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LIFESTYLE

2017.07.10

働く夫婦がハワイにコンドを買うまで…実録2【日本とハワイ二重生活者が方法をすべて公開】

ハワイ(オアフ島ワイキキ)と東京。ふたつの都市に自宅をもち、旦那さんと行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイするエディター武田麻衣子さんがハワイの今をお届けします。

ハワイに住むならどこがいい? ハワイカイの新築コンドをCHECK IT!

前回に続いてハワイでコンドミニアムを買ったときの話。ハワイに旅行をするたび、なるべく長く滞在したいという気持ちになってきました。現地にお友達も増え、行きたいお店や場所も増え、ゴルフをしたり、遠出ドライブを楽しんだりしていると、1日が過ぎるのはあっという間。でも、日本でお仕事があるから長くてもせいぜい10日ぐらいなのですが、思い立ったらいつでもすぐに気軽に、しかもなるべく1週間以上滞在できたらいいなーとの気持ちから、コンドミニアム購入を考え始めた私でした。

▲毎日違うサンセットを眺めるのがハワイ滞在の楽しみ。雲の多い日のほうが夕焼けは美しい。

そんなとき、カハラの少し先にある高級住宅街ハワイカイの新築コンドミニアムを購入したご夫婦のお宅に遊びに行きました。ハワイカイは、現地に住んでいる方から大変人気の高い地域。ホノルルマラソンの折り返し地点として有名な場所です。海に面し、景色が良く、近くには大きなショッピングセンターがあって、コストコや有名レストランもあり、とっても住みやすい。入江が大きな池のようになっている地域なので、ヨットが停泊する一軒家があったり、低層コンドミニアムがあったり、リッチなリゾート感が満載で、優雅な雰囲気。ワイキキからは車で20分ぐらいという、少し遠い場所なのがたまに傷。でも、ものすごく気が良くて、カイマナビーチ付近と似たような閑静でハッピーな空気感があります。うちの旦那様はとっても気に入っていました。けれど、私は、中心地からもう少し近いほうがいいかなーと考えていました。語学力の高い方が長期で住んでいるのであればよいけれど、ときどき来る旅行者としては、女子同士で滞在する場合でも、夜、外食ディナーで遅くなったときでも、安心して帰って来られる距離感がいいかなと思っていたから。ハワイは安全だとはいうけれど、でもやっぱり外国です。自分の身は自分で守らなければ。安心、安全面は、いちばん大事なポイントです。

▲ワイキキのキラキラした夜景が大好きです。このなかのどのコンドミニアムに住もうかなと考えるだけでも楽しい!

虹の谷、マノアも素敵! そっか海にこだわらなくてもいいのね

あるときは、ゴルフで知り合ったお友達のマノアの一軒家に遊びに行く機会がありました。ここもまた素敵なところ! 山のほうにあるマノアは、鬱蒼とした木々の景色や高原のような清涼感が素敵な閑静な住宅街です。住宅街の中心地にあるマノアのショッピングセンターやマノアフォールズ(滝をめざすトレッキングコースが快適です)、また、すぐそばのマキキハイツにあるコンテンポラリーミュージアム(モダンアートが展示されている大好きな一軒家ミュージアムです)に行くため、それまでもときどき訪れていましたが、とても品の良い素敵な場所。雨が多く、よく虹が見られるので、パワースポット的な地域だなと思っていました。

うかがったお宅は一軒家。高原の中にいるような涼しい空気のなか、お庭があるお家はとっても素敵でした。ワイキキから10分ほどの場所なのに、遠い山まで来たような静けさ。ビーチから離れた場所でも、オールドハワイ感でいっぱいのローカルな雰囲気が最高。ハワイだからといって、海にこだわらなくてもいいのかなと感じさせてくれた場所です。

▲(左)自宅ベッドルーム。お部屋に飾る絵を購入するのも楽しいこと。いろんなギャラリーをのぞきました。寝室の絵はペギー・ホッパー。(右)林立するコンドミニアムの中から気になるところを内覧。コンドミニアム購入後の今も内覧に行くこともありますよ。

不動産エージェントから空き物件案内をスタート!

ハワイのコンドミニアムは、古いところから新築までさまざまです。だから価格帯もさまざま。探せば私たちでも購入可能なコンドミニアムがあることを知り、じょじょに空き物件をチェックして勉強しようと、不動産エージェントに会いに行くことに。

日本語が話せる担当がいる不動産エージェントはハワイにたくさんありました。物件チェックや銀行のこと、家具などの購入や搬入、購入後の物件管理など、あらゆることを手助けしてくれる大事な存在。だから信頼できるエージェントを見つけることがまずは大事な一歩です。私は友人が実際に物件を購入したエージェントを紹介してもらいました。

エージェントに会ったら、まずは自分がハワイでどういう生活をしたいのか、購入資金はいくらぐらいか、率直に話しました。自分たちを理解してもらうことが必要です。エージェントはラッキーにも年齢の近い信頼できるまじめな日本人女性。ていねいで繊細な方! よかったー。

そのとき、それは2012年。1ドルが約¥80ほどの超円高のときでした。

▲(左)燃えるようなサンセットを見られた日はラッキー。(右)うちのキッチン。珍しいフルーツを買ってきて朝食に。これはフラットピーチという平たい桃。小ぶりだけど甘くておいしい。

<ハワイにコンドミニアムを購入する方法その3につづきます>

初出:しごとなでしこ

武田麻衣子/Maiko Takeda ファッションエディター

大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。
以降、Oggi、Domani、Precious、和楽などで活躍。
ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。
遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、3年前、ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram→@maikotakedaogawa


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