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2021.02.16

誹謗中傷する人は心が弱い? 世間の「べき論」に迷わない心構え【心理カウンセラー監修】

自己肯定感が低い人たちを悩ませているのは「心のクセ=心のノイズ」。世間にある「こうすべき」「これが正解」という情報(心のノイズ)に流されない方法って? 人気カウンセラーの山根洋士さんに教えていただきました。

世の中は意外と「どっちでもいい」ことばかり… 心理カウンセラーが教える「他人に振り回されない」ための考え方

▷これまでの記事はこちら

SNSなんかをやっていると、つい他人と自分を比べてしまいますよね。リアルの場でも同じで、他人から自分がどう見えているかが気になったり、「みんなと比べて自分はダメだ」と落ち込んでしまいがちです。

最近は「clubhouse」が話題ですが、新しいツールやブームがあると、「デキる人はやってるのかな」「ああいうの苦手な自分はダメなのかな」「興味ないけど周りの空気的になんか言い出せない」みたいなことを思って、勝手にモヤモヤする方もします。

こういった世間に漂う「こうすべき」「これが正解」という情報は、あなたにとっての「心のノイズ」になります。今回は、このノイズに振り回されないようになる秘訣を教えましょう。

「ジャッジしている自分」に気づけば一気に楽になる

(c)Shutterstock.com

人は誰でも、物事の良い・悪いを自分なりに「ジャッジ」して生きています。あなたの自己肯定感が低くなるのは、そのジャッジのせいだということに気がついているでしょうか?

あなたの ジャッジの基準は、かなりノイズの影響を受けています。例えば「他人ファーストノイズ」がある人は、「兄弟では年上が我慢しないとけない」とか「言いたいことを言うのは悪いこと」などという基準を勝手に作ってしまいます。まわりがジャッジしているわけではないのに、潜在意識にある記憶や経験から、「そうすべきなんだ」と思い込んでいるのです。

例えば、こんなふうに、どっちかが○だ×だと決めるのはノイズの影響です。

痩せている=○ 太っている=×
自分を抑える=○ 言いたい放題に言う=×
自信満々=○ 気弱=×
決めるのが早い=○ 優柔不断=×
話がうまい=○ 口べた=×

でも、このジャッジを別の言葉に変えてみると、まったく見え方が変わります。

ガリガリ=× ふくよか=○
主張が弱い=× はっきりしている=○
傲慢=× 謙虚=○
せっかち=× 慎重=○
おしゃべり=× 思慮深い=○

どうですか? ちょっと見方を変えたら、○と×なんて簡単に入れ替わるんです。

誰か有名な人が正しいと主張していることでも、ちょっと調べれば別の有名人が真逆の主張をしていることがあります。あなたもジャッジをしそうになったら、「またノイズが出てる」と思って、やめてみてください。世の中の大抵のことは「どっちでもいい」んです。

「どっちでもいい精神」で心を守る

(c)Shutterstock.com

ジャッジをやめることには、誹謗中傷に強くなる効果もあります。社会問題化してきている、ネット上の誹謗中傷。自分が誹謗中傷を受けるのは当然つらいですが、人が被害を受けているのを見るのも嫌ですよね。

そんな誹謗中傷に対して、覚えておいてほしいことがあります。

まず、誹謗中傷する人は、「自己肯定感が低い」ということ。むやみに他人を攻撃したり、ムキになったりするのは、自信のなさやコンプレックスの裏返しです。ですから仮にあなたが攻撃を受けたとしても、自己否定する必要はありません。相手も弱いのです。

誹謗中傷を受けるつらさは本人にしかわからないので、あまり勝手なことは言えません。でも相手も自己肯定感が低いのだと思えば、少しは心の逃げ場ができるかもしれません。

そして、誹謗中傷に傷ついてしまうのは、たくさんの人に認められたいという欲求があるからです。認められたいという承認欲求は誰にでもありますが、それが大きすぎると、反動で心にダメージを受けてしまうことがあります。

そんなときこそ、ジャッジをやめて「どっちでもいい」精神になることです。一方で否定されていることも、一方では肯定されることは、多々あります。見方を変えればジャッジは変わる。だから、あなたが否定されることも、肯定されることも、どっちもあるのが自然なのです。

ノイズで歪んだジャッジをやめれば、自分をそのまま受け入れられる

(c)Shutterstock.com

メンタルノイズに気づいたあなたは、もうこれまでのあなたではありません。なぜなら、邪魔されて、過去の嫌な自分が出てきたり、悪い結果になったとしても、「ノイズが邪魔しちゃったなあ」と思えるからです。

気をつけるのは、ノイズが邪魔しそうなシーンになったときです。ノイズの存在がわかっているだけに、邪魔されないように抵抗しようとするかもしれませんが、抵抗しないことが物凄く大事 です。邪魔するときはするし、しないときはしません。邪魔されたら、「邪魔されちゃったなあ」と思うだけでいいんです。

絶対にノイズに邪魔されないと頑張り過ぎると、結果、邪魔されてうまくいかなかったときに、本当なら必要のない無力感を抱いてしまいますからね。

結果が悪くても、思うようにいかなくても、そのまま受け入れてください。

大丈夫です。メンタルノイズに邪魔されたんだから仕方がありません。それも、自分らしさのひとつです。自分のありのままに生きることは、自分のダメなところも認めてあげるということです。ダメだから許せないなんて、思う必要はないんです。

* * *

もっとメンタルノイズについて知りたい! そう思った方は、山根洋士先生の本を読んでみてください。自己肯定感や心のノイズについてより詳しく書かれています。

「自己肯定感低めの人」のための本(アスコム)

お話を伺ったのは… 心のクセを直す「メンタルノイズ」カウンセラー 山根洋士(やまね・ひろし)

これまでに8000人以上の悩みを解決してきた心理カウンセラー。

両親の離婚、熱中していたスポーツの挫折、就職の失敗などを経てノンフィクションライターとして成功をつかむものの、激務でダウン。過労死寸前まで追い詰められ、入院生活を送る中で心理療法と出会って人生が激変。「なんのために生きるのか」を模索した末に、心の風邪薬のようなカウンセリングを提供したいという想いから、カウンセラーになる。

心理学だけでなく、数多くの経営者やプロスポーツ選手、芸能人等への取材経験、AIやロボット工学、脳科学などを取り入れた、メンタルノイズメソッドを開発。実践中心のカウンセリングで一線を画す。

カウンセリングには、著名な精神科医やスピリチュアリスト、占い師などに相談しても結果が出なかった人が殺到。すぐに実践できるワークと、論理的なセッションで好評を博している。

メンタルノイズ心理学 山根洋士公式YouTubeチャンネル

山根洋士@メンタルノイズ心理学 公式Twitter


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