今年アメリカでもっとも住みやすい都市No.1に選ばれたのはホノルルでした♪
・ハワイにコンドミニアム購入実録1
・ハワイにコンドミニアム購入実録2
・ハワイにコンドミニアム購入実録3
・ハワイにコンドミニアム購入実録4
ハワイに行くたび、新しいお店やコンドミニアムができていて、毎回びっくりするのが最近の定番になっています。 どうやらこの7月、オアフ島内のコンドミニアムの中間販売価格(買い手がついたコンドミニアムの最高額から最低額の間となる平均価格のこと)が、なんと史上最高額を記録したのだそう。ますますハワイはプチバブル。これはいいことなのか、悪いことなのか?
今年ホノルル市は、アメリカで最も住みやすい都市1位に選ばれました。安定性、医療、文化環境、教育、インフラなどの5つの内容を比べた結果だそうで、ちなみに世界で住みやすい都市、第1位はオーストラリアのメルボルン、第2位はウイーン、第3位はカナダのバンクーバーだとか。世界でホノルル市は17位(エコノミスト・インテリジェンス・ユニット社調べ)。なんかすごいですね。そんなことからも、ホノルルに建つコンドミニアムの需要はますます高くなっているのでしょうね。本土からの資本流入もわかりますね。
ホノルルは、アメリカ本土資本の高価なタワーマンションが続々建ち、それに伴って固定資産税が年々上がっているし、物価も上がり、家賃はニューヨーク並みとさえ言われる。大きなレストランが増える一方、レストランの家賃も急上昇、その上、これからリカーライセンス代までぐっと上がるという噂もあり、頭が痛いと嘆く経営者も多数。家族経営などの小規模なレストランは運営が難しくなるのではないかしらと心配になってしまいます。
ま、そんな物価も景気も上昇中のハワイですが、コンドミニアムを購入したあとのランニングコストは一体いくらかかるのでしょうか。
物価も景気も上昇中の今のハワイで、買うならどんなコンドミニアムが自分向きなのか熟考!
物価も景気も上昇しているハワイ。コンドミニアム購入後、どのぐらいのランニングコストがかかるのか、気になるところですよね。
1.年間の固定資産税
ハワイにコンドミニアムを買った場合、自分が使用しない期間、そのお部屋を短期で貸し出してインカムを期待したい人も多いと思いますが、その場合は、短期で貸し出せるという条件を持つコンドミニアムを選ばなければならなく、そうしたコンドミニアムの固定資産税はホテルレートとなります。一方、我が家のように長期(6ヶ月単位)でしか貸し出すことができないコンドミニアムは居住者用レート(比較的、高級コンドミニアムは、出入りを管理したいとの理由から、短期貸し出し禁止のところが多いのです)。
もちろんホテルレートは高価となり、たとえば40万ドルのコンドミニアムで比べると、居住者用レートなら1年で約,1,600。ホテルレートなら約,5,160となり、かなりの差に。
とはいえ、便利なワイキキやアラモアナそばに購入するなら、1週間など短期の旅行者に貸し出しができるコンドミニアムを選べば、かなりの収入が期待できるはず。やはりキッチンや洗濯機が付き、ホテルよりも広さのあるコンドミニアムは、旅行者からかなり人気が高く、空室なことがないというお部屋も。
2.毎月かかる管理費(メンテナンスフィー)
もちろん大きさや古さによるけれど、大体100㎡で,600前後。プールやジム、BBQコーナーや24時間コンシェルジュなど、アメニティが充実しているコンドミニアムの管理費は高いということになります。
3.電気代などの光熱費
うちの場合は、水道代、電気代、Wi-Fi代、国内電話代、駐車場1台分は管理費に含まれています。大抵のコンドミニアムはインクルードです。
4.ケーブルTV
日本の番組が含まれるケーブルTV に加入しています。毎月約,40。この金額だと日本チャンネルは、古い邦画やNHKの一部など、大した番組は観れないものの、一応、加入。とはいえ、いつもYouTubeや日本から持参した字幕付きの洋画(日本で購入したDVDが観られるミニポータブルデッキをTVにつなげています)、ゴルフチャンネルを観ることが多いですね。
5.レンタカー代
駐車場付きなのでマイカーを買うこともできますが、私たちは毎回行くたびにレンタカー。車を所有する場合は税金がかかりますね。
6.管理代理人
それから、コンドミニアムを所有する場合、行ったり来たりの別荘扱いの人は、何かあったときのためにすぐに現地に行ける代理人を現地に立てる必要があります。水漏れなどのトラブルがコンドミニアムの所有ユニットで起こった場合、すぐに対処する必要があるから。
通常は、コンド購入の際にアテンドしてくれた不動産業社の中に管理部門があり、毎月一度、お部屋に入り、窓を開けたり、問題がないかチェックしてくれ、緊急時に対処してくれます。またオプションですが、滞在前にルームクリーニングを入れる手配やお部屋のメンテなど現地でのフォローを担当。このユニット管理フィーがうちの場合は毎月,200。
以上。項目を挙げてみると結構かかりますが、ハワイの場合、人気コンドなら価格が下がりにくい(むしろ上がりやすい)というメリットがあります。ランニングコストと使い勝手、未来の売買価格…さまざまな視点から熟考した上で考えたい不動産価値。あなたならどうみる?
初出:しごとなでしこ
武田麻衣子/Maiko Takeda ファッションエディター
大学在学中よりファッション雑誌の編集者としてキャリアをスタート。
以降、Oggi、Domani、Precious、和楽などで活躍。
ゴルフ、歌舞伎鑑賞、ドライブ、クッキングなど、趣味を生かしたカルチャーなページづくりにも定評あり。
遊びや仕事で訪れるたびにハワイ愛が膨れ上がり、3年前、ついにオアフにコンドミニアムを購入。行ったり来たりのデュアルライフをエンジョイ中。
instagram→@maikotakedaogawa