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LIFESTYLE

2024.09.08

2024年の「ハロウィン」は10月の何日? 飾りつけの期限や、仮装の意味なども解説

今年の「ハロウィン」は10月何日か知っていますか? また、「ハロウィン」を楽しむにはどんな風に過ごすのが良いのでしょうか。今年の「ハロウィン」はコロナ禍によって大勢では集まれませんが、家族や少人数で上手に工夫をして楽しみたいものですよね。ここでは、「ハロウィン」の日付や起源、「ハロウィン」の過ごし方などについて紹介していきます。

年中行事は、年によって日にちが変わるものと、毎年同じ日に行われるものがありますね。秋の風物詩「ハロウィン」はどうでしょう? 今年の「ハロウィン」の日程や、飾り付けの日程などを解説します!

2024年の「ハロウィン」は10月の何日?

(c)Shutterstock.com

「ハロウィン」は、毎年10月31日。この日付は変わりませんので、覚えておくといいですね! 2024年の10月31日は木曜日。ホームパーティなどでハロウィンを祝う際は、27日・28日の土日が良さそうです。

「ハロウィン」の起源はアイルランド

「ハロウィン」の起源は、紀元前5世紀ごろ、アイランドにあったケルト民族のお祭「サウィン」だと言われています。ケルト民族は、季節の移り変わりをとても大切にしていたようで、春夏秋冬に大きなお祭りを行っていました。

春の始まりを祝う「インボルク」、夏の始まりを祝う「ベルティネ」、秋の収穫を祝う「ルーナサ」、そして、明るい夏が終わり、暗い闇の季節に入る境目に当たる10月31日から11月1日に行われるのが「サウィン」で、これが「ハロウィン」のルーツだと言われているのです。

「サウィン」ってどんなお祭り?

「サウィン」では、秋の収穫に感謝します。また、ケルト民族のあいだでは、10月31日は異界との隔たりが弱って、妖精などが姿を現したり、死者や悪霊がこの世にやってきたりするようになると考えられていました。

この悪霊を寄せ付けないように仮装をしていたそうで、これが今の「ハロウィン」の元になっていると考えられています。

海外では「ハロウィン」は宗教的なものなの?

(c)Shutterstock.com

ケルト民族の「サウィン」は宗教的な儀式でしたが、その後、ケルト民族はキリスト教に吸収されました。キリスト教徒たちは「サウィン」を取り入れた祭りは行っていましたが、そもそもキリスト教とは関係のないところから始まっているため、欧米諸外国でも「ハロウィン」は、宗教行事ではないとされています。

さまざまな国で「ハロウィン」は、その国の文化と融合して発展してきています。日本では、アメリカから取り入れられたため、仮装をしたり、ホームパーティーをしたりするところが多いようです。

ちなみに、時差はありますが、「ハロウィン」は世界中どこでも10月31日に行われます。

「ハロウィン」の飾りつけは何日から何日まで?

「ハロウィン」が近くなると、テーマパークなどでは「ハロウィン」がテーマになりますし、街なかでも店頭が「ハロウィン」仕様になりますね。時期としては夏の終わり、9月には少しずつみられるようになるといった感じでしょう。

ですが、「ハロウィン」の飾りつけ期間には特に決まりはありません。ゆっくり楽しみたい人は、お店に「ハロウィン」のグッズが並び始めた9月くらいから始めればいいと思いますし、街が「ハロウィン」一色になった10月に始めてもいいかもしれません。

ただ、日本では9月の中旬に中秋の名月があり、いろいろなところでお月見イベントが行われますよね。2024年の中秋は9月17日(火)なので、それを済ませてから「ハロウィン」の飾り付けに取り掛かると、秋を存分に楽しめそうですね!

「ハロウィン」の過ごし方とその理由

(c)Shutterstock.com

では、「ハロウィン」どんな風に楽しむのが良いのでしょうか? 過ごし方の一例をご紹介します。

仮装をする

「ハロウィン」といえば、仮装ですね! 先ほども紹介した通り、10月31日には、この世とあの世がつながりやすくなっていて、悪霊や死神、妖怪などがやってくると考えられていました。迎えるこちら側も妖怪などに扮して、襲われないようにしたことが始まりです。

近年の日本では、大人も子どもも仮装をして楽しむことが多くなってきましたね。とても簡単でおすすめなのが「魔女の宅急便」のキキ。黒いワンピースを着て、赤い大きなリボンをつけて、ホウキを持てば出来上がりです。女の子のいる家庭では、親子でキキになりきっても楽しいのではないでしょうか?

子どもがお菓子をもらうために、各家をまわる

「ハロウィン」でよく聞かれるのが、「トリック・オア・トリート!」という言葉。「お菓子をくれないと、いたずらしちゃうぞ」という意味で、外国では、子どもたちがこう叫びながら家々をめぐります。訪問を受けた方は、いたずらされないようにお菓子を手渡すのですが、そのときには「ハッピー・ハロウィン!」と言いながら渡すのが一般的です。

この遊びも魔除けの意味合いから生まれたものだと言われています。

かぼちゃを飾る

「ハロウィン」でよく見られるのが、大きなカボチャをくりぬいたランタンですね。これは「ジャック・オー・ランタン」といい、「ハロウィン」の起源である、アイルランドのジャックという男の言い伝えに由来すると言われています。

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昔むかし、人を騙してばかりいたジャックという男がいました。ジャックは、「ハロウィン」の夜に魂を取りに来た悪魔に出逢いますが、ジャックは悪魔をも騙して10年間はジャックの魂を取らないように約束を取り交わして追い払いました。そして、10年後。再び悪魔が現れますが、ジャックは、またうまく騙して、今度は「永遠に取らない」と約束させてしまうのです。

その後、長い年月が経って、年老いたジャックは死んでしまうのですが、人を騙してばかりいたジャックは天国に行くことができませんでした。ジャックは仕方なく地獄へ向かうのですが、あの悪魔との約束があるために地獄へもいけません。

行き場をなくしたジャックは、「せめて灯りを」と悪魔に頼んで地獄の火を分けてもらうのですが、ランタンを持っていなかったので、その場に落ちていたカブをくり抜いてランタンにしました。

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これが、「ジャック・オー・ランタン」にまつわる言い伝えです。カブがカボチャになったのは、「ハロウィン」がアメリカで広がってから。アメリカでは、カブよりもカボチャの方が一般的だったからだそうです。

お家で「ハロウィン」を楽しむには

(c)Shutterstock.com

お部屋を「ハロウィン」に合わせて飾り付けたり、カボチャを使ったメニューでホームパーティーをしたり…。100均などには、「ハロウィン」に使えそうなアイテムがたくさん登場しますので、上手に利用したいもの。

小さな子どものいる家庭では、家の中にお菓子を隠して、「お菓子探しゲーム」をしても楽しそう! いつものお菓子も「ハロウィン」仕様のパッケージになっていたりもするので、詰め合わせにしてもいいですね。

最後に

今年の「ハロウィン」は、大勢で集まるのは避けた方がいいかもしれませんが、家族や少人数のグループで、いつもとは違う雰囲気を楽しむのにいい機会です。思い切って、仮装をしてもいいですね! 秋の1日を、家族や気の置けない友達と上手に工夫をして楽しみたいものです。

TOP画像/(c)Shutterstock.com

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