Oggi.jp

おしゃれもキャリアも。働く女性のWebメディア

facebook twitter instagram line search

フリーワードで検索

人気のキーワード

  1. トップ
  2. ビューティ
  3. 健康
  4. 生理の知識
  5. デリケートゾーンの痒み… 原因は? 自分で出来る解決策は?【医師監修】

BEAUTY

2020.05.19

デリケートゾーンの痒み… 原因は? 自分で出来る解決策は?【医師監修】

悩んでいる方も多いデリケートゾーンのかゆみなどのトラブルについて。婦人科系の悩みをテーマとした不妊治療の名医・杉山力一医師によるカラダの不調解決コラム。

デリケートゾーンのよくあるトラブルと解決法 ~痒み編~

女性のデリケートゾーンは皮膚がとても薄く、下着による締め付けで湿気がこもったり、摩擦や刺激をダイレクトに受けたりしやすいパーツでもあるので、痒みのトラブルに悩む女性も多いのではないでしょうか?

こうしたトラブルは、まわりにはなかなか相談しづらく、ベストな解決策がわからないと不安・ストレスを感じてしまいますよね。

ここでは、デリケートゾーンのよくあるトラブル・痒みがどうして起こるのか、気になる原因と、いつも清潔感のあるデリケートゾーンを維持するためのケア方法についてご紹介します。

◆デリケートゾーンのよくあるトラブル・痒みが起こる原因とは?

(c)Shutterstock.com

デリケートゾーンの痒みは、お肌はもちろん、心にも与える負担が大きいですよね。いつも健やかなデリケートゾーンを維持して、お仕事もプライベートも思いっきり楽しむことができるよう、デリケートゾーンの痒みの原因から知っていきましょう。

汗や温熱、ナプキンなど外部の刺激によるもの

女性のデリケートゾーンは、常に下着によって締め付けられ、空気や熱が内部にこもりやすい状態になっています。

すると、皮膚から汗・皮脂の分泌が過剰になり、デリケートゾーンに刺激がかかるので、痒みを感じたり、赤みを帯びたりしてしまうことがあります。

また、おりものや生理の経血なども、皮膚の痒みをともなう分泌物が含まれているため、デリケートゾーンの皮膚に強く反応し、刺激を与えて痒みを強めてしまいます。

性感染症によるもの

女性のデリケートゾーンの痒みの多くは、前項にてご紹介した外的な刺激が多いものの、痒みが長期化していたり、皮膚のただれ・痛みなどを伴ったりしている場合は、性感染症が原因かもしれません。

性的な接触によって感染する病気のことをいう性感染症は、細菌・ウィルスが皮膚の内部に入り込み、温熱や皮脂、汚れの分泌と混ざり合って痒みを引き起こした状態です。

性感染症には、次のような種類・特徴があります。

・性器ヘルペス:単純ヘルペスというウイルスによって感染し、痒みと強い痛みを併発することがあります。
・性器クラミジア:日本ではもっとも多い性感染症といわれ、子宮頚管炎から不妊につながるリスクも。
・膣トリコモナス症:単細胞の微生物による感染症のことをいい、おりものに悪臭がしたり、激しい痒みが起こったりします。

◆デリケートゾーンのよくあるトラブル・痒みの解決策は?

(c)Shutterstock.com

デリケートゾーンに痒みを感じた場合は・・・

・外的な要因の場合:セルフケア
・感染症が原因の場合:セルフケア・独自判断を避け、専門医による診察や治療を受ける

早めに不快なトラブルを解決するために、デリケートゾーンのセルフケアとクリニック治療を受けるときの判断方法のふたつのポイントをまとめてご紹介します。

デリケートゾーンの痒みのセルフケア

デリケートゾーンの痒みが気になるときは・・・

・コットン素材の下着を身につける
・低刺激または無添加処方、デリケートゾーン専用の洗浄料を使う
・外用薬を使う

といった方法がおすすめです。

女性が好んで身につけることの多い化学繊維素材の下着は、お肌に刺激が強く、摩擦が起こりやすい素材となっているので、デリケートゾーンの痒みが気になるときは着用を避け、皮膚をやわらかに包み込み、通気性に優れたコットン素材の下着を身につけるようにしましょう。

また、デリケートゾーンの毎日のセルフケアは、皮膚を清潔に保つことが解決策のひとつになるため、殺菌・弱酸性のデリケートゾーン専用洗浄料を選ぶと、痒みのもととなる雑菌の繁殖を抑えることができます。

デリケートゾーンの痒みに外用薬を使う場合は、痒みを抑える効果が認可された、リドカイン・アラントイン・グリチルレチン酸など、「抗ヒスタミン成分」を配合した商品がおすすめです。

デリケートゾーンの痒みの治療を受けるときの判断基準

デリケートゾーンの痒みが長期化していたり、その他のお肌トラブルが併発していたりする場合は、セルフケアでは対処できない・トラブルが悪化してしまうケースもあるので要注意です。

ここで、デリケートゾーンの痒みの治療が必要な判断基準を参考にしてみましょう。

・痒みが強く激しい、広範囲に痒みが広がっている
・潰瘍や水ぶくれがある
・生理時にドロッとした経血が出てくる
・いつもよりもおりものの量が多く、ニオイがキツい
・デリケートゾーンの正しいセルフケアをしても痒みが引かない

~おわりに~

(c)Shutterstock.com

デリケートゾーンの痒みが気になると、ストレスや早く治したいという気持ちで焦り、ついつい刺激・摩擦を与えるケアをしてしまうことはありませんか?

他のお肌よりも敏感なデリケートゾーンを優しくいたわるようなケアを心がけて、普段から痒みの予防をしていきましょうね♪

TOP画像/(c)Shutterstock.com

医師 杉山力一

杉山産婦人科院長。不妊治療の名医。日本における生み分け法の権威・杉山四郎医師の孫。

東京医科大学産科婦人科医局では不妊治療・体外受精を専門に研究。その後、1999年より杉山産婦人科勤務。

監修する女性向けアプリ「eggs LAB」では、独自ロジックにより、アプリでの問診で自身の情報を入力することで、これまでにない高い精度での生理日・排卵日予測を実現。不安定な生理周期にも対応した適切なアドバイスや、妊活に関する情報まで、個々の身体の状態にフィットした「あなただけの/あなたのための/今欲しい情報」を発信中。


Today’s Access Ranking

ランキング

2020.08.15

編集部のおすすめ Recommended

Feature