「私、健康だから全然大丈夫!」と、自覚症状がない人ほど根拠のない健康自慢しますよね?
そんな思い込みは、あてになりません!
これから妊活を始める人も、将来的には子供が欲しいと思っている人も、まずは自分の体を総点検から始めましょう。
特に婦人科トラブルを早めに回避するためにも、女性なら絶対にしておくべき婦人科検診リストをまとめました。
やっておくべき婦人科検診リスト1
【乳がんのチェック】
30代前半の有名人の乳がん公表はDomani世代の私たちにとって衝撃的だったけれど、乳がんは年々増加しているという。
「乳がんは女性のがんの中で最も多く、年々増加しています。特に多いのは40代以降ですが、若年性乳がんは進行が早いことも多いので要注意です」(濱岡 剛先生)
「日本は先進国で唯一、乳がんの死亡率も増加中です。乳がんは早期発見できれば90%以上、命が助かるがん。でも欧米の乳がん検診受診率70〜80%に対し、日本は約30%。そのため見つかったときに進行がんである場合が多く、死亡率 が減らないのです」(増田美加さん)
乳がん検診の詳細は体験レポートをチェック!
▶「マンモグラフィで乳がんが見つかりにくい「高濃度乳房」って? 自分の乳腺濃度を知ろう」
やっておくべき婦人科検診リスト2
【子宮・卵巣のチェック】
子宮頸がんは若い女性にこそ多いがん。子宮頸がん検診は、20歳以上なら多くの自治体で、無料または安価で受けられることが多いんです。でも、婦人科検診って痛いの? 恥ずかしさは? かかる時間は?と不安も多い検査です。そこで、Oggi世代代表のイラストレーター・ヤマサキミノリさんが体験レポート!
婦人科検診を受けるのは4年ぶりというヤマサキさん。「金属の器具で無理に広げられている感触が苦手なんです」と最初は不安顔。しかし検査後は「久しぶりの受診だったからか、ブラシが入ってくると思わず構えてしまったけれど、痛みはそれほどありませんでした」とホッとした表情でした。
子宮・卵巣検診の詳細は体験レポートをチェック!
▶婦人科検診って何をする? アラサーの不安解消をするリアルルポ公開です
こちらもあわせてチェック!
▶初めての女性検診 虎の巻3「子宮・卵巣の検査 受けてみました!」
検診に行くその前に…きちんと知っておこう!
アラサーの「婦人科トラブル」
今さら誰にも聞けない…だから行くのが億劫で…なんて人は、検診に行く前にしっかりおさらいを。
なんと、子宮頸がん検診 受診率42.1%!(OECD, OECDHealth Statistics 2015)
日本での検診率は年々上昇しているものの、「受ける時間がない」などという人も多く、アメリカ84.5%、イギリス77.5%などに遠く及ばない。
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「よい病院選びは?」「がんが見つかったら?」まだまだ知りたい!
お医者さんに聞いたQ&A集
女性検診を受けたいけれど、まだまだ不安がいっぱいという人のために、さらに気になる疑問にお答え!
Q.検診さえ受けていれば大丈夫ですか?
A.検診で見落とす可能性も。定期的に受けるようにし、セルフチェックもこまめに
「一回検診を受けても見落としがないとは限らないので、定期的に受けることが大切」(増田さん)。「乳がんは、自分でもこまめにセルフチェックをすることがおすすめ。お風呂で体を洗うときに、指でのの字を描くように乳房からわきの下までなでて、しこりなどがないか確認を」(濱岡先生)
▶初めての女性検診 虎の巻4「よい病院選びは?」「がんが見つかったら?」etc.もっと知りたい!女性検診Q&A
将来、産みたくなったときのために
アラサー世代のための“妊活”の基本
出産の予定がなくても、これだけはおさえておきたい! 女性の妊娠する力と、タイムリミットについて、〝妊活〟の心構えを解説します!
▶“妊活”の基本とは? アラサー世代の「産みたくなったら」に備えて
初出:しごとなでしこ