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2020.12.14

大人なら知っておきたい! 初詣の正しいやり方やマナーから、神社とお寺の違い・期間などを詳しくご紹介

お正月のメインイベントといえば、「初詣」ではないでしょうか。参拝には一連のやり方、手順がありますが、あなたは正しくできますか? 本記事では、初詣の正しいやり方やマナー、神社とお寺での違いを基本から解説していきます。

【目次】
初詣のやり方とは?
お寺に初詣に行くときは?
初詣で守りたいマナーとは?
最後に

初詣のやり方とは?

お正月のメインイベントともいうべき初詣。その正しいやり方やマナーを知っていますか? 神社とお寺でも、少しマナーが違いますよ!

(c)Shutterstock.com

初詣の正しいやり方について、順を追って解説します。「そんなのわかってるよ!」という人も、念のため、確認してみてくださいね。

◆初詣はいつまでに行くべき? 関東で関西で期間に違いも

初詣は、3が日の間に行く人が多いと思いますが、松の内の間でも良いとされています。松の内とは、門松などを飾っている間のことで、地方によって期間が少し違います。

関東では1月7日まで、関西では1月15日とするのが一般的です。

ただし、今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のために混雑を避けなければなりません。人が多く集まる神社に行く予定の人は、1月中くらいをめどに、混雑を避けて神社を訪れるほうがいいかもしれませんね。

◆参拝時の服装

初詣のみならず、服装選びはTPOを弁えることが大切です。神社とは、神様がおわすところです。神様のお家にお邪魔すると考えてもいいでしょう。そんな時にはどんな服装を選びますか? 特に厳密な規定などはありませんが、華美なものや肌の露出の多い服装は避け、少し改まった雰囲気のものの方がいいのではないでしょうか。

一方で、季節は真冬ですから防寒対策は入念に。帽子やマフラー、足下の冷え対策などはしっかり目にしておくようにしましょうね。

◆鳥居からが神域

多くの神社には鳥居があります。鳥居とは、神域を表すもので、複数ある場合には最初の鳥居をくぐる前に、身なりをきちんと整えましょう。帽子やマフラーはここで外して。一礼してから、参道を歩いて神前へ向かいましょう。

◆手水舎(ちょうずや)で手や口を清めて

(c)Shutterstock.com

いちばん最初の鳥居のそばに、通常は手水舎があります。境内の奥へ進む前に、ここで手や口をしっかり清めましょう。

手水舎での一般的な作法は次の通りです。

(1)まず、右手に柄杓(ひしゃく)を持ち、左手を洗う

(2)次に、柄杓を左手に持ち替えて、右手を洗う

(3)再び柄杓を右手に持ち替えて、左手で水を受けて口をすすぐ。柄杓に口をつけないように注意しましょう

(4)左手の手のひらを洗う

(5)柄杓を縦にし、自分が持った柄の部分に水を流し、元の位置にもどす

(1)~(5)までの工程を、柄杓1杯の水で行います。

(手水舎の作法については、神社のルールに従ってください)

◆参道の真ん中は歩かない

さあ、参道を歩いて神前に向かいます。参道の真ん中は「正中」と言って、神様が通るところです。ですから、参拝者は真ん中を避けて左側を歩くのが基本です。

また参道では手をつなぎません。幼い子どもは例外として、参道で彼と手をつなぐのはやめておきましょうね。

◆初詣のやり方・願い事の内容について

いよいよ、神前に出たらお参りをしましょう。

手順は、

(1)神前に向かって立ち、姿勢を正す

(2)賽銭を入れる

(3)鈴を鳴らす

(4)もう一度姿勢を正す

(5)二拝二拍手一拝の作法で拝む

となります。

「二拝二拍手一拝」とは、書いて字のごとくですが、2回お辞儀をし、「パン、パン」と2回拍手をしてからお祈りをし、お祈りが終わったら1回お辞儀をしてその場を去ります。

礼は全て、体を90度に曲げる深いお辞儀を、拍手の際には、手のひらをぴったり合わせるのではなく、右手を少し下げておくようにします。

そして、お願いごとをする前にまず、昨年一年の報告と見守ってくださったことに感謝を述べましょう。その後、願いごとを伝えます。あなたの名前と住所も忘れずに。願い事の数や内容に制限はありませんが、常識的な物のほうがいいと思われます。

◆お参りがおわったら絵馬を納めましょう

お参りを済ませたら、おみくじを引いたり、お札やお守りを受けたりする人が多いと思います。なかでも、願いをしっかり神様に届けたい、と思う人は、ぜひ絵馬を。絵馬は、自分の願いをより明確に神様に届けるためのもの。願いごとに加え、住所、名前、日付などをはっきり書くといいですね。

お寺に初詣に行くときは?

(c)Shutterstock.com

ここまでは、神社へ初詣に行く場合のマナーを解説しました。日本には古来、お正月には歳神様をお迎えするという風習があることから、初詣は神社に行く人が多いのですが、お寺に行ってはいけないということではありません。

お寺の山門は、神社における鳥居と同じで、俗世との境目にあたります。お寺を訪れるときには、山門前で身なりを整え、気持ちを落ち着けて中へ入ります。

また、仏前では拍手をしません。手水舎で手や口を清めた後、ご本尊をまつる本堂前に香炉がある場合には線香などを供えて身を清めます。ご本尊の前では、お賽銭を入れ、深く一礼した後、静かに手を合わせてお祈りを。最後にもう一度礼をして終了です。

初詣で守りたいマナーとは?

(c)Shutterstock.com

初詣でしてはいけないことには、次のようなものがあります。ほかにも、神社やお寺の案内にしたがうことも大切ですね。

◆大声で話すなどの行動

先にも述べましたが、境内は神様や仏様のお家です。人の家で大声で騒いだりしませんよね。それと同様に、神社やお寺で大声を出すことはマナー違反です。

◆お札やお守りの処分方法

昨年いただいたお札やお守りは、神社やお寺へ感謝の気持ちとともにお返ししましょう。できれば、昨年受けた神社へお返しするのが理想ですが、難しい時には別の神社へ持って行ってもいいようです。詳しくは、神社やお寺に尋ねてくださいね。

神棚からお札を下げる時には、手や口を清めてから。手を合わせ、一年間見守ってくださった感謝を唱えて下げましょう。

◆引いた後のおみくじは?

引いた後のおみくじは、境内の木などに結んで帰る人が多いのですが、絶対ではありません。神仏からのありがたいメッセージなので、持ち帰って常に持ち歩いてもいいのです。また、凶の場合には、利き手でないほうの手で結ぶと、吉に転じるとも言われます。

最後に

(c)Shutterstock.com

いかがでしたか? 初詣の基礎知識を解説しました、みなさんの初詣に役立ててもらえるとうれしいです。新しい一年が、健やかで楽しいものになりますように!

TOP画像/(c)Shutterstock.com


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