理屈抜きの実践ダイエット−3
これまで、長期休みにトライしたい食事・運動について紹介しました。
前回記事▶︎4つの簡単な運動で2kgは痩せる! 長期休みにぴったりなダイエット
前々回記事▶︎長期休みにダイエット! 1週間で効果が期待できる食事法
さて、3回目は、「やっぱり運動はいやだ」とか、「思ったほど体重落ちないじゃん」という人に書こうと思います。
今までは、食事と運動の「ハイブリッド型」で書いてきました。
運動に関しては、それほどの負荷はないと思いますが、毎日、全部やるのは結構大変ですね。「何か一つだけならできる、なんとか、やる」という人は、「有酸素運動を20分以上」を続けるのが、一番効果的だと思います。会話ができるくらいのスピードでよいので歩いてください。20分以上。
それもいやだという方は、あとは、食事で進めて行くしかありません。
1日のうちの、糖質摂取をもう一回減らしてみてください。2回の人は1回に。1回の人は0回! これは、お米が恋しくなるかも知れませんが、いままで1〜2週間糖質制限を本当に続けた人なら、そろそろ慣れてきているはず。糖質制限も、お米とかパンや麺類が食べたいと思うのは1週間程度。そこを乗り越えれば随分となれてくるはずです。3食のうち、もう1回糖質減らしてみて、あと1週間続けてみてください。タンパク質はしっかり食べて、お腹いっぱいに。
間食は、チーズ、ナッツ類などを。その他のお菓子類はがまん!
これで、きっと、ダイエット開始時に比べると2kgか3kgは減るはずです。
理屈抜きで書いてきましたが、医学的、栄養学的、スポーツ科学的にちゃんと「理屈ある」ダイエット方法ですので、背景にある理屈を知りたい方は別途お問い合わせください。
長期休みにトライしたいダイエット7ヶ条
最後に、おさらいをしておきます。
1. 塩分制限
2. 糖質制限
3. タンパクを十分に摂取
4. カリウム(野菜)を十分に摂取
5. お酒OK!
6. 運動いやなら、20分だけ、速歩き
7. それもいやなら、糖質制限強化
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国立がん研究センター研究所 がん幹細胞研究分野分野長 増富健吉
1995年 金沢大学医学部卒業、2000年 医学博士。
2001年-2007年 ハーバード大学医学部Dana-Farber癌研究所。2007年より現職。
専門は、分子腫瘍学、RNA生物学および内科学。がん細胞の増殖と、コロナウイルスを含むRNAウイルスの増殖に共通の仕組みがあることを突き止めており、双方に効く治療薬の開発が可能かもしれないと考えている。
専門分野:分子腫瘍学、RNAウイルス学、RNAの生化学、内科学。
趣味:筋トレ
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