことをハワイのお部屋でしたいのに、海が見えてもテラスがないのでは、ちょっとさびしすぎる!!!
風に吹かれてラナイでのんびり、ができないならハワイに住む意味がないと言っても過言ではない!!!
なので、私たちとしては、テラスが広いお部屋が第一だね! ということになり、広いラナイのお部屋を探すことになりました。
そしたら、あったんです、すごいのが!
▲アメニティ(共有部分)の良さ、セキュリティの高さもポイント。フロントロビーは広々としていて、安心の24Hコンシェルジュデスクあり。プールも素敵でそれが決め手に!
▲センスの良いBBQコーナーや貸切できるパーティルームがプールの奥に!
広いテラスがお部屋を囲む、マノア渓谷を臨むペントハウスを発見!
出会ってしまったのは、新築コンドミニアムのペントハウス! ペントハウスと言っても、私のお部屋は最上階ではないのですが、うちのコンドは、ガクガクッと3段階に段々状になっていまして、3部屋のみペントハウスなのです。なので、最上階のペントハウスではないけれど、その23階のコンドミニアムの角部屋は、ぐるりとお部屋を一周する形でラナイが広くとられています。他のお部屋は流行りのごとく、小さなラナイがついているのみにも関わらず、です。しかも、うちのお部屋のリビングルームのラナイは、どどーんと虹の谷マノア渓谷に面しています。心地よい風がそよぎ、虹がよく見え、夜景も美しい大変気のいい場所!
▲マノア渓谷は虹の谷。そして水が豊富にある清い場所。マイナスイオンたっぷりの美しいパワースポットからの風が本当に気持ちいい!
別の角度のお部屋からは海も臨め、ハワイらしさも満点! 西陽に困ることもなく、涼しいので夏でもほぼ冷房は使いません。なんとも快適なお部屋を内覧した瞬間、ひと目でココ、と決めました。
気に入った時って、なんにも迷いがないのですよね。多少、当初の予定より高価だったし、ランニングコストはやや気になったけれど、思い切って購入を決定しちゃいました。
さてさて、次回はそのランニングコストについてお話ししましょう。
▲玄関開けたらすぐにキッチンという造りが多いハワイですが、うちは廊下があってリビングがあるという間取りもお気に入り。2LDKです。
<ハワイにコンドミニアムを購入する方法その5につづきます>
初出:しごとなでしこ
武田麻衣子/Maiko Takeda ファッションエディター
大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。
以降、Oggi、Domani、Precious、和楽などで活躍。
ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。
遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、3年前、ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram→@maikotakedaogawa