謎の合言葉「べびたっぴ」ってどういう意味？使用例・関連語をわかりやすく紹介

「べびたっぴ」という言葉をご存知でしょうか？若い世代の間で流行ったあのドリンクにまつわる言葉使いです。本記事は、「べびたっぴ」の意味やその使用例、関連する言葉とともにご紹介していきます。

目次Contents

1 「べびたっぴ」の意味や由来は？
2 「べびたっぴ」の使い方は？例文でチェック
3 「べびたっぴ」の関連語にはどのようなものがある？
4 おさえておきたい若者言葉5選！
5 最後に

「べびたっぴ」の意味や由来は？

「べびたっぴ」という言葉をご存知でしょうか？すっかりスタバのラテと並び立つ存在になった、あのドリンクの飲み方です。今回は、「べびたっぴ」の意味や使用例を、関連語とともにご紹介していきます。

◆「べびたっぴ」の意味

「べびたっぴ」は、タピオカにストローを刺す際にする掛け声です。「べびたっぴ！」の掛け声とともに、タピオカドリンクにストローを刺すというエンターテインメント要素の混ざったやり方が、タピオカブームの際、若者の間に瞬く間に広がりました。ちなみにカタカナ表記の「ベビタッピ」も同じ意味です。

◆「べびたっぴ」の由来

この言葉は、大阪府大阪市にある「ベビタピ」というタピオカドリンク専門店から生まれました。この店では有名なTikToker（TikTokで動画をアップしているユーザーのこと）が店員となってSNS上で宣伝を行ったことから、この掛け声が10代の若者中心に爆発的広まりました。

タピオカを手渡す際に、
「べび」（カップの左サイドにストローを刺すフリをする）
「たっ」（カップの右サイドにストローを刺すフリをする）
「ぴっ」（カップの中央にストローを刺す）

の動作と掛け声と共にストローを刺します。このお店に限らず、現在では自分でストローを刺す時にも、この掛け声と動作をする人もいるようです。

「べびたっぴ」の使い方は？例文でチェック

それでは「べびたっぴ」の実際の使用例を見ていきましょう。

1：「べびたっぴしてきた！」

「タピオカを買って飲んだこと」を「べびたっぴした」と表現しています。XやInstagramなどのSNSでは、「べびたっぴ」の掛け声と動作をしながらストローを刺す動画が一時期、トレンドになっていました。

2：「べびたっぴからのボブサップからのたまごっち」

「べびたっぴからの～」の後に「○○○っ○」に当てはまる単語を続けることで、韻を踏むという遊びです。後に続く語とタピオカの関連はなく、とにかく語呂が合ったものをリズムよく繋げます。

3：「今日はスタバでべびたっぴ」

スターバックスで買った飲み物を飲んだ、といった内容です。「べびたっぴ」はタピオカミルクティーに限らず、「ストローを刺すタイプの飲み物全般を飲むこと」を指す言葉へと意味を広げています。コーヒーやジュースなどストロータイプの飲み物には、なんにでも「べびたっぴ」の掛け声は使えますよ。

「べびたっぴ」の関連語にはどのようなものがある？

それでは「べびたっぴ」の関連語をチェックしてみましょう。いずれも「タピオカドリンク」に関わるフレーズです。

「タピる」

「タピる」とは、「タピオカドリンクを飲む」または「タピオカを食べる」という意味で使われている言葉です。「タピオカ」に動詞の「する」が合わさった造語になります。

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「タピ活」

「タピ活」とは、ずばり「タピオカ活動」のことを指します。「タピオカ活動」とは、端的に言えばタピオカドリンクを飲みに行くこと。加えて写真を撮ることも重要な要素です。タピオカドリンクを何人もの女性が持って乾杯しているアップの写真や、手に持ったタピオカドリンクと店の看板が映った写真をInstagramで目にしない日はないほど、一世を風靡しましたよね。