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2021.03.08

デキる大人なら知っておきたい! 普遍的(ふへんてき)の正しい意味や使い方、類語・対義語をまとめて解説

「普遍的」という言葉は見聞きすることはあっても、似たような「一般的」という言葉と意味を混同している人も多いのではないでしょうか。本記事では、「普遍的」の正しい意味や使い方、類語や対義語を交えて解説していきます。

【目次】
「普遍的」の意味とは?
「普遍的」の使い方を例文でチェック
「普遍的」の類語にはどのようなものがある?
「普遍的」の対義語にはどのようなものがある?
最後に

「普遍的」の意味とは?

(c)Shutterstock.com

「普遍的」の意味から解説していきます。

普遍的の意味

「普遍的」は、「ふへんてき」と読みます。「広く行き渡るさま。極めて多くの物事にあてはまるさま」という意味。「普遍」とは、個人がどう考えるかではなく、すべての思考や認識に合致することを言います。「普」とは「一面にひろくゆきわたる」、「遍」とは「もれなくゆきわたる」という意味です。

よく、「普遍的な真理」や「普遍的な価値観」などと言いますよね? これは、認識や行為の根本をなす理論や考え方が、広く一般的に行き渡るという意味で用いられています。

普遍的と一般的の違い

「一般的」とは、「特殊な事物・場合についてでなく、広く認められ行き渡っているさま」という意味。「一般的な事例」「一般的な考え方」などと用いますよね? 特殊な事物ではなく、広い範囲にあてはまり、認められていることを「一般的」と言います。

「普遍的」の対象は「すべてのもの」であるのに対して、「一般的」の対象は「ある部分のほとんどのもの」です。「普遍的」の方が意味合いが深くなります。たとえば、「一般的に、書類はパソコンで作成しています」ということはできますが、「普遍的に、書類はパソコンで作成しています」だと、違和感がありますよね。「一般的」は「すべてではないが、物事に広く当てはまること」なのに対して、「普遍的」は「すべてのものごとに当てはまる」という意味になります。

また、「一般的」は、たとえその考え方に誤りがあったとしても、広い範囲で認められているときにも用いますが、「普遍的」は、正しい認識や価値観を前提として広く認められているときに用います。「普遍的」と「一般的」は非常に似ていますが、ニュアンスが少々異なりますので、正しく理解しておきましょう。

普遍的と不変的の違い

「不変的」は、「変わらないこと。また、そのさま」という意味。「不変的要素」や「不変的な活動」などと用います。いつまでもその状態が変わらない様子という意味です。「普遍的」と読み方は同じですが、意味は全く異なります。

また、いつまでも状態が変わらないという「不変的」の意味を含めて「普遍的」を使うこともあります。たとえば、広く受け入れられ、評価が高く、長い間変わらないデザインについて「普遍的なデザイン」と説明することがありますよね。これは、長く変わらないデザインである理由が、広く受け入れられている要因でもあるため、「普遍的」の中に「不変的」の意味が含まれて使われています。

「普遍的」の意味に「不変的」の意味を含めて使用することがあることから、「不変的」を説明したい時にも「普遍的」を誤用してしまうことがありますので、注意が必要です。

「普遍的」の使い方を例文でチェック

(c)Shutterstock.com

「普遍的」の実際の使い方をみていきましょう。

1:「普遍的な知識を手に入れるには、世界の古典を読むのがよい」

「普遍的」は、哲学的な思想や原理、物事に対する考え方が、広く行き渡っていることを示す時に用いられます。

2:「普遍的とされるデザインであっても、時代とともに変化することがある」

「普遍的」は、芸術や風景などの美しさや製品デザインなどについて、その美的価値が広く認識されていることを説明するのに使われます。すべての国や人々、時代を超えて評価されているファッションやデザイン、芸術に使うことが可能ですよ!

3:「ビジネスの普遍的な本質とは、誰かの悩みを解決する行為である」

広く一般的に行き渡り、あらゆる状況にあてはまるといった、ビジネスの本質を説明する時に、「普遍的」を使うことがあります。また、「普遍的なビジネスモデル」はビジネスを構築する際に重要な概念となります。

「普遍的」の類語にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

「普遍的」の類語をご紹介します。

1:「遍く」

「普遍」の一字である「遍く」は、「あまねく」と読みます。「すべてにわたって」「もれなく」という意味。「遍く知れわたっている」や「太陽の光が遍くその場所を照らしだした」などと使われます。考え方や概念、論理などについて用いる「遍く用いられる法則」などの使い方は、「普遍的」と同じ意味で使うことができます。

「遍く」は、「広く行きわたる」という意味の古文単語である「あまねし」を由来とする言葉で、「普く」とも書きます。文学的・古文的な表現であり、最近は口語で使用する機会はあまりないでしょう。

例文:「先生の小説が大賞を受賞するやいなや、遍く人々に知られることとなった」

2:「全般的」

「全般的」は、「ぜんぱんてき」と読みます。「ある事柄の全体に及ぶさま」という意味。「全般的」の使い方は、例文のように、ある言動や物事の全体・全部に対して何かを表現したいときに用いられます。

例文:「今回のサッカーの大会は、全般的に評価して、特別に優れた選手の参加はありませんでした」

3:「おしなべて」

「おしなべて」は「すべて一様に」という意味。「全体に渡るさま」を言い表し、同じようなものを一つにまとめて表すときに使います。関連するもののすべてにわたってその傾向が見られ、例外が無いことですね。細かい違いについて言及せずに、全体を大まかに表したい場合に「おしなべて」を用います。

例文:「今年の新入生はおしなべて数学の成績がよい」

「普遍的」の対義語にはどのようなものがある?

(c)Shutterstock.com

「普遍的」の対義語をご紹介します。

1:「特殊」

「特殊」は、「とくしゅ」と読みます。「性質・内容などが、他と著しく異なること」、「機能・用途・目的などが限られること。専門・専用であること」や、「限られた範囲のものにしかあてはまらないこと」という意味で、普遍に対立する言葉です。つまり、個々によるものを表し、「特殊な考え方」のように、個々による事象に用いられます。

例文:「この腕時計は特殊なネジを使っているので、素人が簡単には開けられない」

2:「個別的」

「個別的」は、「こべつてき」と読みます。「幾つかあるものがそれぞれ他と関係なく別に存在しているさま」を指す言葉です。広く一般にはあてはまらない「個別的な事情」、「個別的な問題」などと使われます。

例文:「個別的価値と社会的価値について考えてみた」

3:「特異的」

「特異的」は、「とくいてき」と読みます。「特別に他とちがっていること」を表します。広く一般的にあてはまる様子の「普遍的」に対立させて用いられることもありますよ。

例文:「普遍的な物語は、特異的な出来事の集積である」

最後に

(c)Shutterstock.com

いかがでしたか? 「普」も「遍」も「全体にゆきわたる」という意味を持っているので、漢字の意味から「普遍的」を「すべてにゆきわたるさま」とイメージすると理解しやすいかもしれませんね。

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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