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BEAUTY

2017.04.09

アラサー世代の婦人科データ公開! 知っておきたい平均値や割合をまとめました

仕事もプライベートも忙しいOggi世代。ついつい、体の不調やトラブルのサインを見ないふりしていませんか?

結婚や出産を控える人も多い今こそ、自分の体ときちんと向き合うことが重要なのです!

しごとなでしこでは、Oggi5月号の掲載記事『アラサーのための「婦人化」の教科書』を5回にわたってトピックにまとめました。代表的な病気や不調から最新の婦人科データまで、お医者様に直接聞いた正しい知識でお届けします。

【第一章 知っておきたい婦人科トラブル】

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知っておいて損はなし!
Oggi世代の人生を左右する婦人科データ

Oggiブレーンへのアンケート結果や厚生労働省などの大規模な調査からは、意外に知らない婦人科の現実が浮き彫りに。将来の健康や出産を視野に入れると、どれも他人ごとではありません。今私たちが何をすべきか考えるヒントにして!

Oggi読者のうち「将来出産したい」人82%

(Oggiブレーンアンケート/編集部調べ)

現在子供がいない&妊娠していないOggi読者の中で、8割超が、平均36歳までに産みたいと回答。すでに妊活中の人も15%。

生理の回数450回以上(1〜2回出産した場合)

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(The evolution of humanreproduction. Proc R Soc Lond B.Biol Sci. 1976)
女性が何回も出産していた昔は、妊娠&授乳で生理がない期間も長かった。現在は出産回数が減り初潮年齢も低下、生理回数は増加傾向に。

現在増えている性感染症「梅毒」

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(梅毒報告数の推移 ※2016年は39週までの報告/厚生労働省)
梅毒患者数が5年間で約4倍に。原因ははっきりしていないが、中でも20代の女性の増加が著しい。放置すると脳や心臓に合併症を起こすことも。

Oggi読者のうち婦人科トラブルのある人72%
(Oggiブレーンアンケート/編集部調べ)
回答者の平均年齢は32.6歳。気になるトラブルは多い順に生理痛、生理不順、PMS。子宮筋腫や、子宮頸がんの前段階と診断されている人も。

平均初産年齢30.7歳

(2015年人口動態統計 第1子出生時の母の平均年齢/厚生労働省)
晩婚化が進む現代、第1子出産時の母親の年齢は’11年に初めて30歳を超え、今も上昇中。第1子の約2割が35歳以上の母親から生まれている。

子宮頸がん検診 受診率42.1%

(OECD, OECDHealth Statistics 2015)
日本での検診率は年々上昇しているものの、「受ける時間がない」などという人も多く、アメリカ84.5%、イギリス77.5%などに遠く及ばない。

平均子供数1.46人

(2015年人口動態統計 合計特殊出生率/厚生労働省)
日本でひとりの女性が生涯で産む子供の数は、過去最低の1.26人を記録した’05年以降、微増傾向。もっとも多い沖縄は1.94人、少ない東京は1.17人。

体外受精で生まれる子供 21人にひとり

(2014年/日本産科婦人科学会調べ)
’14年に医療機関で実施された体外受精は39万3745件。その結果生まれた子供は前年より約4700人多い4万7322人で、全体の約4.7%に。

子宮頸がんが急増する年代 20代後半

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(2012年子宮頸がん年齢階級別罹患率/国立がん研究センターがん対策情報センター)
日本の子宮頸がん発症数は年間約1万900例(上皮内がんを除く)。罹患率は20代から40歳前後まで高くなる。発症数全体は近年減りつつある。

教えてくれたお医者様はこの3人

医師・医療ジャーナリスト/森田 豊先生
秋田大学医学部、東京大学大学院医学系研究科を修了後、ハーバード大学専任講師などを歴任。現役の医師のかたわら、TVドラマ「ドクターX~外科医・大門未知子~」で医療監修を務めたことも。

順天堂大学 婦人科 教授/北出真理先生
子宮筋腫や子宮内膜症、卵巣のう腫などの腹腔鏡手術をはじめ、不妊症や月経異常、女性アスリート診療などが専門。同科に新設された女性低侵襲外科・リプロダクションセンターのセンター長も務める。

イーク表参道 副院長/高尾美穂先生
東京慈恵会医科大学大学院修了後、東京慈恵医大附属病院、東京労災病院などを経て現職。女性の健康をトータルにサポートするほか、スポーツドクターとして産後のヨガプログラムも実施。

(「【第三章 婦人科検診、受けてみました!】お医者様が答えます!アラサーのための“婦人科”の教科書」につづく)

2017年Oggi5月号「お医者様が答えます! アラサーのための“婦人科”の教科書」より。
【本誌掲載時スタッフ イラスト/ヤマサキミノリ 構成/酒井亜希子・佐々木恵(スタッフ・オン)】

初出:しごとなでしこ

Oggi5月号

アラウンド30歳からの働く女性に向けて、シンプルでセンスのよい、ベーシックなファッションを提案する月刊誌。トレンドを追いかけるのではなく、「着る人が素敵に見える」「本人も周りも心地よい」スタイルを追求している「Oggi」のためし読みと購入ができます


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Oggi5月号46ページに掲載している、アルアバイルのライトベージュのジャケットの値段に誤りがありました。正しくは¥49,500になります。
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