【目次】
・はじめに
・太らない揚げ物の食べ方、3つのポイント
・油の吸収率にも注目!
・おわりに
はじめに
美味しい揚げ物を食べたい、でも太りたくはない。皆さん一度はそう思ったことがあるのではないでしょうか。そこで、揚げ物が大好きだけど、痩せたい! という方に朗報です。揚げ物を食べるときに、食べ合わせ・食べる時間帯・油の質の3点を意識すれば、太ることなく楽しい揚げ物ライフを送ることが出来るんですよ。この記事では3つのポイントについて解説していきます。
太らない揚げ物の食べ方、3つのポイント
揚げ物=太りやすい食べ物のイメージがありますね。ここでは、「太りやすい揚げ物」を「太りにくい食べ方」に変える、3つのポイントをご紹介します。
■野菜や海藻、きのこと一緒に食べる!
揚げ物には、野菜や海藻、きのこなど、食物繊維が豊富なものを副菜に加えましょう。食物繊維には脂肪の吸収を抑制する働きがあります。揚げ物の定番でもあるキャベツの千切りは、食物繊維が豊富なだけでなく、生食することによって食物酵素を摂ることもできます。揚げ物を食べる前に、キャベツに箸を付けるとさらに効果的です。
また、酵素という点を意識するのであれば、揚げ物に大根おろしを添えたりレモン汁をかけるのがオススメ。脂肪の吸収を穏やかにし、代謝を促す働きがあります。
身体に入った脂肪を代謝させてエネルギーに変えるには、肉や魚、チーズなど動物性食品、舞茸・エリンギに多く含まれているビタミンB2が有効。ビタミンB2は脂質の摂取量が多いほど必要になります。
■揚げ物はお昼など早い時間帯に食べる!
揚げ物は夕食のメインに食べることが多いと思いますが、体脂肪に変えないようにするためには、お昼に食べるのがベスト。
起床後間もない朝食では胃腸に負担がかかります。また、夕食だと活動的な日中と異なり、食後に消費するエネルギーが少ないだけでなく、夜に高カロリーな食事を取るとエネルギーが余り、脂肪として蓄積されやすいのです。
それだけではなく、人間の体内時計も大きく関係します。夜10時頃は体内時計の働きによって「BMAL1」(ビーマルワン)と呼ばれるタンパク質が急増し、脂肪の吸収を促進する働きが活発、太りやすい状態になると言われています。
■油の質にこだわる!
飲食店で食べる場合、「揚げたて」のものを食べられますが、スーパーなどで出来合いの揚げ物を買う場合は、揚げてから確実に時間が経過しています。揚げ油の種類によってその度合いは違うものの、油は時間の経過と共に酸化します。出来合いのものを買って食べるよりも、自宅で作った揚げたての物のほうが、胃腸に負担をかけることなく食べることができます。
自分で揚げるなら、オリーブオイルやキャノーラ油、紅花油などの比較的酸化しにくい油や、体脂肪になりにくいココナッツオイルなど自由に選ぶことが出来るので、油の質を良くすることができます。油の量を調節することができるのも自分で揚げることのメリット。自分で揚げるときは、たっぷりの油よりも少量の油で焼くように揚げるほうが、余計な油を摂らなくて済むのでおすすめです!
油の吸収率にも注目!
揚げ物は揚げ物でも、衣の厚さによって油の吸収率が変わります。
そもそも揚げ物が高カロリーなのは「油を大量に使う調理法であるため」ですが、同じ揚げ物でも衣によって「吸油率」が異なり、カロリーが大きく変わってきます。
揚げ物の吸油率は、下記のように衣が厚くなるほど高くなり、それに伴ってカロリーも上がります。
・素揚げ(衣なし):3~8%
・唐揚げ(小麦粉・片栗粉):6~8%
・天ぷら(水に溶いた小麦粉):15~25%
・フライ(パン粉):10~20%
唐揚げは衣が薄いので、揚げ物の中で比較するのであればヘルシーなほうということになります。
情報提供元:マイクロダイエットネット
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とんかつと 鶏の唐揚げ、どちらを選ぶべき?
ダイエット中に食べたくなったとき、とんかつと鶏のからあげ、どちらを選んだほうが良いのでしょうか。
この究極の揚げ物対決、勝者は… 鶏のからあげです!
そもそも揚げ物が高カロリーなのは「油を大量に使う調理法であるため」ですが、同じ揚げ物でも衣によって「吸油率」が異なり、カロリーが大きく変わってきます。
情報提供元/サニーヘルス株式会社
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おわりに
折角おいしい揚げ物を食べるのなら、食後も良い気分でいたいものです。食物繊維が豊富な副菜と一緒に食べる、お昼など早い時間帯に食べる、油にこだわる。揚げ物を食べるときは、ぜひこれら3点を意識してみてください。
初出:しごとなでしこ